19日目
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ブルージャムの仕事を手伝う交渉が成立し、3人は荷物を運んでいた。
ル「エース〜、サファイア〜…サボがいねぇと、俺やだよ」
エ「我慢しろ…俺だってそうさ、サボを連れ戻してぇ…だけど、本当のサボの幸せがなんなのか、俺には分からねぇ…」
サ『エース…』
エ「様子を見よう。あいつは強い。本当に嫌ならまた必ず戻ってくるさ!その時のためにも、海賊貯金だって増やしておくんだ…」
エースはそう言って荷物を運び続けた。サファイアはエースの言葉を聞いて思った。
サ(エースも強い…何より、サボを信じてる…だからこの仕事をすると答えた。どんなに危険だと分かっていても…)
サ『そうだね…私たちが頑張らないとね。ルフィ、サボを…私たちを信じて…』
ル「サファイア…」
サ『大丈夫…だから今はこの仕事をこなそう』
サファイアはルフィに強く語りかけ、荷物を抱え直した。
高町に戻ったサボは、不確かな物の終着駅 で火事が起こることを聞いて町を走り回っていた。
サ(嘘だ!嘘に決まってる!あんな広い場所を全部燃やすなんて、簡単にできるもんじゃねぇ!!)
しばらく走り続けていると、昼間にサボを連れて戻った防護服の男たちが歩いているのを見つけた。サボはその後をついていき、彼らの作戦を聞き、その中に作戦決行の予定時刻までに不確かな物の終着駅 の至る所にブルージャムの一味が油と爆薬を配置する手筈だということが聞こえた。
サ(ブルージャムも関わってる!?本当なんだ…こんな馬鹿げた話が!!)
その一件に3人も関わっていることをサボは知る由もない。
仕事を終え、3人は〈中間の森〉の秘密基地に戻りそれぞれ横になっていた。
ル「サボ…どうしてるかな…」
エ「うるせぇ…寝ろ…サボのことは一旦忘れるって約束だろ…」
ル「…わかった」
エ「…これが、あいつの幸せかもしれねぇんだ」
ル「サボ〜」
エ「ルフィ!」
ルフィにもう一度言おうと体を起こすと、既にルフィは眠っていてサファイアが頭を撫でていた。
ル「望遠鏡…」
サ『大丈夫…大丈夫だよ、ルフィ…』
エ「…はぁ」
エースは無言で見つめ、一つ息をつくとルフィの布団を掛け直してあげた。
サ『ルフィ、本当に寂しいんだね…』
エ「…」
サ『そうだよね…心を許せる兄弟が離れ離れになっちゃったんだもん』
サファイアはルフィの寝顔を見て、頭を撫で続けた。
サ『エース…』
エ「ん?」
サファイアはエースと目を合わせた。水色の瞳は光っているように見えた。
サ『ありがとう』
エ「…なんで礼なんか…」
サ『今日、ブルージャムの仕事について答えてくれた…私は悩んでいた…本当にこの仕事を受けるべきか、ブルージャムの言葉を信用することがいいのか…』
エ「…」
サ『でも、エースは決めた…サボのことを信じて…サボのためにできることを…しようとしてっ…』
そう言うとルフィを撫でていた手に雫が落ちた。
エ「!!」
見るとサファイアの目からは涙が流れていた。
サ『わたし…何もできなかった…サボを…とめる、、ことも…答えることも、、エースにばかり…頼って…』
サファイアは堪えきれず、顔を両手で覆って声を押し殺して泣いた。
サ『ごめん…ね…エース、、ごめんね、サボ、、ごめん…ね、ル、フィ…』
泣き続け、謝り続ける姿を見てエースはサファイアを抱き寄せた。
サ『!!エ、エース!?』
あまりの展開にサファイアは言葉がつまり、涙も止まった。
エ「泣くな…」
サ『エース…』
エ「泣くな…謝るな…お前が悪いんじゃねぇ…お前もルフィのことやサボのことを考えてくれて、俺の意見を受け入れてくれたんだ」
サ『…』
エ「だから、何があっても俺は…お前のことも、ルフィのことも守ってみせる…だから、もう泣くな」
エースはそう言って抱きしめる力を強めた。
サ『うん…うん…』
サファイアはエースに抱きつき、頷いた。
少しして、泣き疲れて眠ってしまったサファイアを横にして布団を掛け、エースも横になった。
ル「エース〜、サファイア〜…サボがいねぇと、俺やだよ」
エ「我慢しろ…俺だってそうさ、サボを連れ戻してぇ…だけど、本当のサボの幸せがなんなのか、俺には分からねぇ…」
サ『エース…』
エ「様子を見よう。あいつは強い。本当に嫌ならまた必ず戻ってくるさ!その時のためにも、海賊貯金だって増やしておくんだ…」
エースはそう言って荷物を運び続けた。サファイアはエースの言葉を聞いて思った。
サ(エースも強い…何より、サボを信じてる…だからこの仕事をすると答えた。どんなに危険だと分かっていても…)
サ『そうだね…私たちが頑張らないとね。ルフィ、サボを…私たちを信じて…』
ル「サファイア…」
サ『大丈夫…だから今はこの仕事をこなそう』
サファイアはルフィに強く語りかけ、荷物を抱え直した。
高町に戻ったサボは、
サ(嘘だ!嘘に決まってる!あんな広い場所を全部燃やすなんて、簡単にできるもんじゃねぇ!!)
