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女体化 それは、男性が何らかの理由で突然女性の身体になるという創作において幅広い世代に好まれる架空の現象の事を指す。女体化と言っても先天的に女性の身体になっている場合と後天的に女性の身体になってしまう2パターンある。女体化の魅力は、もしかしたらあったかもしれないIFが見れる事であろう。例えば原作にて王様として存在していた強い男キャラクターが突然女性の身体となることで、それまで持ち得ていた王としての権威や能力等が奪われた上に、それまで自分より下の者として見下していた家来達に組み敷かれ快楽を刷り込まれるシチュエーションに対して性的な興奮を得る者は多いだろう。今のはあくまで一つの例えだが、けして成人向け作品のみでしか女体化を扱っている訳ではない。過去人気を博した少年向け漫画でも主人公の男がある条件を満たす事で女体化してしまうという内容がある。更に時代を遡れば江戸時代には既に女体化は存在する。前置きが長くなってしまったがこの様に古くから愛される女体化というジャンルではあるが、ここにもその魅力に惹かれる者がまた1人生まれた。
「漸く完成した…」
パソコンの画面に映し出された美少女のイラストを眺めながらゆめおはポツリと1人呟いた。画面に映し出されるのは長い白髪と燃え上がる赤の髪、涼やかな印象の受ける切れ長の目に、白と黄緑があしらわれた純白のコートを羽織るスレンダー美人なのだが、実はこれはゆめおがある男性をモデルに描いたイラストである。
「いつもの了見さんも最高だが、女体化の了見さんもいいな!?」
ゆめおがイラストのモデルとしたのは自身の恋人の鴻上了見であった。何故恋人を題材とした絵を描いたかというと最初のきっかけはほんの出来心であった。先日、自室のソファに寝転がりながらSNSをぼんやりと眺めていた時偶然あるものが目に入った。それは某人気作品の有名キャラを女体化させたファンアートであった。それを目にした時その絵の女性がどこか了見に似ている様に見えた。ゆめお自身それまで女体化が特別好きという訳ではなかったのだが何となく出来心で描いてみたところ自分が想定していた以上の絵が完成したのだ。それからゆめおはこれまでにいくつも了見を女体化させたifのイラストを何枚も描く様になった。
「よし、早速投稿だ!」
鼻息を荒くしながらゆめおは自身の匿名のSNSアカウントを開き画像を添付した後「理想の女性」と一言添えて投稿を完了させた。徐々に増えていく「イイね」の数と時折送られてくるコメントを見て満足気に頷く。流石に誰を描いたとは言えないのでオリジナルキャラクターとしているが。
「はぁー…了見さんってまじで可能性の塊でしかないな!」
まぁ、こんな絵を描いてると知られたら叱責された上に下手したらアカウント削除のリスクもあるので口が裂けても言えないがと内心苦笑いしながらその日は絵を投稿したことに満足してSNSを閉じることにした。次はどんな絵を描こうか、メイド服やチャイナ服等のコスプレ絵も良いしシリアス系な絵も夢創作の絵も良いなと考えながら眠りの世界へ意識を託すゆめおであったが翌日彼を待っていたのは信じられない光景であった。
*************************
「至急、リンクブレインズに来い」
この日、ゆめおの元に了見からリンクブレインズに来るようにというメールが届いた。普段了見はハノイに関する話をする時は必ずリンクブレインズに来るように命じる代わりにそれ以外の時間では鴻上了見という1人の人間として切り替えを徹底している為ゆめおは特に疑う事なくリンクブレインズへログインした。リボルバー専用の部屋に向かうとそこに了見ことリボルバーの姿はなく、辺りを見渡してもそれらしき人影がない為リボルバーに対してメールを送ろうとした時部屋の奥から1人の人物が現れた。
「リボルバーさん、お疲れさ……え、え?」
