その夜、ダダン一家とガープが寝静まったころ、4人はドアの隙間からガープの様子を見ていた。

エ「このままじゃ、俺達は明日ジジイに殺される‥‥」

サ「運良く生きられても、海賊を諦めねぇ限り、結果は同じだ！」

サ『‥‥私は何もされなかったけど、海賊は諦めたくないし、みんなにも諦めてほしくない‥‥』

ル「死にたくねぇよ！！」

エ「道はひとつしかねぇ‥‥」

サ・ル・ サ「「『ん？/え？』」」

エ「決断の時だ、兄弟！！」



翌朝‥‥

4人はアジトから離れた森の中を走っていた。

ル「脱出成功！」

サ「追ってこないな、ダダン達」

エ「‥‥‥‥」

エースは後ろを振り返り、しばらく動かなかった。

サ『どうしたの？エース』

エ「いや、きっと今頃、厄介払いが出来てせいせいしてるだろうさ」

ﾎﾟﾂ

エ「ん？」

サ『降ってきたね』

サ「どっか雨宿り出来るとこ探すぞ！」

エ「ああ、行くぞ！」

4人はさらに森の奥へ走った。

しばらく走ったところに木があり、その木の洞に入った。

エ「しばらくここで雨宿りだ」

ル「ｼｼｼｼｯ、何だかワクワクすんなぁ！！」

サ『ふふ、楽しそうだね、ルフィ』

その後も、雨は降り続いた。

エ「止みそうにねぇな‥‥」

ﾄﾝｯ

エ「ん？」

横を見ると、サファイアがエースの肩に頭を預けて寝てしまった。

エ「／／／‥‥はぁ」

ル「ん？サファイア寝ちまったのか？」

エ「ああ／／／」

サ「いつも1番に起きて色々やってるからなぁ」

その後、3人も疲れきって寝てしまった。