ポ「何ィ！？このクソガキが！！！！」

サ『エース！！ダメだよ！！』

サファイアはエースの後ろ姿を見ながら叫んだ。

サ「やめろ！‥‥街の不良とはわけが違うぞ！！」

ポ「分かってるじゃねぇか！！‥‥おいっ！遊びはこれまでだ！ありゃ、俺たちの金だ！大人しく返せよ、悪ガキ！！‥‥ちょっとばかり魔が差したんだろ？金さえあれば悪いようにはしねぇさ‥‥あとは、そこのガキを寄越したらいいんだよ」

ポルシェーミはサファイアの方に刀を向けた。

エースは刀を鉄パイプで弾いた。

エ「‥‥俺達の方が、有効に使える！！」

エースはきっぱりと言った。

ポ「な、何だと！？」

エ「あと、こいつも渡さねぇよ‥‥」

サ『‥‥‥‥』

エ「こいつは俺達の仲間だ！！お前らなんかに連れていかせねぇよ！！！！」

サ『エース‥‥』

サ「……くそっ！サファイア、こいつとちょっと待ってろ‥‥」

サボはエースの隣に並んだ。

サ「無茶しやがって‥‥何でお前はそうなんだよ！？」

エ「‥‥俺は、逃げねぇ！」

サ（エースとサボは、戦っているのに‥‥私だけ何もしないなんて‥‥ただ見てるだけなんて‥‥そんなの絶対に嫌！！）

サ『ルフィ、ちょっと待っててね！』

サファイアは鉄パイプを持ちエースの隣に立った。

エ「！！サファイア！？」

サ『私も‥‥一緒に戦うよ‥‥』

エースの目を見てサファイアは力強く言った。

サ「バカッ！！お前まで！」

サ『‥‥2人が戦っているのに‥‥見てるだけなんて絶対に嫌なの！！』

エ「‥‥‥‥お前、大丈夫なのかよ？」

サ『2人がいるから‥私‥怖くないよ』

サ「‥‥お前らは‥‥たくっ！！」

ポ「バカ言ってんじゃねぇよ！」

ポルシェーミは刀を振り下ろしエースの鉄パイプの先端を切った。

刀の刃がかすり、エースの額が切られ、血が流れた。

ポ「ガキに負けたら俺は、海賊やめてやるよ！」

エ・サ・サ「「『やめさせてやる/あげる！！！！』」」

ポ「皆殺しだ！！」

エースとサボとサファイアはポルシェーミとの死闘の末、勝利した。