人影に気付いたゆめおはリボルバーの名前を呼ぼうとした時、彼はある違和感に気づいた。ゆめおの前に現れたのは白と緑を基調としたコートに顔を覆うフェイスマスク、白銀の中にアクセントとして盛り込まれた赤と間違いなく見慣れたリボルバーのアバター姿ではあるのだが部分的に異なる点がいくつか見受けられるのだ。異なる点として普段よりも髪が長く、身長も自分よりも少し低くなっており、身体の線も全体的に丸みを帯びた曲線を描いている。その姿はまるで#dn=1#]が描いた女体化了見の姿である。
「なんだ、その顔は」
「あ、いや、えっと…リボルバー…さん?ですよね…?」
「お前はその程度も分からぬ程思考が足りない男なのか?」
リボルバーは呆れたようにため息を吐いてから、ヒールの音を響かせながらゆめおの眼前へと近づいてきた。微かに女性ものの香水の匂いが漂ってきたことで、今自分の目の前には女性であることを理解させられる。
「そ、その姿は一体…」
「バイラに頼んで作らせたアバターだ」
「バイラさんに?え、何でそんな事を」
「先日、どこかの誰かさんが理想の女と称して描いていた絵を”偶然”目にしてな…」
「……は?」
リボルバーの言葉を聞いてゆめおは絶句した。何故絵を描いていたことがバレているのか、そもそも何故SNSのアカウントを知っているのかとゆめおの中で考えを巡らせたが、少ししてからハノイの騎士はネットワーク全体を監視していたことを思い出し絶望のあまりその場に膝から崩れ落ちてしまった。
「ゆめお、何をしている。貴様が望んだ姿にしてやったのだからもう少し喜ばないか」
「本当にすみません、ほんの出来心だったんです。違うんです、俺は誰よりも了見さんを愛しています、本当なんです。信じてください、俺了見さんと別れたくないです」
ゆめおはリボルバーの足元で床に頭を擦りつけながら渾身の土下座を披露しながら軽率な自身の行動を激しく悔いた。男性である了見を、仮にただの絵だとしても女性の姿として描く等侮辱以外の何物でもない。それを見た了見はどう感じただろうか。怒りか呆れかはたまた…ゆめおはこの後彼から放たれる言葉が恐ろしくて仕方ないので必死に許しを請うた。そんな彼に対してリボルバーは予想外の言葉を投げかける。
「ゆめお少し落ち着け。何も私は怒り等抱いていない」
「…え?」
「この姿にしたのはほんの戯れと日頃のお前の働きに対する私からの褒美の様なものだ」
「ほ、褒美?」
「そうだ、それ以外の意図等ない」
実は今回のこの出来事はリボルバーこと了見による計画であった。了見はゆめおが浮気等の不貞行為を行わないか彼のSNSアカウントを常日頃監視しているのだが、ここ最近頻繁に女性の絵を投稿している事に気付いた。最初こそ浮気かとも疑ったがその絵の女性が妙に自分に雰囲気が似ていると考えた了見はゆめおの過去の投稿内容を全て確認したところ自分が女性となったif絵であると確証を得た。そこで了見はほんの少しの悪戯心が生まれ、バイラにイラストの女性そっくりのアバターを作らせたのだ。
ほんの戯れのつもりだったが想像以上の食いつきぶりなので、当初は元の姿に戻るつもりであったが折角の機会なので普段の働きに対する慰労の意味も込めてゆめおに対していい想いをさせてやろうとリボルバーはゆめおの腕の中に入り込んだ。
「リボルバーさん?何してるんですか…ぁ」
突然の事に声を上げるゆめおであったが腕の中に感じる女体特有の柔らかさと甘い香りに思考が停止してしまった。このか細く柔らかな身体は何なんだ、こんなの未だかつて体験したことがないと呆然とするゆめおであったが、辛うじての理性がその身体に触れることを阻んでいるようで両手は情けなく空を切っている。それに気付いたリボルバーはゆめおの片手を掴むと自身の柔らかな双丘に導いた。
「触れたいのなら素直にそう言えばいいだろう、ゆめお」
初めて触れたそれは本物の肉等ではなく単なるデータの塊でしかない筈なのに、柔らかいさと同時に幸福感を感じた。
「ほら、どうだ?お前が憧れていた女となった私の乳房は」
「なぁ!?な、何でそれを…」
