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※恐らく連載には出ないため捏造。出たら消します。
「……で、何か言い残す事はある?」
「……悪かったと思ってる」
ワノ国を出港してからすぐに、キッドがルフィーとキャプテンを煽った。煽られた結果、ルフィーもキャプテンも行きで登ってきた滝からそのまま船で落ちることになったのだ。
「…今調べてもらってるけど、医療機器破損、船もダメージが出てる」
「……」
「なにより、クルーの命を危機に晒したんだよ」
「…悪かった」
珍しくシュン…となって謝るもんだからちょっとキュンときてしまった。
でも私は副キャプテン!クルーの手前、キャプテンをしっかりと叱っておかなければならない。
「ハァ…、皆無事だったからよかったけど、ロー。あんたはキャプテンなんだ、しっかりしてもらわないと困る!」
「……」
「張り合える友達ができて嬉しいのはわかるけど、それとこれとは別!もうこんな無茶やめてよね!」
「!おい、あいつらは友達なんかじゃ」
「はいはい!友達じゃない、でしょ?この際だから言うけどあれを友達って呼ばないでなんて呼ぶって言うのよ」
「あいつらは一時的に同盟を組んでたただの敵だ!馴れ合ってるつもりは無い」
「…じゃあ聞くけど、次にルフィーとキッドに会った時ほんとに殺せる?」
「…必要なら殺せる。ただ、俺は医者だ。不必要な殺しはしねぇ」
出た、意地っ張り。ほんとは殺す気なんて無いくせに…。
これ以上突っ込んだら面倒くさそうなので話題を戻そう。
「とにかく!私はいいけど、全クルーと船を巻き込むような無茶は今後控えてくださいね!」
「……」
「い、い、で、す、ね!?」
「……あぁ。」
ギロッと睨みながら返事を促すと、少しムスッとしてるが約束してくれた。
「あ、ついでに1人行動もやめてくださいね!ほんと、生きた心地しないんで!」
「…前向きに検討する」
「…絶対検討しないやつじゃないですかそれ」
2人で言い合いしながら、調査を続けているクルー達に報告を聞きに行くため2人で歩き出した。