遊戯王ゴーラッシュ!!の男主攻め
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風呂場での出来事の後、部屋に戻る道中ゆめおは脳内で何度もシミュレーションを繰り返した。どうすれば自然にかつカッコよく行為に至れるかを。しかし、これまでに性的な経験がない為何も思いつかないままフェイザーの部屋に着いてしまった。
内心慌てるゆめおとは対照的にフェイザーは普段と変わらぬ落ち着いた様子でいる。もしかしてさっきの続きはしないのか?とゆめおが一人悶々としているとフェイザーが二人は優に寝れる程の大きなベッドに腰かけた。そして、ゆめおに対して意味深な視線を向けてきた。
「ゆめお、私の隣に来てくれないか?」
フェイザーから隣に座る様に促されゆめおは恐る恐るベッドに近づき、言われた通り隣に座るとフェイザーと目が合うこのまま流れで行為に及べれば良いのだが、ここでゆめおの中の臆病虫が顔を覗かせた。
「フェイザー」
「なんだ」
「本当にいいのか?」
ゆめおは俯きながらフェイザーに恐る恐る尋ねた。膝の上に置いた拳はしきりに震えている。
「何故、そんな事を聞く?」
「だって、俺こういうの初めてだし」
「それは私も同じだ」
「けどよ…」
「そんなに不安そうな顔をするな、私なら大丈夫だ」
ゆめおの手の甲にフェイザーは自身の手のひらを重ねる。それがフェイザーからのサインであると分からない程馬鹿ではない。ここまで最大限にお膳立てをされておきながら、いつもでも震えている訳にはいかない。ゆめおは自身を奮い立たせてから、震える自身の唇を彼の唇に重ねた。初めて味わうフェイザーの唇の感触は柔らかく、どこか甘く感じる。何度か啄むようなキスをしているとフェイザーが口を小さく開けたので、遠慮がちに舌を差し込んでみると舌を絡め取られた。
「ん、…ゆめお…」
「フェイザー…っ」
最初こそゆめおはキスに対して躊躇していたが次第にフェイザーとのキスが心地よくなっていき、今はただ目の前の男をもっと深く味わいたいという思考に至った。ゆめおはフェイザーの後頭部に腕を回し身体を更に密着させ、先ほどよりも深く口付ける。フェイザーもまた同様に深く舌を絡めてくる。互いの口内を行き来する唾液が口端から零れる事お構いなしにひたすら貪り合った。
「ぁ、…」
キスをしながらフェイザーの身体を押し倒すと、彼の瞳の中の三日月が揺れた。
「脱がしていい?」
「…あぁ」
震える手でゆっくりとシャツのボタンを外すと、陶器のように白く美しい肌が現れた。風呂場ではじっくり身体を見る程の余裕がなかったが、改めて間近でみるとあまりの美しさに息を呑む。
「…着痩せするタイプなんだ」
均整の取れた肉体美に感心すると同時にキスの後はどうすればいいのかについて考える。アダルト漫画や動画では、必ず最初に胸を触るものとされているが、女性と違って男も胸を触られると感じるのだろうか、と
疑問を抱きつつ既に硬く勃起している先端の飾りに触れる。
「んっ…、」
フェイザーは小さく声をあげた。どうやら、男でも胸で感じるようだ。疑問に対する答えを得たことでゆめおは安堵し胸への愛撫を続けることにした。胸の飾りを摘んだり引っ掻いたりする度にフェイザーは身体を揺らし、頬を紅潮させながら悩ましげな表情を浮かべている。それを見たゆめおの中の加虐心が顔を覗かせる。
「ぁ、!…っ、」
「気持ちいい?」
「っ、…あ、あぁ」
「良かった」
「んん、…あ、ン…っ!」
ゆめおはフェイザーの胸の飾りを口に含み舌先での愛撫を始める。舌先で啄かれたり時折甘噛みされ、先端を吸われる度に吐息混じりの甘い声が漏れ出る。男である自分が女性の様に喘ぐ姿を曝け出すなんて恥ずかしい筈なのに、羞恥心よりもゆめおに触れられている事に対する喜びが勝る。
「はぁ、…ゆめお…」
「どうした?」
「もっと…して、くれないか?」
静かにフェイザーはさらなる快感を強請った。その姿にゆめおは大きな衝撃を覚えた。フェイザーは、容姿端麗でデュエルも強くMIK総帥に相応しいカリスマ性と優しさを兼ね備えた男だ。そんな人物が平凡を体現した存在である自分を求めている。その事実に対してこれ以上ない優越感を抱いた。
「…痛かったら言えよ」
ゆめおは下着越しにそそり立つフェイザーの花芯を軽く握り、上下に動かし始める。思春期を迎えてから自慰行為をする回数が増えたこともありその扱いには慣れたものではあるが、如何せんこれはフェイザー自身のものだ。傷付けないように細心の注意を払いながら愛撫を続ける。
