11日目
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ル「ウォォアァァァァハッハッ、ヴォォォォ!!!!」
森の中ではルフィの泣き声が響いていた。
サ『もう大丈夫だよ、ルフィ』
サファイアは手際よく全員の手当を終わらせた。
サ「お前、悪いクセだぞエース!!本物の海賊を相手に、《逃げねぇ》なんて!‥‥何でお前はそう死にたがりなんだよ?」
エ「しっくりこねぇな‥‥前のがよかった‥‥」
サ「はぁぁぁ‥‥こんなことしちまって、ブルージャムの一味はもう‥‥俺達を許さねぇぞ‥‥この先追われる!」
ル「ごわがっだ、死ぬがど思っだぁぁぁ」
泣き止まないルフィの頭をサファイアが撫でる。
エ「あぁぁぁぁ、イライラする!!うるせぇな!!いつまで泣いてんだ!!俺は弱虫も泣き虫も、大っ嫌いなんだよ!!」
エースが怒鳴るとルフィが泣き止んだ。
エ・サ・サ「「『ん?』」」
ル「あ、ありがとう‥‥」
ルフィは泣くのを堪えながら言った。
エースとサボは顔を見合わせた。
ル「たす‥‥助けてくれでぇぇぇ」
限界だったのか涙が溢れた。
エ「てめぇ!!」
サ「おいおい、礼を言ってるだけだろ?」
ル「うっ‥‥うぅぅ‥‥」
サ『ルフィ‥‥』
エ「くっ‥‥大体!お前、何で口を割らなかったんだ!?‥‥ サファイアが来ていなかったらもっと殴られていた!!それに、あいつらは女でも子供でも平気で殺す奴らだ!」
ル「‥‥喋ったら‥‥もう、友達になれねぇ‥‥」
エ「なれなくても、死ぬよりいいだろ?何でそんなにダチになりてぇんだよ?俺と」
ル「‥‥だって‥‥」
エ「お前これまで俺にどういう目に合わされた?‥‥とうとうここまでついてきやがって!」
サ(エース‥‥)
ルフィは手を強く握りしめた。
ル「‥‥‥だって‥‥」
ルフィは涙を流しながら顔を上げた。
ル「だって、他に頼りがいねぇ!!フーシャ村には帰れねぇし、山賊は嫌いだし、お前とサファイアを追いかけなかったら、俺は1人になる!」
エ「‥‥‥‥」
サ『ルフィ‥‥』
ル「1人になるのは‥‥痛てぇより辛ぇ!」
エースは顔を強ばらせた。
エ「‥‥お前、親は?」
ル「じいちゃん以外いねぇ!」
エ「‥‥‥俺がいれば辛くねぇのか?」
ル「うん!」
エ「‥‥‥俺がいねぇと、困るのか?」
ル「うん!」
エースの脳裏にはロジャーに子供がいたらと海賊達に聞いた時の記憶が蘇っていた。
海賊達は、《生きていては困る》《そいつは鬼の子だ!》などと嘲笑っていた。
エ「‥‥‥‥」
エースは俯いていた。
エ「‥‥お前は俺に生きててほしいのか?」
エースはルフィを睨みながら言った。
ル「‥‥当たり前だっ!」
エ「そうか‥‥でも、俺はお前みてぇな甘ったれ、嫌いだしな!」
ル「甘ったれてねぇよ!俺は強ぇんだ!!」
エ「強い!?何処が強いんだ!男のくせに泣いてばかりじゃねぇか!サファイアにだって慰められねぇと泣き止まねぇじゃねぇか!」
ル「トゲで殴られたことあんのか、おめぇ!俺は7歳だぞ!お前みたいに10歳になったら、絶対に泣かねぇし、もっと強ぇ!!」
エ「俺は7歳でも泣かねぇよ!バ~〜カ!!一緒にすんな!!」
エースとルフィが喧嘩を始めた。
それをサボとサファイアは黙って聞いていた。
サ・サ「『‥‥‥‥‥‥‥』」
ル「俺は誰よりも強くなるんだよ!!すげぇ海賊になるってシャンクスと約束したんだからな!!」
エ「海賊!?お前が!?」
ル「そうさ!」
エ「なれるか!!」
ル「なるんだ!!」
