22日目
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翌朝…
サ『ん…』
日差しで目が覚めると隣でルフィが寝ていた。その頬は泣いたあとが見えた。その事実に昨日の話が夢じゃなかったと認識させられた。
サ『サボ……エース…』
サファイアは外にいるエースのもとに行きたい気持ちに駆られ、外に出た。するとそこにはエースの様子を見に来ていたダダンたちが既にいた。
サ『ダダンさん…みんな』
ダ「起きたのかい」
マ「サファイア…もう少し寝ていてもいいんだぞ」
サ『……もう寝たくなくて…』
エ「サファイア」
一晩中、外にいて気持ちが落ち着いたのか冷静な顔をしたエースと目が合った。
サ『エース…』
ド「お頭〜!大変です二ー!!手紙が!サボからです!あいつ、海に出る前に手紙を出してたんだ」
エ・サ「『!!』」
サ『サボ…』
エ「…よこせ!もう町には行かねぇよ。俺たちにだろ?その手紙」
エースは縄を解かれて手紙を受け取ると読みながら歩き始めた。サファイアはエースについて行かず、後ろ姿を見送ったあとあの場所で待つことにした。
サ(サボとエースは私が出会う前から、ずっと2人で夢を叶えるために生きていた…私が割って入っていいものじゃない…それに…エースにも1人になるときがあった方がいい)
エースの歩いていく後ろ姿を見てサファイアの目からはまた涙がこぼれた。
サファイアはアジトから離れ、秘密基地の下にいた。そこに座り、サボのことを思い返していた。
サ(サボは高町に戻ってから…何を思って過ごしてたんだろう…私は…サボのことを…何も分かっていなかったんだ…)
だからこそ、手紙を読む時はサボの伝えたかったことをしっかりと受け止めようと決めていた。
エ「サファイア」
名前を呼ばれ顔を上げるとエースが来ていた。その顔はしっかり見ないと分からないが泣き腫らしたあとがあった。
サ『エース…』
サファイアはエースから無言で差し出された手紙を受け取り、内容を読み始める。
《エース、サファイア、ルフィ…
火事で怪我をしていないか?心配だけど無事だと信じてる…
お前たちには悪いけど…3人が手紙を読む頃には俺はもう…
海の上にいる!
色々あって、ひと足先に出航することにする。
行先は…この国じゃないどこかだ…そこで俺は強くなって…海賊になる!
誰よりも自由な海賊になってまた兄弟4人、どこかで会おう!
広くて自由な海のどこかでいつか必ず!
それからエース…俺とお前はどっちが兄貴かな?長男が2人、長女が1人、弟が1人…変だけどこの絆は、俺の宝だ…
サファイアは俺たちよりもずっとしっかり者で頼りになるけど、自分を顧みず誰かのために命までかけようとする…だから…お前がそばで守ってやってくれ…
ルフィのやつはまだまだ弱くて泣き虫だけど…俺たちの弟だ!よろしく頼む!》
サ『ん…』
日差しで目が覚めると隣でルフィが寝ていた。その頬は泣いたあとが見えた。その事実に昨日の話が夢じゃなかったと認識させられた。
サ『サボ……エース…』
サファイアは外にいるエースのもとに行きたい気持ちに駆られ、外に出た。するとそこにはエースの様子を見に来ていたダダンたちが既にいた。
サ『ダダンさん…みんな』
ダ「起きたのかい」
マ「サファイア…もう少し寝ていてもいいんだぞ」
サ『……もう寝たくなくて…』
エ「サファイア」
一晩中、外にいて気持ちが落ち着いたのか冷静な顔をしたエースと目が合った。
サ『エース…』
ド「お頭〜!大変です二ー!!手紙が!サボからです!あいつ、海に出る前に手紙を出してたんだ」
エ・サ「『!!』」
サ『サボ…』
エ「…よこせ!もう町には行かねぇよ。俺たちにだろ?その手紙」
エースは縄を解かれて手紙を受け取ると読みながら歩き始めた。サファイアはエースについて行かず、後ろ姿を見送ったあとあの場所で待つことにした。
サ(サボとエースは私が出会う前から、ずっと2人で夢を叶えるために生きていた…私が割って入っていいものじゃない…それに…エースにも1人になるときがあった方がいい)
エースの歩いていく後ろ姿を見てサファイアの目からはまた涙がこぼれた。
サファイアはアジトから離れ、秘密基地の下にいた。そこに座り、サボのことを思い返していた。
サ(サボは高町に戻ってから…何を思って過ごしてたんだろう…私は…サボのことを…何も分かっていなかったんだ…)
だからこそ、手紙を読む時はサボの伝えたかったことをしっかりと受け止めようと決めていた。
エ「サファイア」
名前を呼ばれ顔を上げるとエースが来ていた。その顔はしっかり見ないと分からないが泣き腫らしたあとがあった。
サ『エース…』
サファイアはエースから無言で差し出された手紙を受け取り、内容を読み始める。
《エース、サファイア、ルフィ…
火事で怪我をしていないか?心配だけど無事だと信じてる…
お前たちには悪いけど…3人が手紙を読む頃には俺はもう…
海の上にいる!
色々あって、ひと足先に出航することにする。
行先は…この国じゃないどこかだ…そこで俺は強くなって…海賊になる!
誰よりも自由な海賊になってまた兄弟4人、どこかで会おう!
広くて自由な海のどこかでいつか必ず!
それからエース…俺とお前はどっちが兄貴かな?長男が2人、長女が1人、弟が1人…変だけどこの絆は、俺の宝だ…
サファイアは俺たちよりもずっとしっかり者で頼りになるけど、自分を顧みず誰かのために命までかけようとする…だから…お前がそばで守ってやってくれ…
ルフィのやつはまだまだ弱くて泣き虫だけど…俺たちの弟だ!よろしく頼む!》