GXまとめ
遊城十代には、[#dn=1#]という名の恋人がいる。
彼女は十代よりも1つ年下のオベリスクブルー所属の女子生徒なのだが、
十代と所属する寮も学年も違う二人が出会ったきっかけは、[#dn=1#]が入学式であった。
入学式というお祝い事の日に限って[#dn=1#]は校内で迷子になり
レッド寮まで迷い込んだ所を、寝坊し遅刻寸前の十代に助けてもらったのだ。
「ありがとうございました先輩!お陰で遅刻せずに済みました」
[#dn=1#]の笑顔を見た時、十代の身体に大きな衝撃が走った。
まるで、スパークマンからダイレクトアタックを受けたのかと錯覚する程のもので
それまでデュエル一筋な十代の心に[#dn=1#]という存在が生まれた瞬間であった。
そこから十代の猛アタックの末晴れて交際に至ったのだが、
カップルになった二人を待ち受ける問題が一つあった。
それは、二人が愛の営みを行う場所がないという問題である。
「なぁ、[#dn=1#]…いいか?」
「先輩…」
アカデミアは、勉学の為に施設である以上当然ホテル等の宿泊施設はない。
ただのデートであれば場所を選ぶ必要はないが、営みを行う為の場所となると話は変わる。
必然的に個人の部屋又は森の奥等の野外で行うしか他なくなる。
しかし、個人の部屋を与えられるのはイエロー又はブルーの生徒のみ、
オシリスレッドに在籍する十代の部屋は相部屋である
ブルーの[#dn=1#]には個人の部屋が与えられているが、女子寮自体男子禁制である為不可能。
野外で行うのは絶対に嫌だと言う[#dn=1#]の要望により、必然的に十代の部屋で行うしかなくなる。
「ん、ふ…はっ、…せんぱ…」
「可愛いな[#dn=1#]は」
そして、この日中間試験を終えた二人は十代の部屋で逢瀬を楽しんでいた。
最初は二人でデッキ構築について議論を交わしたり、デュエルをしたりと
如何にも決闘者カップルらしい時間を過ごしていたが、
時間が経つにつれて二人を包む雰囲気は徐々に淫靡なものへと変わっていった。
「先輩、ダメです…翔先輩達が帰ってきちゃう」
「大丈夫だって、今日は[#dn=1#]とデートだって言ってあるし」
「でも、…」
「いいから、俺に集中していろって」
愛する[#dn=1#]を前に我慢が出来なくなったのは十代であった。
キスをしながら、[#dn=1#]の制服のボタンを外していくと身体のラインが強調される黒のインナーと
更にその下からリボンがあしらわれたピンクの下着が現れた。
上から下まで舐めるような視線に耐え切れなくなった[#dn=1#]は羞恥から顔を背ける。
「先輩、せめて電気を消してください」
「何で?」
「恥ずかしいから…」
「俺しか見てないから大丈夫だって」
そういう事ではないのに、と頬を膨らます[#dn=1#]の耳元に息を吹きかけてみせた。
「ひゃん!や、耳…だめっ!」
それに対して耳を抑えながら[#dn=1#]は制止の声を上げる。
[#dn=1#]の反応に十代は気を良くし、更に耳への悪戯を続けた。
「[#dn=1#]って本当耳弱いよな」
「や、しゃべらないでぇ…ひぃ!」
[#dn=1#]の抗議を意に介さない十代は耳の輪郭に沿うようにゆっくりなぞり始めた。
自分が与える刺激に対して一々反応をする[#dn=1#]が可愛い、と考えながら十代は小さな耳たぶに吸い付く。
「んぅ、も、…」
耳たぶを唇で挟んだり舌先で突くと[#dn=1#]はくすぐったいのか身を捩るので
次に耳のふち、そして軟骨と普段ならば刺激を受ける事のない部位を
舌先でゆっくりと優しく舐め上げる。
耳の穴を舐めると[#dn=1#]は身体を震わせ始める。心ななしか息も荒くなり始めた
「せ、んぱ…も、本当だめ、…っ!」
[#dn=1#]の身体は元々刺激に対して敏感な身体であったのだが、
十代によって少しずつ身体を開発されていった結果、
些細な愛撫でも直ぐに感じる厭らしい身体へと変貌してしまった。
「も、やだ…耳ばっか…こっちも触ってください、!」
[#dn=1#]は必死に十代の肩を押し戻してから、
十代の腕を掴み自身の下腹部に引き寄せた。
十代は[#dn=1#]の下着が既に湿っている事に気付き思わず笑みを浮かべた。
「[#dn=1#]、もうぐちゃぐちゃじゃねえか」
下着の間から指を入れ、叢をかき分け奥の花びらに触れると
泉から蜜が溢れ出てくると同時に十代の指を呑み込んでゆく。
「うぅ…んぁ!…も、先輩の、せいだもん!あン、っ!」
「ごめんって、お詫びにすげぇ気持ちよくさせてやるから、な?」
「…うん」
十代は[#dn=1#]の花びらから指を引き抜いてから自身のベルトの金具を外し始める。
[#dn=1#]も十代に倣い制服と自らの雫で濡れ使い物にならないショーツを脱いだ。
「じゃあ、挿れるぞ」
十代が自身の膨張しきった肉棒を[#dn=1#]の入口へ押し当ててから、
