口内炎ができました
夢小説
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
うう、気になる。
急に口内炎ができた。
口内炎ってできると痛いしすごく気になりません?
私はなるんですよ、すぐに舌で弄って悪化させる。
いつだっておいしいオハウも口内炎があるとどうしても顔を顰めてしまう。
「オハウが口に合わなかったか?名前」
ああ、アシリパさんに気を遣わせてしまった!
「いや、そんなことないよ!いつも通りとってもおいしいよ!」
慌ててオハウはおいしいと訂正する。
「ならどうしたんだ?名前」
「どこか痛むの?名前さん」
「名前ちゃん食べないなら俺が貰おうか?」
ああ、アシリパさんだけでなく杉元も白石も心配してくれてる。ん?白石は違うな??
「いや、ほんと何でもなくて、あの、口内炎ができちゃって痛いんです、、」
あーそういうことかあ、と3人がほっとしてくれて口内炎できると痛いよね〜なんて話しながらそのまま仲良くごはんの時間を過ごせた。
ただ1人、尾形を除いて。
まあ、尾形が会話に入ってこないのはいつものことだけど。
みんなが寝静まったころ、お手洗いに行きたくて寝覚めてしまった。
そろーりそろーりと外に出てお手洗いを済ませる。
少しだけ夜空を見ながら、たかが口内炎なのにみんな心配してくれたし、心配してくれるの嬉しかったな、明日はアシリパさんが口内炎に良さそうな果実を探そうと言ってくれたから楽しみだななんて考えてた。
「星でも見てるのか」
「ギャッ!」
知らないうちにそばに立ってた上に急に話しかけてくるから、色気の無さすぎる声が出た。
「ははぁ、仮にも年頃の娘がそれでいいのか。そりゃ貰い手も居ないわけだ。」
声の主、もとい尾形をジト目で見る。
「いや、尾形が驚かせてきたからでしょ。貰い手はそのうち現れますよ!」
たまらず反論すると、
「まだ痛むのか?」
と聞いてきた。
会話する気ないなこの人。
「口内炎のことですか?まあ、痛いですけど我慢できます。お気遣いどうも!」
口内炎のこと気にかけてくれてたのか可愛いとこあるじゃん。
驚かされて不満だったが少しだけ機嫌が元に戻った。
「可愛げのない女」
そんな言葉が聞こえた気がした。気がしたっていうのは、尾形の声が小さいうえに言い終えるころには尾形の口が私の口と重なっていたからだ。
ん?え??これってもしかしなくてもキス??なんで!?
意味が分からなさすぎてパニックになる。
慌てて離れようとしても頭をがっちり固定されてるし、胸板を叩いてもびくともしない。
パニックになりながらも何とかしようと叩いたりしてるうちに、尾形の舌が口内に入ってきた。
え!?
なんで!?
驚きすぎて固まってしまった私を他所に口内で尾形の舌が動く。
やっと思考が少し戻ってきたところで、尾形が笑った気がした。
何故笑ったのか考える間もなく、尾形は舌で口内炎をグリグリと攻撃してきた。
いった!!
何の遠慮もなくグリグリしてくるもんだから痛みで尾形をバシバシ叩く。
グリグリされすぎて涙目になったところで、やっと解放された。
「ばーか!ばーか!なんでこんなことすんの!悪魔!!」
息を整えながら精一杯罵る私を横目にニヤリとして、
「確かに口内炎あったな」
と言って尾形は寝床に戻っていった。
だから、あるって言ってるじゃん!!
顔が良いからって調子に乗るなよ!!こちとら、男性に対する免疫ゼロなんだぞ!!
翌日、名前がアシリパに昨夜のことを告げ口しストゥが使われたのは言うまでもない。
急に口内炎ができた。
口内炎ってできると痛いしすごく気になりません?
私はなるんですよ、すぐに舌で弄って悪化させる。
いつだっておいしいオハウも口内炎があるとどうしても顔を顰めてしまう。
「オハウが口に合わなかったか?名前」
ああ、アシリパさんに気を遣わせてしまった!
「いや、そんなことないよ!いつも通りとってもおいしいよ!」
慌ててオハウはおいしいと訂正する。
「ならどうしたんだ?名前」
「どこか痛むの?名前さん」
「名前ちゃん食べないなら俺が貰おうか?」
ああ、アシリパさんだけでなく杉元も白石も心配してくれてる。ん?白石は違うな??
「いや、ほんと何でもなくて、あの、口内炎ができちゃって痛いんです、、」
あーそういうことかあ、と3人がほっとしてくれて口内炎できると痛いよね〜なんて話しながらそのまま仲良くごはんの時間を過ごせた。
ただ1人、尾形を除いて。
まあ、尾形が会話に入ってこないのはいつものことだけど。
みんなが寝静まったころ、お手洗いに行きたくて寝覚めてしまった。
そろーりそろーりと外に出てお手洗いを済ませる。
少しだけ夜空を見ながら、たかが口内炎なのにみんな心配してくれたし、心配してくれるの嬉しかったな、明日はアシリパさんが口内炎に良さそうな果実を探そうと言ってくれたから楽しみだななんて考えてた。
「星でも見てるのか」
「ギャッ!」
知らないうちにそばに立ってた上に急に話しかけてくるから、色気の無さすぎる声が出た。
「ははぁ、仮にも年頃の娘がそれでいいのか。そりゃ貰い手も居ないわけだ。」
声の主、もとい尾形をジト目で見る。
「いや、尾形が驚かせてきたからでしょ。貰い手はそのうち現れますよ!」
たまらず反論すると、
「まだ痛むのか?」
と聞いてきた。
会話する気ないなこの人。
「口内炎のことですか?まあ、痛いですけど我慢できます。お気遣いどうも!」
口内炎のこと気にかけてくれてたのか可愛いとこあるじゃん。
驚かされて不満だったが少しだけ機嫌が元に戻った。
「可愛げのない女」
そんな言葉が聞こえた気がした。気がしたっていうのは、尾形の声が小さいうえに言い終えるころには尾形の口が私の口と重なっていたからだ。
ん?え??これってもしかしなくてもキス??なんで!?
意味が分からなさすぎてパニックになる。
慌てて離れようとしても頭をがっちり固定されてるし、胸板を叩いてもびくともしない。
パニックになりながらも何とかしようと叩いたりしてるうちに、尾形の舌が口内に入ってきた。
え!?
なんで!?
驚きすぎて固まってしまった私を他所に口内で尾形の舌が動く。
やっと思考が少し戻ってきたところで、尾形が笑った気がした。
何故笑ったのか考える間もなく、尾形は舌で口内炎をグリグリと攻撃してきた。
いった!!
何の遠慮もなくグリグリしてくるもんだから痛みで尾形をバシバシ叩く。
グリグリされすぎて涙目になったところで、やっと解放された。
「ばーか!ばーか!なんでこんなことすんの!悪魔!!」
息を整えながら精一杯罵る私を横目にニヤリとして、
「確かに口内炎あったな」
と言って尾形は寝床に戻っていった。
だから、あるって言ってるじゃん!!
顔が良いからって調子に乗るなよ!!こちとら、男性に対する免疫ゼロなんだぞ!!
翌日、名前がアシリパに昨夜のことを告げ口しストゥが使われたのは言うまでもない。
1/1ページ