アマノ王子
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アカグラの王子、アマノさんを目覚めさせてから、私はアマノさんのお城でお世話になっていた
そんなある日…
アマノさんに、私の部屋の本はどれも読んでいいと言われていたので、本棚の本を吟味して、どれを読もうか悩んでいた
この部屋には結構な量の本があり、本の厚さはバラバラだけど、どれも面白そうな本ばかりだった
なんで部屋で読書をするのかというと、アマノさんが今はお仕事中だからだ
邪魔はしたくないし、あんまり気を使わせてしまうのは申し訳ない。
結果、自室で本を読むことにしたのだ
吟味した結果、読もうと思った本を取ろうとしたが…
『…結構高いなぁ』
本棚の上の方の本だったので、仕方なく椅子を踏み台にして本を取った
すると、突然扉がノックされ、私は驚いてバランスを崩してしまう
『ーわっ!?』
大きな音をさせて、私は椅子から落ちてしまった
『いたた…』
「…みのり…?」
どうやらノックしていたのはアマノさんだったようで、アマノさんは入りますよと一声かけたのち扉を開けた
「…!!」
彼は尻餅をついていた私を見て目を見開く
「大丈夫ですか!?」
『あ、あはは…大丈夫です、すみません、うるさくして…』
「そんなのはいいんです!大丈夫ですか!?痛いところは!?」
珍しくアマノさんが大きな声で言うので、私は苦笑して謝る他なかった
「どうして…」
そう呟いたアマノさんの視線が、私の上にある本をうつした
「…まさか、この本を取ろうとして…?」
『あはは…すみません…。で、でも、本は無事なので!』
私が本が無事なことをアピールすると、アマノさんは苦しそうな顔をする
『…アマノ、さん…?』
「…本なんてどうでもいいです。貴女はもっと自分のことを大事にしてください…!」
アマノさんがギュッと私を抱き締める
その力はとても強く、微かに震えていた
『アマノさん…』
私はそっとアマノさんの背中に腕を回した
心配かけちゃったな…
そう反省していると、アマノさんが私を離し、突然抱き上げた
『アマノさん!?』
私が驚いていると、アマノさんは眉を下げて笑う
「ベッドに運ぶだけです。その様子では、痛いのを無理しそうですからね」
そう言うと、スタスタとベッドへと向かい、私をそっと下ろした
「…これからは、ああいう高い所の物をとるときは、僕を呼んでください。でないと、心配で仕事も手につかない…」
はぁ、とため息をついたアマノさんに、私は素直に頷いた
「…約束ですよ」
私を下ろしたアマノさんは、ベッドの端に腰掛け、私に小指を差し出す
私がその小指に自分の小指を絡めると、ようやくアマノさんは安心したように笑った
「…次に心配させたらお仕置きですよ」
そう言ってアマノさんは私に口づけを落としたのだったー…
心配なんです
(貴女はすぐ無理をするから…)
そんなある日…
アマノさんに、私の部屋の本はどれも読んでいいと言われていたので、本棚の本を吟味して、どれを読もうか悩んでいた
この部屋には結構な量の本があり、本の厚さはバラバラだけど、どれも面白そうな本ばかりだった
なんで部屋で読書をするのかというと、アマノさんが今はお仕事中だからだ
邪魔はしたくないし、あんまり気を使わせてしまうのは申し訳ない。
結果、自室で本を読むことにしたのだ
吟味した結果、読もうと思った本を取ろうとしたが…
『…結構高いなぁ』
本棚の上の方の本だったので、仕方なく椅子を踏み台にして本を取った
すると、突然扉がノックされ、私は驚いてバランスを崩してしまう
『ーわっ!?』
大きな音をさせて、私は椅子から落ちてしまった
『いたた…』
「…みのり…?」
どうやらノックしていたのはアマノさんだったようで、アマノさんは入りますよと一声かけたのち扉を開けた
「…!!」
彼は尻餅をついていた私を見て目を見開く
「大丈夫ですか!?」
『あ、あはは…大丈夫です、すみません、うるさくして…』
「そんなのはいいんです!大丈夫ですか!?痛いところは!?」
珍しくアマノさんが大きな声で言うので、私は苦笑して謝る他なかった
「どうして…」
そう呟いたアマノさんの視線が、私の上にある本をうつした
「…まさか、この本を取ろうとして…?」
『あはは…すみません…。で、でも、本は無事なので!』
私が本が無事なことをアピールすると、アマノさんは苦しそうな顔をする
『…アマノ、さん…?』
「…本なんてどうでもいいです。貴女はもっと自分のことを大事にしてください…!」
アマノさんがギュッと私を抱き締める
その力はとても強く、微かに震えていた
『アマノさん…』
私はそっとアマノさんの背中に腕を回した
心配かけちゃったな…
そう反省していると、アマノさんが私を離し、突然抱き上げた
『アマノさん!?』
私が驚いていると、アマノさんは眉を下げて笑う
「ベッドに運ぶだけです。その様子では、痛いのを無理しそうですからね」
そう言うと、スタスタとベッドへと向かい、私をそっと下ろした
「…これからは、ああいう高い所の物をとるときは、僕を呼んでください。でないと、心配で仕事も手につかない…」
はぁ、とため息をついたアマノさんに、私は素直に頷いた
「…約束ですよ」
私を下ろしたアマノさんは、ベッドの端に腰掛け、私に小指を差し出す
私がその小指に自分の小指を絡めると、ようやくアマノさんは安心したように笑った
「…次に心配させたらお仕置きですよ」
そう言ってアマノさんは私に口づけを落としたのだったー…
心配なんです
(貴女はすぐ無理をするから…)