ゴーラッシュ!!(フェイザーのみ)
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どれだけ厚着をしようとも洋服越しに風の冷たさが肌に伝わる冬のある日、いつも通り学校が終わってから特に寄る所もないのでいつものカドショに寄ってから帰ろうとした時突然目の前に覆面を被り刺股を手にした全身黒ずくめの集団に取り囲まれた。一体何事かと思い、覆面達に対して声を掛けるものの返ってくるのは「サスマタ」の一言のみ。いや、意味が分からん。分からないから俺はとりあえずそいつらを振り切って逃げることにした。意表を突いた事で何とかその場を切り抜けられたのだが、少ししたら別の覆面達が現れたのでそいつらの間を抜けて逃げようとしたのだがそう簡単に上手くいくわけもなく。俺は奴らに捕まってしまった。
「総帥に報告しろ、ターゲットを確保したと」
俺を縄で縛り上げた後、覆面の1人が部下に対して誰かに報告をしろと命令したのが聞こえた。何だよお前ら喋れるんかよ。
「おい、俺をどうする気だ」
「サスマタ」
「いや、サスマタじゃ分からねえよ…」
何でさっきは人の言葉を話していたのに突然サスマタに戻るんだよ、ふざけてんのかよ。突然の事態に文句ばかり口を突いて出てくる俺を覆面達は意にも介さずそのままどこかへ連行していく。下手に逃げたとしてもまた捕まるだけな上に目的も分からない。で、あれば、ここは一旦大人しくこいつらに従ってみるとするか。そう考えた俺はこのサスマタ軍団に運ばれながら考えた。これはどうでもいいのだが、運ぶ時俺を揺らすのやめろ。普通に酔うから。
「総帥、ターゲットをお連れいたしました」
「うむ、ご苦労だった。下がってくれ」
そうこうしている内に俺は「MIK」という形の奇妙な造形のビルへ連れ込まれたかと思えば、サスマタ軍団にやや雑に床に落とされた。何で運ぶ時も下ろす時も雑なんだよ、もう少し丁寧に扱えよと文句の1つ言ってやろうとした時俺の目の前に見覚えのある人物が現れた。
「ゆめお、大丈夫か?」
「…これを見て大丈夫だと思うか?フェイザー…」
青みのある緑の中に一部分だけ赤と特徴的な髪色に、漆黒のコートにこのやたら聴き心地の良い声は竜宮フェイザー。俺の知り合いであり密かに俺が片思いをしている男である。はい、そこ男同士だろと野暮なツッコミはしないように。今、多様性の時代なんで。
「手荒な真似をしてすまなかった、お前に電話をしても出てくれなかったので部下達に頼んだんだ、ゆめおを捕まえてくれと」
「部下って、あのサスマタサスマタ言う奴らか?」
「そうだ」
フェイザーに縄を解いてもらった後にスマホを見ると確かに通知画面にてフェイザーから電話が繰り返し来ていた事が分かった。どういう理由かは分からないが、それだけ切羽詰まっていたのならば仕方ない。フェイザーの顔の良さに免じて今日は許してやろう。
「で、俺に何の用?」
「あ、あぁ…実はお前に渡したいものがあってな」
少し待っていてくれ、そう言って部屋の奥に消えた後戻ってきたフェイザーの両手には何やらそこそこのサイズの四角い容器がある。何だと見つめているとそれがフェイザーによって差し出された。
「これは?」
「ゆめおはケーキが好きだと聞いたから作ったんだ。少々不格好になってしまったが味は悪くない筈だ」
箱の蓋を開けるとそこには、小さなホールケーキが鎮座している。何故かデフォルメされたミニフェイザーのイラストがケーキにプリントされている(可愛い)
「フェイザー、お前お菓子作れるんだな!凄えよこれ」
「王道遊歩や六葉アサカ達に手伝ってもらったのだ、バレンタインでお前に何か渡せればと思ってな…」
「バレンタイン…」
フェイザーの言葉により、俺は今更バレンタインの存在を思い出す。そういえば今日ってバレンタインじゃん。え、てかフェイザーわざわざ俺の為に用意してくれたのかよ、こんな凄いケーキを…これは流石に、そういうことだよな?何とも思ってない奴にわざわざ手作りのケーキなんて渡さないよな