「お前の事は全てお見通しだ」
わざとリボルバーは煽るような言葉を口にしながら乳房を手の平に押し付ける。ゆめおは唇を一文字に結びながら必死に耐えようとしたのだが目の前のリボルバーの姿、そして手の平に感じる柔らかさによってついに陥落してしまった。
「リボルバーさん、一生のお願いがあります…」
「なんだ?」
「…このおっぱいを吸ってもいいですか?出来れば直接…」
「…好きにしろ」
ゆめおからのお願いに対してリボルバーは少し、いや、かなり呆れながらも自分が挑発してしまった手前断るわけにもいかない為渋々コートを脱ぎ始める。自分自身の中で迷いが吹っ切れたのか女体化したリボルバーの女体に興味があるのを隠そうとしなくなったゆめおはリボルバーがコートとトップスを脱ぎ捨てるその姿をじっと見つめていると、ぷるんと弾力ある音と共に目の前に現れたのは何も身に着けていない豊かに実った豊満な乳房と小さな果実である。ゆめおは思わず生唾を飲み込んでから小さく震える果実に顔を近づけ口に含んだ。
「っ、…ぅ、ん…!」
片方の果実を口に含みながら、もう片方は指先で摘むとリボルバーが声を上げるのでゆめおは嬉しくなり果実に対して思い切り吸い付いてみせる。
「あぁっ!く、…ぅ!」
「やば、おっぱいで感じるリボルバーさん、めちゃくちゃエロいです」
「お…前は、も…少し静かにしろ!」
「や、無理ですよ!目の前にこんなスケベなおっぱいがあるのに!」
ゆめおは興奮状態で声を上げると徐ろに自身のスラックスのベルトに手をかけ下着ごと脱いでからリボルバーの身体をベッドに押し倒すと膨張した己自身を豊満な乳房の間に差し込んだ。
「お、おいお前何をして…」
「俺、パイズリしてもらうのが夢だったんですよ」
ゆめおは両手でリボルバーの乳房を掴み己の分身を挟み込む様にしてから自身の腰を前後に振り始めた。程よい圧と温かさ、そして何より憧れていたシチュエーションを実行出来ているという多幸感でゆめおは満たされていた。しかし、対するリボルバーはひたすら困惑していた。まさか、ここまでゆめおが女体化した自分の身体に興味を示した上にこの様な理解不能な行動を取るとは想定外であったからだ。
「リボルバーさん、もう出そうです!口開けてください!」
「お、おい!待…、ぅ、ぐ…!!」
口を開けてください、と言っておきながらリボルバーが返答する前に無理やりリボルバーの口内に自身を侵入させてから数回往復した後にゆめおは射精へと上り詰めていった。無遠慮に口内に放たれる精を必死に飲み込むリボルバーの姿を見てゆめおが呟いた「エロっ…」という言葉が聞こえた瞬間少しだけ殺意が湧きつつもその言葉を飲み込んだ等と知らないゆめおはリボルバーに視線を合わせてから恐る恐る尋ねた。
「リボルバーさん、折角なのでここ舐めていいですか?」
「…好きにしろ」
「やったぁああああ!」
許可が下りるや否やゆめおはリボルバーのスカートとタイツをやや雑に脱がし放り捨てるとそこには何も遮るもののない見晴らしのいい真っ白な丘が現れた。先程までの胸への愛撫にて漏れ出した蜜が室内の光が反射し厭らしく輝いている。
「すげぇ、処女膜っぽいのが見える…」
ゆめおはリボルバーが何も言わないことを良いことに縦一文字に閉じられた目の前の双丘を左右に指で拡げてみた。狭く暗い道の先に微かに薄い皮膚膜のようなものが見えた。これが噂の処女膜か、と少し感慨深く思いながら舌先を伸ばす。
「ぁ、っ!」
丘の閉じられた部分を下から上にゆっくりと舌を動かすとリボルバーが身体を震わせながら声を上げるので、今度は指で拡げた後にぷっくりと膨らんだ小さな淫核を舐めると先程よりも大きく身体を震わせた。
「は、ぁっ!…あ、あン、!」
「いつも思ってましたけど、リボルバーさんって舐められるの好きですよね」
「だ、…ま、れ…ひ!ぐ…ぅ!!」
ゆめおは淫核を舌先で愛撫しながらリボルバーの小さな孔に人差し指を差し込み、膣内を探るように指を動かし始める。もしも、普段の男性の姿と同じ場所が弱ければこの辺りのハズなのだがと考えながら指で擦り上げた時リボルバーがそれまでとは異なる反応を見せた。それを見たゆめおは確信した。
