プラス②
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ソレは、突然目の前に現れた。
俺達の頭上から、見下ろすように佇む少女。
その背中には、白い翼が生えていて。
誰かが「天使様だ…」となんて言葉を呟いていた。
黒いドレスを身に纏い、顔の半分近く布で覆われたソレは
ゆっくりと歌い始めた。
美しい旋律で聴く者の心を支配するかのような歌
だが、それはただの歌ではなかった。
周囲にいた敵が、仲間が狂い始めていく。
これは、何かの能力なのか。
それとも、生まれ持ったものなのか分からない。
空を見上げれば、少女は涙を流しながら歌を奏で続ける
その姿を見て、俺は思わず手を伸ばした。
美しい歌声の、美しい少女を、その白く清純な翼も
その全てが、欲しいと思っちまった。
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