「なぁ、フェイザー」
「何だ」
「これってさ、義理…じゃねえよな?」
「…そ、れは」
「本命ってことで受け取っていいんだよな?」
普段は海のように涼しい表情を浮かべるフェイザーだったが、この時ばかりは茹でダコの様に顔を真っ赤にしていたのが可愛かったというのは俺の心の中に留めておくことにしよう
「総帥に報告しろ、ターゲットを確保したと」
俺を縄で縛り上げた後、覆面の1人が部下に対して誰かに報告をしろと命令したのが聞こえた。何だよお前ら喋れるんかよ。
「おい、俺をどうする気だ」
「サスマタ」
「いや、サスマタじゃ分からねえよ…」
何でさっきは人の言葉を話していたのに突然サスマタに戻るんだよ、ふざけてんのかよ。突然の事態に文句ばかり口を突いて出てくる俺を覆面達は意にも介さずそのままどこかへ連行していく。下手に逃げたとしてもまた捕まるだけな上に目的も分からない。で、あれば、ここは一旦大人しくこいつらに従ってみるとするか。そう考えた俺はこのサスマタ軍団に運ばれながら考えた。これはどうでもいいのだが、運ぶ時俺を揺らすのやめろ。普通に酔うから。
「総帥、ターゲットをお連れいたしました」
「うむ、ご苦労だった。下がってくれ」
そうこうしている内に俺は「MIK」という形の奇妙な造形のビルへ連れ込まれたかと思えば、サスマタ軍団にやや雑に床に落とされた。何で運ぶ時も下ろす時も雑なんだよ、もう少し丁寧に扱えよと文句の1つ言ってやろうとした時俺の目の前に見覚えのある人物が現れた。
「ゆめお、大丈夫か?」
「…これを見て大丈夫だと思うか?フェイザー…」
青みのある緑の中に一部分だけ赤と特徴的な髪色に、漆黒のコートにこのやたら聴き心地の良い声は竜宮フェイザー。俺の知り合いであり密かに俺が片思いをしている男である。はい、そこ男同士だろと野暮なツッコミはしないように。今、多様性の時代なんで。
「手荒な真似をしてすまなかった、お前に電話をしても出てくれなかったので部下達に頼んだんだ、ゆめおを捕まえてくれと」
「部下って、あのサスマタサスマタ言う奴らか?」
「そうだ」
フェイザーに縄を解いてもらった後にスマホを見ると確かに通知画面にてフェイザーから電話が繰り返し来ていた事が分かった。どういう理由かは分からないが、それだけ切羽詰まっていたのならば仕方ない。フェイザーの顔の良さに免じて今日は許してやろう。
「で、俺に何の用?」
「あ、あぁ…実はお前に渡したいものがあってな」
少し待っていてくれ、そう言って部屋の奥に消えた後戻ってきたフェイザーの両手には何やらそこそこのサイズの四角い容器がある。何だと見つめているとそれがフェイザーによって差し出された。
「これは?」
「ゆめおはケーキが好きだと聞いたから作ったんだ。少々不格好になってしまったが味は悪くない筈だ」
箱の蓋を開けるとそこには、小さなホールケーキが鎮座している。何故かデフォルメされたミニフェイザーのイラストがケーキにプリントされている(可愛い)
「フェイザー、お前お菓子作れるんだな!凄えよこれ」
「王道遊歩や六葉アサカ達に手伝ってもらったのだ、バレンタインでお前に何か渡せればと思ってな…」
「バレンタイン…」
フェイザーの言葉により、俺は今更バレンタインの存在を思い出す。そういえば今日ってバレンタインじゃん。え、てかフェイザーわざわざ俺の為に用意してくれたのかよ、こんな凄いケーキを…これは流石に、そういうことだよな?何とも思ってない奴にわざわざ手作りのケーキなんて渡さないよな
「なぁ、フェイザー」
「何だ」
「これってさ、義理…じゃねえよな?」
「…そ、れは」
「本命ってことで受け取っていいんだよな?」
普段は海のように涼しい表情を浮かべるフェイザーだったが、この時ばかりは茹でダコの様に顔を真っ赤にしていたのが可愛かったというのは俺の心の中に留めておくことにしよう