「く、…ぅ!」
フェイザーは快感に身を悶えさせながらも、必死に声が出ないように手の甲で口元を抑えている。
「声、我慢するなよ」
「あぁっ…!待て、そこ、…は…っ!」
「風呂で散々ヤラれたから仕返し」
ゆめおは下着の隙間から手を入れると、直接フェイザーの花芯に触れた。そして、先端から溢れる蜜を手に塗りつけてから先端部分に手のひらを押し潰すように摩擦させるとフェイザーの背中が弓なりにしなった。
「あぁ!ぁ、…っ、あぅ…!」
「出したくなったら出していいからな」
「そ、それは…」
「もしかして恥ずかしい…のか?」
「…」
小さく首を縦に振るフェイザー、それを見て少しの間を置いてからゆめおは先程よりも強く扱き始める。
「ひ、ぅ!待ってくれ、本当にこれ以上は…、っ…あっ!」
制止しようと伸ばした腕はゆめおによりベッドに縫い付けられる。抵抗出来ない状態でフェイザーは歯を食いしばり必死に耐える。好きな男の前で射精する姿を見られたくないその一心で。だが、その抵抗は早々に終わりを迎える事になった。
「はぁ、はぁ…」
我慢虚しくフェイザーはゆめおの手により簡単に絶頂を迎えた。自身が発した白濁により身体が汚れたがそれに対して構う余裕等ない。射精の後に訪れる倦怠感に負けたフェイザーの身体がベッドに沈む射精の余韻で荒くなった息を整えているとゆめおが隣に寝転んできた。目が合うとゆめおはベッドに投げ出された右手を握ってきた。
「大丈夫か?」
「あぁ…」
「…続き、するか?」
「…お前さえいいのなら」
互いに顔を見合わせた後、ゆめおは上体を起こしフェイザー両足首を掴み左右に広げた。しかし、それから程なくしてゆめおは眉を顰めた。どうしたのか、と思いフェイザーがゆめおに声を掛けようとした時ゆめおが神妙な面持ちで尋ねてきた
「…男同士ってどうやるの?」
フェイザーは鳩が豆鉄砲を食らった様な表情を浮かべるとゆめおは申し訳なさそうな表情を浮かべた。
「何かごめん…」
「…いや、大丈夫だ。そんな事もあろうと必要な準備は私の方でしておいた」
すまないが、そこの棚の中にあるものを出してくれ。
先程の快感の余韻がまだ残っているフェイザーは身体を起こすのが難しい為ゆめおにそう告げる。ゆめおが言われた通りに引き出しを開けると中には避妊具とローションが収納されていた。
「こ、これは…」
初めて目にするそれらの生々しさにゆめおは手にしたそれらを凝視する。
「女性と違って男の場合は潤滑油をローションで代用しなければならない。コンドームは性病感染予防の為だ」
「詳しいんだな…前にヤッたことあるんか?」
固まるゆめおをよそにフェイザーは落ち着いた様子で2つの道具について解説すると、ゆめおが少し怪訝そうな表情を浮かべて経験の有無について問いかけてきた
「経験はない。ゆめおと行う為に調べたのだ」
フェイザーの回答に内心安心するゆめおを他所に
フェイザーはゆっくりと上体を起こしゆめおに対して背を向けた。そして、上体を寝かす代わりに腰を持ち上げて自身の双丘と小さな蕾を見せつけてきた。
「ゆめお、挿入の前に私の尻の穴をローションで解す必要がある」
「わ、分かった…!」
「安心しろ、事前に腸洗浄は済ましている」
「お、おぅ…」
ゆめおは少し戸惑いながらも自身の指先から手のひら全体にローションを垂らしてから、フェイザーの尻の穴に馴染ませるように塗り付け始める
「んっ、…」
弧を描くように数回撫でてからゆめおはローションの付いた小指をゆっくり挿入していく。指を挿れる瞬間、一瞬菊門付近の括約筋が強張ったが次第にゆめおの指は奥へ飲み込まれた。その事に対してゆめおは一種の感動を得た。
「すげぇ、本当に入った…」
「…っ、!」
ゆっくり小指を抜き差しすると微かにフェイザーの身体が反応した。挿れる時よりも抜く時の方が感じるらしく時折吐息が漏れるのが聞こえる。見る限り痛みを感じている様子はないので、ゆめおはゆっくり小指を抜いてから次に人差し指を挿入する
「ぁ…、」
浅めの場所を出し入れしながら、時折指を曲げて腸壁に指を押し当てると先程よりも顕著にフェイザーが反応を見せ始めた。
「は、っ…ぁ!…く、ぅ…」
フェイザーは目の前の枕を腕で抱き込みながら、苦しそうなしかしどこか切なげに声を漏らす。
「フェイザー、痛くないか?」
「あ、…あぁ、問題ない…う、っ…!」