「あぁあア!まて、そこ、は…ぁ!!」
「リボルバーさん、ここがいいんですよね」
「ひ、ぃ…あァあン!!」
リボルバーは初めての快感に対して戸惑いながらも咄嗟に両手でゆめおの頭を押し退けようとするものの、今は非力な女性の身体である上にイイ所を刺激されている事で押し退けるどころか自らゆめおの顔を押し付ける形になってしまう。まさか、女の身体がこうまで無力とは知らなかったとリボルバーは遠い意識の中で考えた。
「あ!も、やめ、…たのむ、なにか…来る…!!」
「そろそろイキそうですか?じゃあ指増やしますね」
「なっ、ちが!やめ、やめろ!…っ!あぁああアアア!!」
淫核を舐めながら膣奥の僅かに膨らんだ箇所を指で弄られたリボルバーは声を上げながら絶頂した。男の射精と違い身体の芯から電流が走るような感覚に陥ったリボルバーはかつて経験したことのない強い快感に数秒程意識を飛ばしかけた。しかし、ここで意識を飛ばしてしまえばゆめおに好き勝手されてしまう。せめてこちらが主導権を握らなくてはいけない。最初抱いてたゆめおに対して多少サービスをしてやろうという慈悲は消え去り、とにかくこれ以上こいつに好きにさせていては身体が保たないと考えたリボルバーは、逃げる為に身体を起こそうとした時目の前にゆめおの分身がいた。普段見ているものと何ら変わらない筈なのに妙に心がざわつく。まさか自身の精神性までもが身体の性に影響しているとでも言うのか、そんな馬鹿な。しかし、動揺する心とは裏腹に早く挿れてほしい、身体を暴いた末にゆめおの子どもを孕ませて欲しいという想いがリボルバーの全身を駆け巡る。
「リボルバーさん、挿れていいですか?」
「…」
ゆめおの問い掛けに対して無言で首を縦に振り肯定の意を表すリボルバー。それを受けてゆめおは生唾を飲み込んでから口を開いてその時を待つ入り口に自身を充てがってから前方に向けて体重をゆっくりかけていく。
「ぐ、ぅ…っ!」
「リボルバーさん、痛くないですか?」
「問題、な…い、」
問題ないという言葉とは裏腹にゆめおの背中に爪を立て必死に痛みに耐えていた。挿入による痛み等疾うの昔に過ぎ去ったものだと考えていたがまさか再び味わうことになる等想像もしていなかった。それにしても腟内への挿入というのは普段使っている後ろとは全く感覚が異なる。全身の神経が集約されているのではないかと錯覚する程ゆめお自身の形が分かる上に少し動いただけでもその刺激が嫌という程感じさせられる。
「リボルバーさんの処女を2回も貰えて俺めちゃくちゃ嬉しいです…!!」
「戯言は要らん、!早く、…終わらせろ!」
「す、すみません!じゃあ動きますね」
「…っ!?あ、っ!」
リボルバーに叱責されたゆめおは両手で腰を掴むとそれまでの緩慢な動きから一転、力強く腰を前後に動かし始める。それによりそれまで届かなかった最奥に届き始めた。
「あっ、あ!く、…っ、ぅんンン!」
「ちょ、リボルバーさんもう少し力を緩めてください!」
「黙れ!…んぅ、!」
リボルバーの中は恐らく名器と呼べる程の具合である。挿れる時は奥へ導くように膣壁がゆめお自身を飲み込み、抜く時はキツく締め付けてくるので少しでも長くこの時間を楽しみたいゆめおは耐えようとするのだが対してリボルバーの膣壁は容赦なくゆめおを射精へと導こうとする。
「やばい、まじでそろそろ出そうです!中に出していいですか!?」
「す、きにしろ…!」
「じゃあ、出しちゃいますよ!リボルバーさん…いや、了見さんを孕ませます!」
ゆめおは高らかに宣言してからリボルバーの腰を掴みラストスパートと言わんばかりに腰を大きく前後に動かしリボルバーの腟内を抉ってくるのだがそれに対してリボルバーはなす術なくただその身を委ねるしか出来ない。
「やば、も、イ、ク…!」
「ぁ、…!」
