遊戯王GXの置き場
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先生の話を聞きながら、一生懸命ノートを取っている時
ふと、横を見たら準君の横顔が見えた。
それは、普段乱暴な言葉遣いや明日香ちゃんを見て目をハートに
している人とは思えないぐらい綺麗で。
思わず、ノートを取る手が止まり、じっと見つめてしまった。
「なんだ」
「あ、いや、ごめん。なんでもない!」
時間にして数秒ぐらいだと思うけど、
気づいた時には、私のことを気づいた準君と目があっていた。
怪訝そうな表情の準君を見て、申し訳なくなり、一言謝ってから
もう一度ノートの方に目線を落とす。
だけど、さっきの準君の顔が頭から離れてくれない。
「おい」
「な、なに?」
「今はこれで我慢しておけ」
準君は、そう言うと私の左手を握った。
しかも、普段恥ずかしがってあまりしてくれない恋人繋ぎで。
驚いて、隣を見ると準君はそっぽを向いていた。
でも、よく見てみると耳元が真っ赤になっていた。
恥ずかしいなら、しなきゃいいのにと思いながら
準君の気持ちが嬉しくて、こっそり握り返した。
授業が終わったら、一緒にお昼ご飯が食べれるし、
あと少し授業を頑張ろう。