サ『エースそろそろお昼の調達に行こう？』

エ「ああ、そうだな！！」

サファイアに言われ、エースも立ち上がる。

サ「もう行くのか‥」

エ「ああ、悪ぃなサボ」

サ「いや、いいさ！じゃあ、また後でな！」

サ『うん！！』

エ「じゃあな！！」

サボと別れ、エースとサファイアは食料調達のために森の中に入っていった。

サ『今日はどうしようかな‥‥』

エ「俺は野牛が食いてぇな！」

サ『野牛か‥‥良いかも！！』

エ「だろ！」

サ『ふふ、じゃあ野牛を探そう！』


しばらく歩くと足跡を見つけた。

サ『これ‥野牛のひづめの跡だよね‥』

エ「ああ、しかもかなりの大物らしいな！」

サ『期待できそう！』

エ「よしっ！行くぞ！」

サ『うん！』

エースとサファイアは巨大牛を探すため森中を走り回った。

しばらく走るとまた足跡を見つけた。

エ「こりゃ野牛だな」

サ『じゃあこの辺りが野牛の縄張りってことかな』

ｶﾞｻｯ

エ・サ「『！！！』」

ふと、2人の後ろの茂みが揺れた。

振り返ってみると、巨大牛が突進してきた。

それを、エースとサファイアは瞬時に避け牛から少し距離をとり、構えた。

サ『これは、予想以上に大きいね‥』

エ「へっ！だが、その分たらふく食えるってわけだな！」

牛「ぶるるるる！！！」

サ『ふふ、あっちもやる気みたい‥』

エ「ああ！だが、勝つのは俺達だ！！」

サ『全力で行くわよ！！』

エ・サ「『うぉぉぉぉ/はぁぁぁぁ！！！』」


エースとサファイアは無傷で牛を倒した。

サ『ふふ、これでご飯の調達完了だね』

エ「そんじゃ帰るか！」

サ『うん！！』

エースとサファイアは2人で牛を担いで、山小屋を目指した。

そこで2人は自分達の運命に関わる少年に出会うことになる‥‥