エ「きたきた〜！嵐がきたぞ〜！」

サ「来るなら来いってんだ！もっと吹け〜！」

ル「うおぉぉぉ！すっげぇ！風がどんどん強くなるぞ〜！」

とある日…ゴア王国に強い嵐がやってきた。

エ「ルフィ！旗とばされるんじゃねぇぞ！」

サ「旗とばされちまったら、海賊の恥だぞ！」

サ『ルフィ！気をつけてね！』

エース、サボ、サファイアの3人は秘密基地の中で、ルフィはお気に入りの見張り台に登っていた。

ル「よ〜〜し！！すげぇ風こ〜〜い！」

エ「大嵐、かかってこ〜〜い！」

サ「こ〜〜い、この野郎！」

サ『もっとふけ〜！』

4人が叫ぶと強い風が4人に襲いかかった。

サ「うわぁ！」

エ「本当にきやがった！」

サ『すごい！』

ル「うわぁ！うわぁぁぁ！」

エ・サ・サ「「『ルフィ！』」」

エ「大丈夫か！？」

ル「助けてくれ〜〜〜！」

ルフィの叫び声が聞こえた瞬間、3人はその様子を見に行くと、ルフィは見張り台の柱をつかみながら今にも、とばされそうになっていた。

エ「何やってんだよ、ルフィ！」

エ・サ「「あはははは！」」

ル「笑ってないで助けてくれよ〜〜！」

サ『ルフィ、しっかり掴まってて！』



嵐が去り、陽の光がさしてきた。しかし、嵐の影響で秘密基地の板はところどころ剥がれてしまった。4人は修復のための木材を探しに 不確かな物の終着駅（グレイ・ターミナル）へ向かった。

しかし、その先で突然の別れが近づいていることはこの時の4人は知る由もなかった。