ゆめおが声を上げた瞬間リボルバーの奥に熱が放たれる。それに合わせて電流が走り全身を震わせながらリボルバーもゆめおを追いかける様に絶頂した。互いに乱れた息を整えようと必死に酸素を吸い込もうとするもののそれすらもままならない。そんな時不意に顔を上げると申し訳なさそうな表情を浮かべているゆめおと視線が交わった。
「あの…大変申し訳ないんですけど、まだ収まらなくて…もう1回してもいいですか…なんて、…えへ…」
「全く…お前というやつは…」
こいつの絶倫っぷりはどうにかならないものかと溜息を吐きながらも、リボルバーはゆめおの両頬を両手で挟み唇を重ねてあげることにした。
「漸く完成した…」
パソコンの画面に映し出された美少女のイラストを眺めながらゆめおはポツリと1人呟いた。画面に映し出されるのは長い白髪と燃え上がる赤の髪、涼やかな印象の受ける切れ長の目に、白と黄緑があしらわれた純白のコートを羽織るスレンダー美人なのだが、実はこれはゆめおがある男性をモデルに描いたイラストである。
「いつもの了見さんも最高だが、女体化の了見さんもいいな!?」
ゆめおがイラストのモデルとしたのは自身の恋人の鴻上了見であった。何故恋人を題材とした絵を描いたかというと最初のきっかけはほんの出来心であった。先日、自室のソファに寝転がりながらSNSをぼんやりと眺めていた時偶然あるものが目に入った。それは某人気作品の有名キャラを女体化させたファンアートであった。それを目にした時その絵の女性がどこか了見に似ている様に見えた。ゆめお自身それまで女体化が特別好きという訳ではなかったのだが何となく出来心で描いてみたところ自分が想定していた以上の絵が完成したのだ。それからゆめおはこれまでにいくつも了見を女体化させたifのイラストを何枚も描く様になった。
「よし、早速投稿だ!」
鼻息を荒くしながらゆめおは自身の匿名のSNSアカウントを開き画像を添付した後「理想の女性」と一言添えて投稿を完了させた。徐々に増えていく「イイね」の数と時折送られてくるコメントを見て満足気に頷く。流石に誰を描いたとは言えないのでオリジナルキャラクターとしているが。
「はぁー…了見さんってまじで可能性の塊でしかないな!」
まぁ、こんな絵を描いてると知られたら叱責された上に下手したらアカウント削除のリスクもあるので口が裂けても言えないがと内心苦笑いしながらその日は絵を投稿したことに満足してSNSを閉じることにした。次はどんな絵を描こうか、メイド服やチャイナ服等のコスプレ絵も良いしシリアス系な絵も夢創作の絵も良いなと考えながら眠りの世界へ意識を託すゆめおであったが翌日彼を待っていたのは信じられない光景であった。
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「至急、リンクブレインズに来い」
この日、ゆめおの元に了見からリンクブレインズに来るようにというメールが届いた。普段了見はハノイに関する話をする時は必ずリンクブレインズに来るように命じる代わりにそれ以外の時間では鴻上了見という1人の人間として切り替えを徹底している為ゆめおは特に疑う事なくリンクブレインズへログインした。リボルバー専用の部屋に向かうとそこに了見ことリボルバーの姿はなく、辺りを見渡してもそれらしき人影がない為リボルバーに対してメールを送ろうとした時部屋の奥から1人の人物が現れた。
「リボルバーさん、お疲れさ……え、え?」
人影に気付いたゆめおはリボルバーの名前を呼ぼうとした時、彼はある違和感に気づいた。ゆめおの前に現れたのは白と緑を基調としたコートに顔を覆うフェイスマスク、白銀の中にアクセントとして盛り込まれた赤と間違いなく見慣れたリボルバーのアバター姿ではあるのだが部分的に異なる点がいくつか見受けられるのだ。異なる点として普段よりも髪が長く、身長も自分よりも少し低くなっており、身体の線も全体的に丸みを帯びた曲線を描いている。その姿はまるで#dn=1#]が描いた女体化了見の姿である。
「なんだ、その顔は」
「あ、いや、えっと…リボルバー…さん?ですよね…?」
