奴良リクオ
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「みのり…?」
真夜中、僕の彼女のみのりが僕の部屋を訪ねてきた。
一体こんな時間にどうしたんだろう。
『あの…入って、いい?』
「あぁ、いいよ」
僕がそう言うと、みのりは遠慮がちに僕の部屋の中へ入ってきた。
「どうしたの?こんな時間に…」
俯いたまま喋らないみのりに、僕は尋ねた。
おずおずと顔を上げたみのりは涙目で。
「どっどうしたの!?」
僕は焦って彼女に言う。
みのりはその瞳を潤ませながら、怖い夢を見たの、と小さく言った。
「怖い、夢…?」
おうむ返しする僕にみのりはうなずいた。
『…羽衣狐に拐われて、キスされて、肝を吸い取られる夢…』
「!!」
『妙に現実味を帯びていて、リアルで…気持ち悪かった。』
そう言うとみのりは項垂れた。
そんなみのりに、僕は我慢できなくなって彼女を抱き締めた。
『リクオ…?』
「…大丈夫。みのりには僕がいるよ。…俺がついててやるから」
いつの間にか"僕"が"俺"になっていて。
「羽衣狐なんかにみのりは渡さねぇ、ずっと俺がついててやる」
『リクオ…』
「俺がみのりを守ってやるからよ」
だから大丈夫だ。
そう言うとみのりは安心したように笑った。
午前零時
(大丈夫。どんなときだって"俺"/"僕"が守るよ)(そう言って僕/俺はキスをした)
真夜中、僕の彼女のみのりが僕の部屋を訪ねてきた。
一体こんな時間にどうしたんだろう。
『あの…入って、いい?』
「あぁ、いいよ」
僕がそう言うと、みのりは遠慮がちに僕の部屋の中へ入ってきた。
「どうしたの?こんな時間に…」
俯いたまま喋らないみのりに、僕は尋ねた。
おずおずと顔を上げたみのりは涙目で。
「どっどうしたの!?」
僕は焦って彼女に言う。
みのりはその瞳を潤ませながら、怖い夢を見たの、と小さく言った。
「怖い、夢…?」
おうむ返しする僕にみのりはうなずいた。
『…羽衣狐に拐われて、キスされて、肝を吸い取られる夢…』
「!!」
『妙に現実味を帯びていて、リアルで…気持ち悪かった。』
そう言うとみのりは項垂れた。
そんなみのりに、僕は我慢できなくなって彼女を抱き締めた。
『リクオ…?』
「…大丈夫。みのりには僕がいるよ。…俺がついててやるから」
いつの間にか"僕"が"俺"になっていて。
「羽衣狐なんかにみのりは渡さねぇ、ずっと俺がついててやる」
『リクオ…』
「俺がみのりを守ってやるからよ」
だから大丈夫だ。
そう言うとみのりは安心したように笑った。
午前零時
(大丈夫。どんなときだって"俺"/"僕"が守るよ)(そう言って僕/俺はキスをした)