19日目
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
必死に逃げようと暴れる4人だったが、突如防護服に身を包んだ軍隊のようなものがやってきた。それを引き連れてきた人物にサボは驚きを隠せなかった。
「ギリギリ間に合ったようだな」
サ「お父さん…」
エ・サ・ル「『「!!」』」
ブ「旦那、傷ひとつつけちゃいませんぜ…おい!」
サ「くそ!この!」
ブルージャムの言葉にサボを捕まえた手下はサボの父親の方へ歩き出す。
エ「サボ!」
サ(お父さんが、海賊を使ってまで俺を…)
「そうか…こいつらだな…サボを悪の道に引きずり込んだのは!」
ル「サボを返せ!」
「“返せ”とは意味のわからないことを!サボはうちの子だ…子供が産んでもらった親の言いなりに生きるのは当然の義務!よくも貴様ら…サボをそそのかして家出させたな!チンピラもどきの小僧どもが!!うちの財産でも狙ってるのか!?」
エ「なんだと、てめぇ!!」
エースが反論すると、エースを捕まえていた手下がエースを地面に叩きつけた。
サ『エース!!』
「こら!海賊!子供を殴るにも気をつけたまえ!クズ同然の子供の血が飛んだではないか」
エ「くっ…」
ル「エース!」
サ『よくもそんなことを!』
「黙れ!」
手下はサファイアの首を押さえていた腕の力を強めた。
サ『うぅ…』
エ「!やめろ!そいつを離せ!」
エースも拘束から逃れようとするが、押さえ込まれている力が強く動くことが出来なかった。
それを見ていたサボは拘束から逃れ、父親の方へ近づく。
サ「やめてくれよ!俺は、そそのかされてなんかいねぇ!自分の意思で家を出たんだ!」
「お前は黙っていろ!」
サボの言葉は聞き入れられず、父親はブルージャムに話す。ブルージャムは3人がサボに二度と近づかないように、始末すると断言した。
サ「!!ちょっと待て、ブルージャム!お父さん、もういいよ!わかった!!」
「…何がわかったんだ?」
サボは悔しそうに歯を食いしばる。
エ「やめろよ、サボ!」
サ『…っサボ!ダメだよ!』
サ「…なんでも、言う通りにするよ…言う通りに生きるから…だから、この3人を傷つけるのだけはやめてくれ!お願いします…大切な…兄弟なんだ!」
ル「!!」
エ「サボ…」
「…なら、今すぐうちに帰るんだ…くだらん海賊ごっこはこれで終いにしなさい」
サボは何も言わず、3人に背を向ける。
エ「おい!行くなよ!」
「大人しくしろ!」
エースは再び地面に押さえつけられるが、それでも続ける。
エ「サボ…振り切れ!俺たちなら大丈夫だ!一緒に自由になるんだろ!?」
ル「サボ!行くなよ!」
エ「お前…これで終わる気か!?サボ!!」
サ『そんな言うこと聞かなくていいから!!行かないでよ、サボ!!』
サボは3人の言葉を聞いて悔しくて涙がこぼれた。
サボは父親達と一緒に歩き出した。サボが拾った望遠鏡はポケットから落ち、無惨にも踏みつけられた。
ル「サボ〜〜!!」
サ『サボ!!』
エ「サボ〜〜〜!!!!」
叫ぶ声に振り返ることもなく歩いていくサボの姿を、3人は見ていることしか出来なかった。
「ギリギリ間に合ったようだな」
サ「お父さん…」
エ・サ・ル「『「!!」』」
ブ「旦那、傷ひとつつけちゃいませんぜ…おい!」
サ「くそ!この!」
ブルージャムの言葉にサボを捕まえた手下はサボの父親の方へ歩き出す。
エ「サボ!」
サ(お父さんが、海賊を使ってまで俺を…)
「そうか…こいつらだな…サボを悪の道に引きずり込んだのは!」
ル「サボを返せ!」
「“返せ”とは意味のわからないことを!サボはうちの子だ…子供が産んでもらった親の言いなりに生きるのは当然の義務!よくも貴様ら…サボをそそのかして家出させたな!チンピラもどきの小僧どもが!!うちの財産でも狙ってるのか!?」
エ「なんだと、てめぇ!!」
エースが反論すると、エースを捕まえていた手下がエースを地面に叩きつけた。
サ『エース!!』
「こら!海賊!子供を殴るにも気をつけたまえ!クズ同然の子供の血が飛んだではないか」
エ「くっ…」
ル「エース!」
サ『よくもそんなことを!』
「黙れ!」
手下はサファイアの首を押さえていた腕の力を強めた。
サ『うぅ…』
エ「!やめろ!そいつを離せ!」
エースも拘束から逃れようとするが、押さえ込まれている力が強く動くことが出来なかった。
それを見ていたサボは拘束から逃れ、父親の方へ近づく。
サ「やめてくれよ!俺は、そそのかされてなんかいねぇ!自分の意思で家を出たんだ!」
「お前は黙っていろ!」
サボの言葉は聞き入れられず、父親はブルージャムに話す。ブルージャムは3人がサボに二度と近づかないように、始末すると断言した。
サ「!!ちょっと待て、ブルージャム!お父さん、もういいよ!わかった!!」
「…何がわかったんだ?」
サボは悔しそうに歯を食いしばる。
エ「やめろよ、サボ!」
サ『…っサボ!ダメだよ!』
サ「…なんでも、言う通りにするよ…言う通りに生きるから…だから、この3人を傷つけるのだけはやめてくれ!お願いします…大切な…兄弟なんだ!」
ル「!!」
エ「サボ…」
「…なら、今すぐうちに帰るんだ…くだらん海賊ごっこはこれで終いにしなさい」
サボは何も言わず、3人に背を向ける。
エ「おい!行くなよ!」
「大人しくしろ!」
エースは再び地面に押さえつけられるが、それでも続ける。
エ「サボ…振り切れ!俺たちなら大丈夫だ!一緒に自由になるんだろ!?」
ル「サボ!行くなよ!」
エ「お前…これで終わる気か!?サボ!!」
サ『そんな言うこと聞かなくていいから!!行かないでよ、サボ!!』
サボは3人の言葉を聞いて悔しくて涙がこぼれた。
サボは父親達と一緒に歩き出した。サボが拾った望遠鏡はポケットから落ち、無惨にも踏みつけられた。
ル「サボ〜〜!!」
サ『サボ!!』
エ「サボ〜〜〜!!!!」
叫ぶ声に振り返ることもなく歩いていくサボの姿を、3人は見ていることしか出来なかった。