「お前はその程度も分からぬ程思考が足りない男なのか?」
リボルバーは呆れたようにため息を吐いてから、ヒールの音を響かせながらゆめおの眼前へと近づいてきた。微かに女性ものの香水の匂いが漂ってきたことで、今自分の目の前には女性であることを理解させられる。
「そ、その姿は一体…」
「バイラに頼んで作らせたアバターだ」
「バイラさんに?え、何でそんな事を」
「先日、どこかの誰かさんが理想の女と称して描いていた絵を”偶然”目にしてな…」
「……は?」
リボルバーの言葉を聞いてゆめおは絶句した。何故絵を描いていたことがバレているのか、そもそも何故SNSのアカウントを知っているのかとゆめおの中で考えを巡らせたが、少ししてからハノイの騎士はネットワーク全体を監視していたことを思い出し絶望のあまりその場に膝から崩れ落ちてしまった。
「ゆめお、何をしている。貴様が望んだ姿にしてやったのだからもう少し喜ばないか」
「本当にすみません、ほんの出来心だったんです。違うんです、俺は誰よりも了見さんを愛しています、本当なんです。信じてください、俺了見さんと別れたくないです」
ゆめおはリボルバーの足元で床に頭を擦りつけながら渾身の土下座を披露しながら軽率な自身の行動を激しく悔いた。男性である了見を、仮にただの絵だとしても女性の姿として描く等侮辱以外の何物でもない。それを見た了見はどう感じただろうか。怒りか呆れかはたまた…ゆめおはこの後彼から放たれる言葉が恐ろしくて仕方ないので必死に許しを請うた。そんな彼に対してリボルバーは予想外の言葉を投げかける。
「ゆめお少し落ち着け。何も私は怒り等抱いていない」
「…え?」
「この姿にしたのはほんの戯れと日頃のお前の働きに対する私からの褒美の様なものだ」
「ほ、褒美?」
「そうだ、それ以外の意図等ない」
実は今回のこの出来事はリボルバーこと了見による計画であった。了見はゆめおが浮気等の不貞行為を行わないか彼のSNSアカウントを常日頃監視しているのだが、ここ最近頻繁に女性の絵を投稿している事に気付いた。最初こそ浮気かとも疑ったがその絵の女性が妙に自分に雰囲気が似ていると考えた了見はゆめおの過去の投稿内容を全て確認したところ自分が女性となったif絵であると確証を得た。そこで了見はほんの少しの悪戯心が生まれ、バイラにイラストの女性そっくりのアバターを作らせたのだ。
ほんの戯れのつもりだったが想像以上の食いつきぶりなので、当初は元の姿に戻るつもりであったが折角の機会なので普段の働きに対する慰労の意味も込めてゆめおに対していい想いをさせてやろうとリボルバーはゆめおの腕の中に入り込んだ。
「リボルバーさん?何してるんですか…ぁ」
突然の事に声を上げるゆめおであったが腕の中に感じる女体特有の柔らかさと甘い香りに思考が停止してしまった。このか細く柔らかな身体は何なんだ、こんなの未だかつて体験したことがないと呆然とするゆめおであったが、辛うじての理性がその身体に触れることを阻んでいるようで両手は情けなく空を切っている。それに気付いたリボルバーはゆめおの片手を掴むと自身の柔らかな双丘に導いた。
「触れたいのなら素直にそう言えばいいだろう、ゆめお」
初めて触れたそれは本物の肉等ではなく単なるデータの塊でしかない筈なのに、柔らかいさと同時に幸福感を感じた。
「ほら、どうだ?お前が憧れていた女となった私の乳房は」
「なぁ!?な、何でそれを…」
「お前の事は全てお見通しだ」
わざとリボルバーは煽るような言葉を口にしながら乳房を手の平に押し付ける。ゆめおは唇を一文字に結びながら必死に耐えようとしたのだが目の前のリボルバーの姿、そして手の平に感じる柔らかさによってついに陥落してしまった。
「リボルバーさん、一生のお願いがあります…」
「なんだ?」
「…このおっぱいを吸ってもいいですか?出来れば直接…」
「…好きにしろ」
