黄瀬涼太
夢小説設定
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俺は、昔からモテた
自慢じゃないけど、昔から付き合う女の子には困ったことがなかったし、そもそも周りが俺をほおっておかなかった
「…はー、疲れるッスねぇ…」
ファンの子達から逃げて、体育倉庫に隠れていると、カラカラと扉が開き、ファンの子か?と体を強ばらせた
『…?』
だが、入ってきた女の子は、俺を見ても、頬を染めることはあっても、慌てて視線を反らし、手に持っていたボール籠を倉庫の中に戻すと直ぐに去っていってしまった
そんなの初めてだった
「…ふーん、あんな子もいるんスねえ」
俺は断然彼女に興味が湧いて、学校で彼女を探した
…だが…
「…見つからないッスねぇ…」
相手が何年生で、何組かもわからないから、探しようがないため、ただひたすらに辺りを見回したり、友達に聞いてみるしかなかった
だが、彼女が出てくることはなく、俺が諦めかけていた頃、もう一度会うことができた
「…あっ」
『あっ…』
今の今まで全くすれ違わなかったのに…神様は意地悪だ
廊下ですれ違ったのだ
「あのっ!」
勇気を出して彼女に声をかけてみる
『…?』
案の定彼女は困惑した様子を見せる
「あ、あの!こ、これ…」
『…!あ…』
そう、実は彼女、この間の体育倉庫の時にシュシュを落としていったのだ
「落としたでしょ?ずっと俺が持ってたんスよ。ずっと届けたくて探してたんス」
『そうだったんですか…ありがとうございます』
彼女は大事そうにシュシュを受けとる
「…それ、何か大事なもの何スか?」
『…はい、実は』
「…プレゼントとか?」
『…よくわかりましたね?』
彼女はふにゃりとわらう
「凄く大事にしてるのがわかるんスもん。大事にされて、シュシュも幸せッスね」
『…!…初めてそんなこと言われました。ありがとうございます』
俺がそう言うと、今まで見たことないくらい嬉しそうに笑う彼女
それだけ物を大事に扱う人なのだろう
そそんな彼女の表情をもっとみたい
ますます彼女を知りたくなった
「…あの!今度お茶しないッスか?」
勇気を出してデートに誘う
『…ふふ、喜んで』
彼女は二つ返事で快諾してくれた
次の休みが楽しみだ
知っていく楽しみ
(彼女を知る楽しみが、新たに増えた)
自慢じゃないけど、昔から付き合う女の子には困ったことがなかったし、そもそも周りが俺をほおっておかなかった
「…はー、疲れるッスねぇ…」
ファンの子達から逃げて、体育倉庫に隠れていると、カラカラと扉が開き、ファンの子か?と体を強ばらせた
『…?』
だが、入ってきた女の子は、俺を見ても、頬を染めることはあっても、慌てて視線を反らし、手に持っていたボール籠を倉庫の中に戻すと直ぐに去っていってしまった
そんなの初めてだった
「…ふーん、あんな子もいるんスねえ」
俺は断然彼女に興味が湧いて、学校で彼女を探した
…だが…
「…見つからないッスねぇ…」
相手が何年生で、何組かもわからないから、探しようがないため、ただひたすらに辺りを見回したり、友達に聞いてみるしかなかった
だが、彼女が出てくることはなく、俺が諦めかけていた頃、もう一度会うことができた
「…あっ」
『あっ…』
今の今まで全くすれ違わなかったのに…神様は意地悪だ
廊下ですれ違ったのだ
「あのっ!」
勇気を出して彼女に声をかけてみる
『…?』
案の定彼女は困惑した様子を見せる
「あ、あの!こ、これ…」
『…!あ…』
そう、実は彼女、この間の体育倉庫の時にシュシュを落としていったのだ
「落としたでしょ?ずっと俺が持ってたんスよ。ずっと届けたくて探してたんス」
『そうだったんですか…ありがとうございます』
彼女は大事そうにシュシュを受けとる
「…それ、何か大事なもの何スか?」
『…はい、実は』
「…プレゼントとか?」
『…よくわかりましたね?』
彼女はふにゃりとわらう
「凄く大事にしてるのがわかるんスもん。大事にされて、シュシュも幸せッスね」
『…!…初めてそんなこと言われました。ありがとうございます』
俺がそう言うと、今まで見たことないくらい嬉しそうに笑う彼女
それだけ物を大事に扱う人なのだろう
そそんな彼女の表情をもっとみたい
ますます彼女を知りたくなった
「…あの!今度お茶しないッスか?」
勇気を出してデートに誘う
『…ふふ、喜んで』
彼女は二つ返事で快諾してくれた
次の休みが楽しみだ
知っていく楽しみ
(彼女を知る楽しみが、新たに増えた)