本当は今すぐフェイザーに己の欲望を無遠慮にぶつけたいのだが、それはいけないと己の欲望を律しながら、ゆめおは菊門にもう一本の指を挿れることにした。
「あ、あぁ!…ン、ぐぅ!」
人差し指で腸壁を押し当てながら中指を奥に押し進めるとフェイザーの身体は分かりやすいぐらい跳ねた。
最初こそ少しの不安を抱いていたゆめおだったが次第に慣れてきたようで、ぎこちなかった指の動きが徐々にフェイザーの快感を引き出す動きへと変貌していく。
「あぁ!あ…ぁ、あン!」
2本の指にローションを継ぎ足し最初よりも少し速く指を出し抜きする。すると菊門はそれに合わせて締め付けてくるので、何だかその様がいじらしく感じる。
「フェイザー…なぁ、もう俺…」
フェイザーの痴態を見せつけられ、ついに我慢の限界を迎えたゆめおが懇願するように伺いを立てると、フェイザーは自身の菊門を両手で広げてみせた。
「私も、もう限界だ…挿れてくれゆめお」
ゆめおは頷くとサイドボードに置いておいたコンドームを箱から取り出し封を切る。ゴム本体を破かないように慎重に袋から取り出しそれを自身の性器に装着する。自身に被せられたピンクのゴムの上からローションを垂らしつつ念入りにフェイザーの菊門にも再度塗り付けてからそっと性器の先端を入口に充てがう。
「じゃあ…挿れるぞ」
ゆっくりとゆめおが自身の体重をかけ始めると、少しずつではあるが先端が呑み込まれていった。しかし、指よりも質量がある為中々上手く挿入されない。
フェイザーは異物感と痛みに耐える為なのか枕に顔を押し付けている。それに気付き慌てて抜こうとした時、ゆめおの腕を掴まれた。
「抜く必要はない」
「え、けど…」
「心配ない、少し慣れないだけだ」
続ける様にと言うフェイザーであったが、実際は身体が強張ってしまいそれ以上の挿入が困難であった。中断するべきではと考える者の当の本人は続けろと言う。どうしたものかと考えた時、フェイザー自身の意識を菊門から逸らすべきではないかと考えたゆめおはフェイザーの性器に手を伸ばした。
「ひぅ、!…お、おい、何を…んァ!」
「こっち触りながらの方が気が紛れるかと思って」
痛みと緊張で萎えて力なく項垂れているフェイザーの性器を扱くと再び活力を取り戻しゆめおの手の中で大きく膨れ上がった。
「はぁ、…あ、!…ひ、!…ああァァ!」
フェイザーが性器への快感で意識が僅かに菊門から外れた瞬間、ゆめおは一気に自身の全てを中に埋め込んだ。その瞬間、フェイザーは一際大きく悲鳴の様な声を上げた。ゆめお]を受け入れる為に、これまで所謂大人のおもちゃを使って慣らしていたが、それらのどれよりもゆめおの性器は太く硬い。未知の快感にフェイザーの思考が蝕まれていく。
「フェイザー、動くよ」
「ま、待ってくれ…まだ、!…ぁあ!」
ゆめおはフェイザーの制止の声に耳を貸さず、無遠慮に腰を打ち付け始める。太く熱いゆめおの剛直がフェイザーの身体を貫く。本来ならば最も恥ずべき場所を曝け出し女のように媚びた声を出し男を受け入れる自分が少し恥ずかしい
「あ、あ、…は、ぁン!ゆめお、ゆめお…っ、!」
「フェイザーのケツの中良すぎだろ、んだよ、これ!くそっ!」
フェイザーの腸壁はまるでゆめおを包み込むように蠢いてくる。抜く度に締め付け、再び挿入しようとすると奥へと誘うように緩めてくる。本来ならばただの排泄器官である筈なのに、何故こんなに気持ちいいのか。葛藤する感情をぶつけるように腰を強く打ちつける。
「フェイザー、ごめん…俺もう無理かも」
「ひぁあ!…出して、いいぞ、!…私の中に、お前を…」
「っ、フェイザー、!」
「んんぅ、…は、ぁ、…」
ゆめおはフェイザーの身体に覆い被さりフェイザーの顔をジッと見つめてから自身の唇を重ねるとフェイザーが自ら舌を差し出してきた。それを絡め取りながら吸うとフェイザーの身体はまた震えた。互いにもう限界を迎える寸前であるのは一目瞭然である。
「あっ、あぁっ…もう、だめ…だ…!でるっ…!」
「あ”!!…うっ…、ん”…ぁ…!」
夢中で腰を打ち付けるゆめおの動きに合わせる様にフェイザーは腰を浮かし、迎え入れる。そして、より深く繋がれるように深い口づけを交わしながら抱きしめ合う。直後にゆめおはゴム越しにフェイザーの直腸にて射精した。射精後の疲労と快感の余韻で倒れこむ様にフェイザーの上に沈んだ。
「フェイザー…」
「なんだ?」
「…愛してる」
「私も愛してるぞ、ゆめお」
照れ臭そうに小さな声で愛の言葉を紡いだゆめおに対して、フェイザーは笑みを浮かべながら自らも愛を返した。