斎藤一
夢小説設定
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「…すまない。こんな戦に巻き込んでしまって…」
一くんが俯いて言う。
その手はしっかりと私の手を握っている。
戦の戦火の中、私と一くんは結ばれた。
戦の戦火で、沢山の人がいなくなってしまったけど。
一くんと私は、他の人に助けられたりして、ここまで生き延びてきた。
でも…それももう終わりだろう。
"新選組"が、"新政府軍"に負けた。
私達は、見つかり次第処刑されてしまうだろう。
見つからなければ問題ないが、いつまでも隠れている訳にはいかない。
一のすまないは、そう言う全てに巻き込んでしまって、ごめんなさいって意味なんだと思う。
「…それでも俺は、みのりと一緒に……一緒に生きていたいんだ…」
『一くん…私も同じ気持ちだよ。大好き…』
私はそっと笑みを浮かべ、一くんを抱き締めた。
一くんも掻き抱くように私を抱き締め、お互いの体温にすがるように抱き締めあっていた。
「…みのり」
一くんが何か吹っ切れた様子で私の名前を呼んだ。
「…2人で逃げよう、遠い、戦の戦火の届かぬ地まで…」
体を離し、私を真っ直ぐに見て言う一くん。
本気なんだと一目でわかる。
「そこで、2人で静かに暮らそう。誰の手も、及ばぬ地で…」
『…!!はいっ!!』
私は涙目で頷いた。
遠い地で、
(2人だけで暮らそう)(幸せに、なるために)
一くんが俯いて言う。
その手はしっかりと私の手を握っている。
戦の戦火の中、私と一くんは結ばれた。
戦の戦火で、沢山の人がいなくなってしまったけど。
一くんと私は、他の人に助けられたりして、ここまで生き延びてきた。
でも…それももう終わりだろう。
"新選組"が、"新政府軍"に負けた。
私達は、見つかり次第処刑されてしまうだろう。
見つからなければ問題ないが、いつまでも隠れている訳にはいかない。
一のすまないは、そう言う全てに巻き込んでしまって、ごめんなさいって意味なんだと思う。
「…それでも俺は、みのりと一緒に……一緒に生きていたいんだ…」
『一くん…私も同じ気持ちだよ。大好き…』
私はそっと笑みを浮かべ、一くんを抱き締めた。
一くんも掻き抱くように私を抱き締め、お互いの体温にすがるように抱き締めあっていた。
「…みのり」
一くんが何か吹っ切れた様子で私の名前を呼んだ。
「…2人で逃げよう、遠い、戦の戦火の届かぬ地まで…」
体を離し、私を真っ直ぐに見て言う一くん。
本気なんだと一目でわかる。
「そこで、2人で静かに暮らそう。誰の手も、及ばぬ地で…」
『…!!はいっ!!』
私は涙目で頷いた。
遠い地で、
(2人だけで暮らそう)(幸せに、なるために)