エ・ル「「グヌヌヌヌヌヌヌッッッッ!!!!」」
サ『ふふ』
サファイアは2人の様子を見て安心した。
森の中ではルフィの泣き声が響いていた。
サ『もう大丈夫だよ、ルフィ』
サファイアは手際よく全員の手当を終わらせた。
サ「お前、悪いクセだぞエース!!本物の海賊を相手に、《逃げねぇ》なんて!‥‥何でお前はそう死にたがりなんだよ?」
エ「しっくりこねぇな‥‥前のがよかった‥‥」
サ「はぁぁぁ‥‥こんなことしちまって、ブルージャムの一味はもう‥‥俺達を許さねぇぞ‥‥この先追われる!」
ル「ごわがっだ、死ぬがど思っだぁぁぁ」
泣き止まないルフィの頭をサファイアが撫でる。
エ「あぁぁぁぁ、イライラする!!うるせぇな!!いつまで泣いてんだ!!俺は弱虫も泣き虫も、大っ嫌いなんだよ!!」
エースが怒鳴るとルフィが泣き止んだ。
エ・サ・サ「「『ん?』」」
ル「あ、ありがとう‥‥」
ルフィは泣くのを堪えながら言った。
エースとサボは顔を見合わせた。
ル「たす‥‥助けてくれでぇぇぇ」
限界だったのか涙が溢れた。
エ「てめぇ!!」
サ「おいおい、礼を言ってるだけだろ?」
ル「うっ‥‥うぅぅ‥‥」
サ『ルフィ‥‥』
エ「くっ‥‥大体!お前、何で口を割らなかったんだ!?‥‥ サファイアが来ていなかったらもっと殴られていた!!それに、あいつらは女でも子供でも平気で殺す奴らだ!」
ル「‥‥喋ったら‥‥もう、友達になれねぇ‥‥」
エ「なれなくても、死ぬよりいいだろ?何でそんなにダチになりてぇんだよ?俺と」
ル「‥‥だって‥‥」
エ「お前これまで俺にどういう目に合わされた?‥‥とうとうここまでついてきやがって!」
サ(エース‥‥)
ルフィは手を強く握りしめた。
ル「‥‥‥だって‥‥」
ルフィは涙を流しながら顔を上げた。
ル「だって、他に頼りがいねぇ!!フーシャ村には帰れねぇし、山賊は嫌いだし、お前とサファイアを追いかけなかったら、俺は1人になる!」
エ「‥‥‥‥」
サ『ルフィ‥‥』
ル「1人になるのは‥‥痛てぇより辛ぇ!」
エースは顔を強ばらせた。
エ「‥‥お前、親は?」
ル「じいちゃん以外いねぇ!」
エ「‥‥‥俺がいれば辛くねぇのか?」
ル「うん!」
エ「‥‥‥俺がいねぇと、困るのか?」
ル「うん!」
エースの脳裏にはロジャーに子供がいたらと海賊達に聞いた時の記憶が蘇っていた。
海賊達は、《生きていては困る》《そいつは鬼の子だ!》などと嘲笑っていた。
エ「‥‥‥‥」
エースは俯いていた。
エ「‥‥お前は俺に生きててほしいのか?」
エースはルフィを睨みながら言った。
ル「‥‥当たり前だっ!」
エ「そうか‥‥でも、俺はお前みてぇな甘ったれ、嫌いだしな!」
ル「甘ったれてねぇよ!俺は強ぇんだ!!」
エ「強い!?何処が強いんだ!男のくせに泣いてばかりじゃねぇか!サファイアにだって慰められねぇと泣き止まねぇじゃねぇか!」
ル「トゲで殴られたことあんのか、おめぇ!俺は7歳だぞ!お前みたいに10歳になったら、絶対に泣かねぇし、もっと強ぇ!!」
エ「俺は7歳でも泣かねぇよ!バ~〜カ!!一緒にすんな!!」
エースとルフィが喧嘩を始めた。
それをサボとサファイアは黙って聞いていた。
サ・サ「『‥‥‥‥‥‥‥』」
ル「俺は誰よりも強くなるんだよ!!すげぇ海賊になるってシャンクスと約束したんだからな!!」
エ「海賊!?お前が!?」
ル「そうさ!」
エ「なれるか!!」
ル「なるんだ!!」
エ・ル「「グヌヌヌヌヌヌヌッッッッ!!!!」」
サ『ふふ』
サファイアは2人の様子を見て安心した。