遊戯王GXの置き場
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俺には、恐竜さんと同じぐらい大好きな人がいるドン。
名前は、ゆめさん。
十代のアニキと丸藤先輩と同い年の先輩。
俺から付き合ってください、と告白して先輩から
OKをもらえた時は思わずその場で叫んでしまうぐらい
嬉しかったザウルス。
ゆめさんは、小さい恐竜さんの赤ちゃんのように
ふわふわしていて可愛いけど、言っちゃあれだけど、
正直先輩らしくはないドン。
「剣山く~ん!おはよう…って、うひゃぁああ!!」
「ちょっ!先輩、何してるドン!?」
俺の後ろから、可愛く俺の名前を呼ぶ声が聞こえてきたから、
振り返れば、少し離れた場所にゆめさんが手を振っていた。
だけど、次の瞬間足元の石に躓いて転びそうになったから、
全速力で走って先輩の身体を抱える。
先輩は、直ぐに転んだりぶつかったりするから、いつもこうして
俺が助けてあげるのが習慣になったザウルス。
その時、先輩の胸が俺の腕に当たる事については何も言わないドン
「ごめんね、剣山君…」
「先輩は、俺がいないとダメだから仕方ないドン」
「確かに!」
いやいや、そこは怒るか否定する所ザウルス…と
考えながら、俺はそのまま先輩を抱えながら教室に向かうことにした。
今日の授業は、上級生と合同の授業だから、アニキと先輩の二人と受けられるドン!
「剣山君、剣山君」
「どうしたドン?」
「あの、皆が見てるからそろそろ下してほしいドン…なんて」
「ダメだドン。また先輩が転びかけるし、それに見せつける必要があるザウルス!」
「見せつけるって誰に?」
「その辺の男達だドン」
先輩は、ドジっ子だけど見た目は可愛くデュエルもそこそこ強いから、
明日香先輩と並ぶぐらい学園では人気者で、俺が授業とかで側にいない
時を狙って男子生徒達が告白するから、油断ができないザウルス。
だから、こうして見せつけておくぐらいが丁度いいドン。
「先輩は、これからも俺が守るから安心するドン!」
「なんか、よく分かんないけど、よろしくね!」
そう言って先輩が、俺のほっぺにチューしてくれたけど
その瞬間、周りから歓声のような悲鳴のような叫びが聞こえたのが、
ちょっと気持ちよかったザウルス。