ゆめおからのお願いに対してリボルバーは少し、いや、かなり呆れながらも自分が挑発してしまった手前断るわけにもいかない為渋々コートを脱ぎ始める。自分自身の中で迷いが吹っ切れたのか女体化したリボルバーの女体に興味があるのを隠そうとしなくなったゆめおはリボルバーがコートとトップスを脱ぎ捨てるその姿をじっと見つめていると、ぷるんと弾力ある音と共に目の前に現れたのは何も身に着けていない豊かに実った豊満な乳房と小さな果実である。ゆめおは思わず生唾を飲み込んでから小さく震える果実に顔を近づけ口に含んだ。
「っ、…ぅ、ん…!」
片方の果実を口に含みながら、もう片方は指先で摘むとリボルバーが声を上げるのでゆめおは嬉しくなり果実に対して思い切り吸い付いてみせる。
「あぁっ!く、…ぅ!」
「やば、おっぱいで感じるリボルバーさん、めちゃくちゃエロいです」
「お…前は、も…少し静かにしろ!」
「や、無理ですよ!目の前にこんなスケベなおっぱいがあるのに!」
ゆめおは興奮状態で声を上げると徐ろに自身のスラックスのベルトに手をかけ下着ごと脱いでからリボルバーの身体をベッドに押し倒すと膨張した己自身を豊満な乳房の間に差し込んだ。
「お、おいお前何をして…」
「俺、パイズリしてもらうのが夢だったんですよ」
ゆめおは両手でリボルバーの乳房を掴み己の分身を挟み込む様にしてから自身の腰を前後に振り始めた。程よい圧と温かさ、そして何より憧れていたシチュエーションを実行出来ているという多幸感でゆめおは満たされていた。しかし、対するリボルバーはひたすら困惑していた。まさか、ここまでゆめおが女体化した自分の身体に興味を示した上にこの様な理解不能な行動を取るとは想定外であったからだ。
「リボルバーさん、もう出そうです!口開けてください!」
「お、おい!待…、ぅ、ぐ…!!」
口を開けてください、と言っておきながらリボルバーが返答する前に無理やりリボルバーの口内に自身を侵入させてから数回往復した後にゆめおは射精へと上り詰めていった。無遠慮に口内に放たれる精を必死に飲み込むリボルバーの姿を見てゆめおが呟いた「エロっ…」という言葉が聞こえた瞬間少しだけ殺意が湧きつつもその言葉を飲み込んだ等と知らないゆめおはリボルバーに視線を合わせてから恐る恐る尋ねた。
「リボルバーさん、折角なのでここ舐めていいですか?」
「…好きにしろ」
「やったぁああああ!」
許可が下りるや否やゆめおはリボルバーのスカートとタイツをやや雑に脱がし放り捨てるとそこには何も遮るもののない見晴らしのいい真っ白な丘が現れた。先程までの胸への愛撫にて漏れ出した蜜が室内の光が反射し厭らしく輝いている。
「すげぇ、処女膜っぽいのが見える…」
ゆめおはリボルバーが何も言わないことを良いことに縦一文字に閉じられた目の前の双丘を左右に指で拡げてみた。狭く暗い道の先に微かに薄い皮膚膜のようなものが見えた。これが噂の処女膜か、と少し感慨深く思いながら舌先を伸ばす。
「ぁ、っ!」
丘の閉じられた部分を下から上にゆっくりと舌を動かすとリボルバーが身体を震わせながら声を上げるので、今度は指で拡げた後にぷっくりと膨らんだ小さな淫核を舐めると先程よりも大きく身体を震わせた。
「は、ぁっ!…あ、あン、!」
「いつも思ってましたけど、リボルバーさんって舐められるの好きですよね」
「だ、…ま、れ…ひ!ぐ…ぅ!!」
ゆめおは淫核を舌先で愛撫しながらリボルバーの小さな孔に人差し指を差し込み、膣内を探るように指を動かし始める。もしも、普段の男性の姿と同じ場所が弱ければこの辺りのハズなのだがと考えながら指で擦り上げた時リボルバーがそれまでとは異なる反応を見せた。それを見たゆめおは確信した。
「あぁあア!まて、そこ、は…ぁ!!」
「リボルバーさん、ここがいいんですよね」
「ひ、ぃ…あァあン!!」
リボルバーは初めての快感に対して戸惑いながらも咄嗟に両手でゆめおの頭を押し退けようとするものの、今は非力な女性の身体である上にイイ所を刺激されている事で押し退けるどころか自らゆめおの顔を押し付ける形になってしまう。まさか、女の身体がこうまで無力とは知らなかったとリボルバーは遠い意識の中で考えた。