しばらく走り続けていると、昼間にサボを連れて戻った防護服の男たちが歩いているのを見つけた。サボはその後をついていき、彼らの作戦を聞き、その中に作戦決行の予定時刻までに
サ(ブルージャムも関わってる!?本当なんだ…こんな馬鹿げた話が!!)
その一件に3人も関わっていることをサボは知る由もない。
仕事を終え、3人は〈中間の森〉の秘密基地に戻りそれぞれ横になっていた。
ル「サボ…どうしてるかな…」
エ「うるせぇ…寝ろ…サボのことは一旦忘れるって約束だろ…」
ル「…わかった」
エ「…これが、あいつの幸せかもしれねぇんだ」
ル「サボ〜」
エ「ルフィ!」
ルフィにもう一度言おうと体を起こすと、既にルフィは眠っていてサファイアが頭を撫でていた。
ル「望遠鏡…」
サ『大丈夫…大丈夫だよ、ルフィ…』
エ「…はぁ」
エースは無言で見つめ、一つ息をつくとルフィの布団を掛け直してあげた。
サ『ルフィ、本当に寂しいんだね…』
エ「…」
サ『そうだよね…心を許せる兄弟が離れ離れになっちゃったんだもん』
サファイアはルフィの寝顔を見て、頭を撫で続けた。
サ『エース…』
エ「ん?」
サファイアはエースと目を合わせた。水色の瞳は光っているように見えた。
サ『ありがとう』
エ「…なんで礼なんか…」
サ『今日、ブルージャムの仕事について答えてくれた…私は悩んでいた…本当にこの仕事を受けるべきか、ブルージャムの言葉を信用することがいいのか…』
エ「…」
サ『でも、エースは決めた…サボのことを信じて…サボのためにできることを…しようとしてっ…』
そう言うとルフィを撫でていた手に雫が落ちた。
エ「!!」
見るとサファイアの目からは涙が流れていた。
サ『わたし…何もできなかった…サボを…とめる、、ことも…答えることも、、エースにばかり…頼って…』
サファイアは堪えきれず、顔を両手で覆って声を押し殺して泣いた。
サ『ごめん…ね…エース、、ごめんね、サボ、、ごめん…ね、ル、フィ…』
泣き続け、謝り続ける姿を見てエースはサファイアを抱き寄せた。
サ『!!エ、エース!?』
あまりの展開にサファイアは言葉がつまり、涙も止まった。
エ「泣くな…」
サ『エース…』
エ「泣くな…謝るな…お前が悪いんじゃねぇ…お前もルフィのことやサボのことを考えてくれて、俺の意見を受け入れてくれたんだ」
サ『…』
エ「だから、何があっても俺は…お前のことも、ルフィのことも守ってみせる…だから、もう泣くな」
エースはそう言って抱きしめる力を強めた。
サ『うん…うん…』
サファイアはエースに抱きつき、頷いた。
少しして、泣き疲れて眠ってしまったサファイアを横にして布団を掛け、エースも横になった。