ダダンは大声を上げて目を見開いていた。

ダ「エース1人で参ってるのに更にガープさんの孫なんて‥‥」

そう言うダダンにガープは笑いながら言った。

ガ「安心せい。サファイアは働き者じゃから仕事はこなすぞ」

サ（エースって誰だろう？）

エースという名前が気になり考えるサファイアをよそにダダンは2人に背を向け腕を組み、唸りながら考えた。

ダ「んーーーー‥‥」

しばらく考え決意した。

ガープとサファイアの方を見て、ため息をつきながら言った。

ダ「分かったよ‥‥その代わり！しっかり働いてもらうからな！！」

ダダンの言葉に、サファイアは満面の笑みを浮かべ、ダダンに抱きついた。

サ『ありがとう！！ダダンさん！！』

勢いよく抱きつかれてダダンは赤くなった。

ダ「バッ、バカ！！急に抱きつくんじゃねぇ！！」

そんなことをしてると上からガサッと音がなり、サファイアはガープの後ろに隠れた。

ダダンは上を見上げ、

ダ「帰ったか！エース！」

と言った。

サファイアはダダンの視線の先を見上げる。そこには黒髪と頬にソバカスのある少年が木の上に座り睨んでいた。