海賊のまとめ
カタクリの妻[#dn=1#]にはある秘密がある。
それは、彼女が悪魔の実の能力者であることだ。
しかし、その能力は1つの国を傾けせる事が出来る程の危険なものである為、その事実は、カタクリ本人と一部の大幹部達しか知らない上に、[#dn=1#]の姿はカタクリの御殿にて厳重に秘匿されている。
唯一、カタクリ本人が帯同するという条件であれば外出も許可されるようだが、その際も仮面とマントで姿を隠すという徹底ぶりであった。
それ故に、部下達は[#dn=1#]について様々な憶測を流していた。
「とんでもなく醜いんじゃねえか?」
「実は嫁自体いないのでは?」
「もしかしたら、男なのかもしれねえな」
「いやいや、きっと絶世の美女なんだよ」
過去に、出来心で[#dn=1#]の姿を一目見ようとカタクリの部屋に侵入した無謀な輩がいたが、激昂したカタクリにより無惨に処刑されてしまった。
それ以来、誰も[#dn=1#]について話せどもその姿を拝もうとする愚かな行為をしようなどと考えなくなった。
こうして、[#dn=1#]は最早都市伝説に近い存在となった。
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「帰ったぞ」
遠征任務を終わらせたカタクリが、
真っ先に向かったのは妻のいる自室の社だった。
社の中に入ると、室内にむせ返りそうな程に甘い匂いが漂っている。
耐性があるとはいえ、久しぶりに嗅ぐと
意識が飛びそうになる所を、カタクリは強靭な理性で抑え込む。
家主の気配に気付いたのか、社の奥から足音がきこえてきた。
少し先の未来を目にしたカタクリは、マフラーの下に隠された口元を少しだけ緩めた
一歩また一歩と音の発信源が近づいてくる
そして、カタクリの目の前に小さな人影が現れた。
「おかえりなさい、カタクリ様!」
「あぁ、ただいま」
カタクリの前に現れたのは[#dn=1#]だった。
[#dn=1#]は、差し出されたカタクリの手のひらの上に乗り、カタクリに頬ずりをした。カタクリは、そんな彼女の頭を指で撫でる。
目を細めながらカタクリの甘やかしを享受し、笑顔を浮かべる[#dn=1#]
「腹が空いてるだろう。悪かった、もう少し早く帰ってくる予定だったんだが」
「私なら大丈夫ですよ、ドーナツで少しはお腹いっぱいになれるし。カタクリ様も疲れてるでしょ?」
「これしきで疲れる程ヤワじゃねえ、それよりお前のほうが大事だからな」
「……本当にいいんですか?」
[#dn=1#]の瞳がカタクリに向けられる。
その瞳は期待と興奮で染まっている。
カタクリも、またそんな彼女の姿を見て内心熱に浮かされていた。
「遠慮するな、[#dn=1#]。俺達は夫婦だろう」
「…」
[#dn=1#]は、ゆっくりとカタクリの手のひら上から降り地に足をつけた。その背には小さな羽が生えている。
そして、床に降り立つと、スゥと息を吸い目を閉じ意識を集中させる。
すると、[#dn=1#]を覆うように白い煙がどこからともなく現れたかと思えば、少しすると煙が晴れていった。
そして、煙の中から現れた彼女の頭には山羊のような角に、長く黒い尻尾と蝙蝠のような大きな羽が音を立てて広がる。
しかも、それだけではなく[#dn=1#]の身体はカタクリよりは小さいが、常人と比べれば、比較にならないほど大きく伸びていた。
「それでは、お言葉に甘えていただきます♡」
[#dn=1#]は、カタクリのマフラーをズラシ、隠れていた唇に自身の唇を重ねた。
[#dn=1#]が食べた悪魔の実の能力は、
ヒトヒトの実 モデルサキュバスだった。
その名の通り、サキュバス人間である彼女は効率良く精気を吸収する為に、周囲の人間を魅了するチャーム能力を持つ。
それは、並の人間では簡単に理性を奪われ、本能に忠実な[#dn=1#]の下僕となってしまうという恐ろしい能力である。
だが、カタクリのように強者であれば、
その能力はほぼ効果がない為、カタクリを始めとした能力の効かない一部の幹部以外には[#dn=1#]の存在は秘匿されていた。
ちなみに、[#dn=1#]が巨大化したのは変身能力の一つで、獲物好みの姿に変身し精気を吸う為であるとか。