ゆっくりと体重をかけながら奥へ押し入ろうとした時、
突然部屋の扉を叩く音と共に外から人の話し声が聞こえた。
「アニキー!いるっすかー?」
部屋の外から聞こえる声の主は、十代と同室の翔であった。
二人の声が聞こえた瞬間、[#dn=1#]の思考はそれまでの微睡から一気に現実へ引き戻された。
慌てて身体を起こし脱ぎ捨てた衣類を手にしようとしたものの、十代により阻まれた。
「せ、先輩!」
「しっ、…静かにしてろ」
自身の唇に人差し指を当て[#dn=1#]に声を出さない様にと
ジェスチャーで伝えると、[#dn=1#]は自身の手の平で塞いだ。
それを確認した十代は、ゆっくりと自身の体重をかけながら[#dn=1#]の奥へと侵入した。
「アニキー、いないんすか?」
「あー、悪い悪い!翔、どうした?」
「あ、アニキいたんすね」
「おぅ、ちょっと[#dn=1#]とデュエルしててな」
十代は腰を緩やかに打ち付けながら翔と会話をする中、
[#dn=1#]は目に涙を浮かべながら、必死に声を出さないように耐えている。
声を出してはいけないという状況だというのに、十代はわざと[#dn=1#]の弱点ばかり責めてくるので、
[#dn=1#]は理性と快感の狭間で耐えながら、1秒でも早く翔が立ち去ってと願う事しか出来ない
「なぁ、[#dn=1#]の中、すげぇ締まってるけど…興奮してるのか?」
「あッ!…っ〜!!」
[#dn=1#]の肉体的にも精神的にもギリギリの状況の中
耳元で囁かれ、[#dn=1#]は思わず声を上げてしまう。
慌てて口を塞ぎつつ首を横に振るったが、身体は正直な反応を見せ続ける。
「アニキ?」
「あぁ、悪い!今、すげぇいい所なんだ。終わったら連絡するわ」
「分かったッス!あ、今日僕剣山君の部屋に泊めてもらうから[#dn=1#]ちゃんとゆっくりしてくださいッス!」
「おぉ、悪いありがとな翔」
何も知らない翔は、十代に声をかけるものの反応が鈍い事から、
余程[#dn=1#]とのデュエルに集中しているものだと考え、その場を立ち去った。
「…翔先輩、もう行きましたか?」
「そうっぽいな」
「よかった…」
自分達の痴態を見られるという最悪の出来事を回避した安堵から、
[#dn=1#]がほっと胸を撫で下ろしたのも束の間、十代は[#dn=1#]の腰を両手で掴んできた
「じゃあ、こっから本気出すから」
「え、…あッ!や…あぁああ!!」
ニヤッと笑った十代は[#dn=1#]に対して思い切り腰を打ち付け最奥を突き上げてきた
挿入から緩やかな快感で焦らされていた分、[#dn=1#]は大きな声を上げながら身体をしならせる。
「だめ、だめ!はげし…もっ、ゆっくり…ひぁ、あン、あっ!!」
「ッ…、はっ、やっぱ[#dn=1#]の中は気持ちいいな」
[#dn=1#]は顔を左右に振りながら、制止の言葉を紡ぐものの身体は正直な反応を見せる。
その証拠に[#dn=1#]の奥の花びらの1枚1枚が十代の性器に甘えるように絡みつき奥へと誘う。
「お前、前よりエロくなったよな」
「やぁ、言わないでぇ…ぁっ!」
「そんなに俺の気持ちいいか?」
「そんなこと…言えない…ひぅ、!」
「言わなきゃ気持ちよくしないぞ」
先程までは力任せに突き上げてきたのに対して、
今度は焦らすように浅い所ばかり突き[#dn=1#]からの返答を促してくる。
素直に答えれば良いのだろうが僅かながらの理性が[#dn=1#]の手を引いてくる。
答えるのは恥ずかしい…が、今はもっと気持ちよくなりたい。
そんな想いが[#dn=1#]を動かした。
「ぅ、ん…きもちいい…」
だから、もっとシて。[#dn=1#]は十代の腰に両足を回し引き寄せる。
その言葉は十代の本能に火を付けるには十分すぎるものであった。
「…今のすげー、効いたわ」
「あ、…!あ、あはぁああ❤❤」
「[#dn=1#]、好きなだけ気持ちよくなれよ」
「やっ、あっ、どうじっ、だめぇ!」
腰を打ち付けながら花の芯を指で押しつぶすと、締め付けが更に強くなる。
[#dn=1#]はもう口から情けなく声を上げることしかできなくなった。
「んぁっ、もっ、とぉ…もっとっ、はぁんっ…!!あんっ、いっぱい、してぇっ…あぁんっ!」
「[#dn=1#]、[#dn=1#]…っ!」
「あっ、あぁっ…もう、ダメぇ…イく、イっちゃうよぉ…はぁっ…!」
互いの汗と蜜が交じり合いベッドのシーツにシミを作り、
互いの腰を打ち付け合う乾いた音と声にならない声が部屋に響き渡る。
身体の奥からこみ上げてくる快感の波に攫われてしまいそうな感覚に陥りそうになりながら、
[#dn=1#]が縋る様に十代の背中に腕を回すと十代も同じ様に抱きしめた。
「[#dn=1#]、好きだ、愛してる」
「あ、…私も、先輩の事が好き、愛してます」
どちらからともなく唇を重ね、身も心も一つにさせながら二人は共に果てた。