「あ!も、やめ、…たのむ、なにか…来る…!!」
「そろそろイキそうですか?じゃあ指増やしますね」
「なっ、ちが!やめ、やめろ!…っ!あぁああアアア!!」
淫核を舐めながら膣奥の僅かに膨らんだ箇所を指で弄られたリボルバーは声を上げながら絶頂した。男の射精と違い身体の芯から電流が走るような感覚に陥ったリボルバーはかつて経験したことのない強い快感に数秒程意識を飛ばしかけた。しかし、ここで意識を飛ばしてしまえばゆめおに好き勝手されてしまう。せめてこちらが主導権を握らなくてはいけない。最初抱いてたゆめおに対して多少サービスをしてやろうという慈悲は消え去り、とにかくこれ以上こいつに好きにさせていては身体が保たないと考えたリボルバーは、逃げる為に身体を起こそうとした時目の前にゆめおの分身がいた。普段見ているものと何ら変わらない筈なのに妙に心がざわつく。まさか自身の精神性までもが身体の性に影響しているとでも言うのか、そんな馬鹿な。しかし、動揺する心とは裏腹に早く挿れてほしい、身体を暴いた末にゆめおの子どもを孕ませて欲しいという想いがリボルバーの全身を駆け巡る。
「リボルバーさん、挿れていいですか?」
「…」
ゆめおの問い掛けに対して無言で首を縦に振り肯定の意を表すリボルバー。それを受けてゆめおは生唾を飲み込んでから口を開いてその時を待つ入り口に自身を充てがってから前方に向けて体重をゆっくりかけていく。
「ぐ、ぅ…っ!」
「リボルバーさん、痛くないですか?」
「問題、な…い、」
問題ないという言葉とは裏腹にゆめおの背中に爪を立て必死に痛みに耐えていた。挿入による痛み等疾うの昔に過ぎ去ったものだと考えていたがまさか再び味わうことになる等想像もしていなかった。それにしても腟内への挿入というのは普段使っている後ろとは全く感覚が異なる。全身の神経が集約されているのではないかと錯覚する程ゆめお自身の形が分かる上に少し動いただけでもその刺激が嫌という程感じさせられる。
「リボルバーさんの処女を2回も貰えて俺めちゃくちゃ嬉しいです…!!」
「戯言は要らん、!早く、…終わらせろ!」
「す、すみません!じゃあ動きますね」
「…っ!?あ、っ!」
リボルバーに叱責されたゆめおは両手で腰を掴むとそれまでの緩慢な動きから一転、力強く腰を前後に動かし始める。それによりそれまで届かなかった最奥に届き始めた。
「あっ、あ!く、…っ、ぅんンン!」
「ちょ、リボルバーさんもう少し力を緩めてください!」
「黙れ!…んぅ、!」
リボルバーの中は恐らく名器と呼べる程の具合である。挿れる時は奥へ導くように膣壁がゆめお自身を飲み込み、抜く時はキツく締め付けてくるので少しでも長くこの時間を楽しみたいゆめおは耐えようとするのだが対してリボルバーの膣壁は容赦なくゆめおを射精へと導こうとする。
「やばい、まじでそろそろ出そうです!中に出していいですか!?」
「す、きにしろ…!」
「じゃあ、出しちゃいますよ!リボルバーさん…いや、了見さんを孕ませます!」
ゆめおは高らかに宣言してからリボルバーの腰を掴みラストスパートと言わんばかりに腰を大きく前後に動かしリボルバーの腟内を抉ってくるのだがそれに対してリボルバーはなす術なくただその身を委ねるしか出来ない。
「やば、も、イ、ク…!」
「ぁ、…!」
ゆめおが声を上げた瞬間リボルバーの奥に熱が放たれる。それに合わせて電流が走り全身を震わせながらリボルバーもゆめおを追いかける様に絶頂した。互いに乱れた息を整えようと必死に酸素を吸い込もうとするもののそれすらもままならない。そんな時不意に顔を上げると申し訳なさそうな表情を浮かべているゆめおと視線が交わった。
「あの…大変申し訳ないんですけど、まだ収まらなくて…もう1回してもいいですか…なんて、…えへ…」
「全く…お前というやつは…」
こいつの絶倫っぷりはどうにかならないものかと溜息を吐きながらも、リボルバーはゆめおの両頬を両手で挟み唇を重ねてあげることにした。