カタクリの場合、極上の精気を持つが、
その分体格も大きい為、通常の身体では搾精出来ない為、彼の体格に合わせたのである。
サキュバスは、普通の人間と同じ食事からでもある程度の栄養を吸収する事は出来るが、その場合普段の1/4にも満たない為、
やはり生き物から直接精気を得るのが好ましい。…のだが、精気を吸うということは、人によっては命を落としかねないということを、過去に痛感した為、それ以来[#dn=1#]は、今まで食べ物から栄養を吸収することで、最低限の生命維持を行っていた。
だが、そんな[#dn=1#]の前にカタクリという理想的な男が現れた。
四皇の大幹部である彼は、強く逞しいだけでなくそれに相応しい極上の精気を併せ持つ。それに、多少多めに精気を吸収したとしても、彼はビクともしない。
「カタクリ様から美味しそうな匂いがします」
「そうか、それは良かった」
「いっぱい食べてもいいんですか?」
「あぁ、遠慮するな。好きなだけ食え」
地に背をつけない完璧な男であるカタクリは、躊躇することなくベッドの上に横たわり、その上から[#dn=1#]は跨り、舌なめずりをする。その目は、発情しきった雌そのものであった。
「カタクリ様、だーいすき♡」
「俺もだ、[#dn=1#]」
どちらからともなく唇を重ね、互いの舌を絡める。舌を通してカタクリの口内に[#dn=1#]の唾液が流し込まれるので、カタクリはそれを飲み込む。
彼女の唾液には強力な媚薬に似た成分が含まれている為、いくらカタクリといえども、少しずつ理性が剥がされていくのと同時に身体が熱くなっていくのが分かる。
キスと同時に、[#dn=1#]の尻尾は、カタクリの膨張したソレに巻き付き上下に扱き上げる。そして、先端を[#dn=1#]が爪で引っ掻くとカタクリは小さく息を吐く。
「くっ…」
「カタクリ様、気持ちいいですか?♡」
「あぁ…、久しぶりだから余計にな」
「かーわいい♡じゃあ、次はここをペロペロしてあげますね」
[#dn=1#]は、上目遣いでカタクリを見つめながら、胸の飾りを舌で転がしたり、歯で軽く噛む。
カタクリは、上下同時に与えられる強い快感で顔を顰める。
[#dn=1#]は、そんなカタクリを見ながら刺激し続けるとやがて限界が近いことを悟る
[#dn=1#]の前では、完璧な男でいられない自分が情けなく感じる。
「[#dn=1#]、すまん、もう…」
「あン、だめですよカタクリ様…出すならココで、ね?」
カタクリが絶頂を迎えそうになった時、[#dn=1#]はその手を止めた。
それまで続いていた刺激がなくなったことでカタクリは、行き場を失った自身の熱を必死に抑え込もうとするものの、[#dn=1#]が自身の蜜で溢れかえった柔らかな蜜壺に
己のそそり勃つモノを擦り付けていることに気付いた。
そして、カタクリの目の前で[#dn=1#]は
ゆっくりと見せつけるように、自身の蜜壺にカタクリを挿入していく。
「カタクリ様、見えますか?私のお腹の奥まで挿入ってるの…沢山気持よくなってくださいね♡」
[#dn=1#]は、カタクリの上で腰を上下させ始める。
カタクリ曰く、彼女のそこは名器らしい。
膣内は温かく、ヒダの1つ1つがカタクリ自身を舐めあげるように絡みつき、抜く時はキツく吸い付いてくる。
1度[#dn=1#]と夜を共にすれば、もう二度と他の女を抱くことは出来ないだろう、と。
「あ、あン、!はぁ♡カタクリ様のおちんちん気持ちいいよぉ♡♡あたま、おかしくなりゅぅ…!」
「[#dn=1#]、[#dn=1#]…っ!」
「あ”っ!すごい、激し…ぃ!もっと、もっとシテぇ!♡♡♡」
「[#dn=1#]、お前の中に出すぞ…!俺の子を孕んでくれ…っ」
「産みます♡産むから、精液沢山出してェェ!!♡♡」
カタクリは、上に跨る[#dn=1#]の腰を掴み、衝動のままに腰を動かし、そして[#dn=1#]の最奥で果てた。
二人が繫がっている箇所からは、お互いの体液が混ざり合ったものが溢れ出ていた。
「カタクリ様、私まだ…」
「分かっている。今日は好きなだけ食ってくれ」
「やったぁ♡じゃあ、次はカタクリ様の顔を見ながらヤりましょうね」
カタクリと[#dn=1#]の饗宴は、まだ始まったばかりだった。
