18日目
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その夜‥‥
3人が寝静まっているなか、エースは起きていた。エースは昼間ナグリが言っていた“船長の強さよりも重要なこと”をずっと考えていた。
外に耳を澄ますとトンカチの音が聞こえた。ナグリは4人が寝静まったあとも作業を続けていた。
エースは直接聞こうとナグリの方へ向かった。
エ「“船長の条件”ってのはなんだ?‥‥“強さよりも大事なこと”って一体なんなんだ!?‥あいつに、サファイアにあるものってなんなんだ!?教えろ!!」
ナ「‥‥よかろう」
ナグリはしばらく考えやがて小さく答えた。そして、エースの前に降り立った。
ナ「実はのう‥‥実はわしも、よく分からんのし」
エ「!?」
ナ「わしは船長としては失格じゃった‥‥じゃがのう、クルーたちは‥‥最後までわしを船長と呼んでくれた‥この1点でわしは今でも、“ナグリ海賊団”の船長でいられるのし‥クルーに認められてこそ船長!‥‥なんちってのう‥‥」
エ「‥‥‥じゃあ、サファイアはそのクルーに認められる素質ってやつがあるってのかよ?」
ナ「ああ‥‥わしはそう思う‥‥あの子は誰よりも、お前たちのことを思っておるじゃろう?」
エ「‥‥」
エースはサファイアの普段の様子を思い出していた。
ダダン一家のアジトで誰よりも早く起きて、全員分の朝食を率先して用意したりすること、海賊貯金を集め終わった後にかすり傷でも心配して手当をしてくれること、ルフィや自分たちが危ない目にあいそうになったときは身を呈して守ろうとすること‥‥思い出せばキリがない。
エ「あいつは‥‥そういうやつだ‥俺たちにはできないことを、簡単にやっちまう‥俺たちはあいつのそういうところに助けられてきた」
ナ「なんじゃ?あの子が好きなのか?」
エ「なっ!?何言ってんだよ、クソジジイ!!///」
エースは顔を真っ赤にして怒鳴った。
ナ「お主、あの子の話をしている時は顔が朗らかであったぞ?のっしっしっ!若いもんはいいのう」
エ「うるせぇよ!!誰もそんなこと言ってねぇ!!///」
エースは地団駄を踏みながら怒鳴った。
ナ「まあ、話はそれてしもうたが‥‥あの子のようにとまではいかなくても良いが、クルーに認められるようなそんなことが身についていることが、“船長としての条件”になるかのう」
エ「‥‥ふん‥くだらねぇ」
しかし、エースはナグリの言った言葉を何度も考えていた。
3人が寝静まっているなか、エースは起きていた。エースは昼間ナグリが言っていた“船長の強さよりも重要なこと”をずっと考えていた。
外に耳を澄ますとトンカチの音が聞こえた。ナグリは4人が寝静まったあとも作業を続けていた。
エースは直接聞こうとナグリの方へ向かった。
エ「“船長の条件”ってのはなんだ?‥‥“強さよりも大事なこと”って一体なんなんだ!?‥あいつに、サファイアにあるものってなんなんだ!?教えろ!!」
ナ「‥‥よかろう」
ナグリはしばらく考えやがて小さく答えた。そして、エースの前に降り立った。
ナ「実はのう‥‥実はわしも、よく分からんのし」
エ「!?」
ナ「わしは船長としては失格じゃった‥‥じゃがのう、クルーたちは‥‥最後までわしを船長と呼んでくれた‥この1点でわしは今でも、“ナグリ海賊団”の船長でいられるのし‥クルーに認められてこそ船長!‥‥なんちってのう‥‥」
エ「‥‥‥じゃあ、サファイアはそのクルーに認められる素質ってやつがあるってのかよ?」
ナ「ああ‥‥わしはそう思う‥‥あの子は誰よりも、お前たちのことを思っておるじゃろう?」
エ「‥‥」
エースはサファイアの普段の様子を思い出していた。
ダダン一家のアジトで誰よりも早く起きて、全員分の朝食を率先して用意したりすること、海賊貯金を集め終わった後にかすり傷でも心配して手当をしてくれること、ルフィや自分たちが危ない目にあいそうになったときは身を呈して守ろうとすること‥‥思い出せばキリがない。
エ「あいつは‥‥そういうやつだ‥俺たちにはできないことを、簡単にやっちまう‥俺たちはあいつのそういうところに助けられてきた」
ナ「なんじゃ?あの子が好きなのか?」
エ「なっ!?何言ってんだよ、クソジジイ!!///」
エースは顔を真っ赤にして怒鳴った。
ナ「お主、あの子の話をしている時は顔が朗らかであったぞ?のっしっしっ!若いもんはいいのう」
エ「うるせぇよ!!誰もそんなこと言ってねぇ!!///」
エースは地団駄を踏みながら怒鳴った。
ナ「まあ、話はそれてしもうたが‥‥あの子のようにとまではいかなくても良いが、クルーに認められるようなそんなことが身についていることが、“船長としての条件”になるかのう」
エ「‥‥ふん‥くだらねぇ」
しかし、エースはナグリの言った言葉を何度も考えていた。