翌日もサファイアはルフィを探し続けたが、ルフィは見つからなかった。



それから、一週間後‥‥

サファイアは眠れずにいた。

サ（今日もルフィ‥見つからなかった‥‥どうしよう‥‥）

ワンワンワンッ

考え事をしていると突如、ポチが吠えた。

サ（なんだろう‥‥）

不思議に思い外へ向かおうとすると、ドグラが叫んだ。

ド「お頭ぁぁ！！ダダンのお頭ぁぁぁ！！」

サ（な、何！？）

サファイアも急いで向かった。

サファイアが着くと、ダダンとマグラもいた。

サ『どうしたの！？マグラ！』

マ「あ、サファイア！！あれ！！」

サ『え‥‥あっ！！！』

マグラに言われ外を見ると、傷だらけのルフィが息を荒くして立っていた。

サ『ルフィ！！！』

ル「はぁ‥はぁ‥はぁ‥はぁ‥」

ダダンはゆっくりとルフィに近づいた。

ダ「こいつ！！生きてやがったのか！この！！」

ダダンはルフィの両頬をつまんだ。

マ「まあ、まあ、お頭‥」

怒り出しそうなダダンをマグラが抑える。

ダ「おめェ、いったいどこ行ってたんだよ！？」

マ「まあ、まあ‥んでお前何処で何してたんだ？」

ル「谷の下で狼に追いかけられてた‥‥」

ド「た二ー底！？そんな所でな二ーしてたんだ？」

ルフィは黙る。

サ（やっぱり、エースにやられたんだ‥‥）

ルフィの態度にサファイアは焦った。

ダ「くぅぅぅぅ‥‥」

ダダンの怒りが抑えられそうになくなっていた。

ド「いやぁ、なん二ーせよ、良かった」

ダ「いい訳ねぇだろ！」

そう言って、ルフィの両頬を離した。

ダ「サファイア！！」

サ『あ、はい！』

ダ「そいつ、手当してやりな！」

サ『はい！！ルフィ、中に入って‥‥』

ル「ああ‥‥」