沖田総司
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私、江藤みのりは、今日、告白されました。
窓の外を見てボーッとしてると、クラスメイトの沖田総司が話し掛けてきた。
「みのりちゃん?どうしたの?ボーッとして…」
『…された』
「え?何?」
『告白…された』
「!!…ふーん。で?返事はしたの?」
『待ってくださいって言った…』
「へぇ…相手は?」
『…三組の相良くん』
「え、あのサッカー部キャプテンの?」
『うん…』
「…それで、みのりちゃんはどうしたいの?」
『…断りたいんだけど…』
「みのりちゃんじゃ無理だよね、気が弱いし。」
『…おっしゃる通りです…』
私は机に伏せた。
「んー…じゃあこういうのはどう?僕がみのりちゃんの彼氏のふりして断る」
『え!?いいの!!?』
「勿論、後で報酬は貰うけどね」
『…安いのにしてください…』
こうして、沖田くんが私の彼氏役をしてくれることになりました。
帰り、相良くんのクラスに行って、"今週末友達も一緒で遊びませんか?"と誘う。
返事は即okだった。
そして今週末。
約束の時間に間に合わせるために家を出ると、…何故か家の前に沖田くんがいた。
「遅いよ。」
『え!!?ご、ごめんなさい…』
眉を下げて謝ると、沖田くんはプッと笑い、嘘だよと言う。
『な、なんだ、嘘か…てっきり怒らせちゃって彼氏役してくれないのかと…』
「大丈夫だよ、そんなことしないから。…たぶん」
『え!?』
「ぷっ…嘘だよ」
『なっ!!もう…』
「ほら、行くよ」
沖田くんはそう言うと私の手に自分の手を絡める。
『え?』
「何惚けた顔してるの?今日1日彼氏役なんだよ?手を繋ぐくらい当たり前でしょ」
『あ、そ、そっか…』
一瞬期待しちゃった自分を怨みたい…
「何?期待しちゃった?」
『なっ!!してません!!』
そう沖田くんにからかわれながら目的地へ向かった。
「…あ!!江藤さん!」
『相良くん!!』
私と沖田くんを見付けると、笑顔をひきつらせて固まった。
『…相良くん?』
「…江藤さん、な、なんで沖田と…」
私が答えようとして詰まると、沖田くんが私を抱き寄せて言った。
「僕達、付き合ってるんだよね。ね?みのりちゃん」
『!!…う、うん』
「え?江藤さん付き合ってる人いないって…」
「みのりちゃん恥ずかしがり屋さんだから、僕と付き合ってるのを言うのが恥ずかしかったんだよ。ね?」
『う、うん…』
沖田くんは相良くんの質問に動じることなく答えていく。
「じゃあ、行こうか」
繋いだ手を見せつけながら言った。
―――
続きます。
私、江藤みのりは、今日、告白されました。
窓の外を見てボーッとしてると、クラスメイトの沖田総司が話し掛けてきた。
「みのりちゃん?どうしたの?ボーッとして…」
『…された』
「え?何?」
『告白…された』
「!!…ふーん。で?返事はしたの?」
『待ってくださいって言った…』
「へぇ…相手は?」
『…三組の相良くん』
「え、あのサッカー部キャプテンの?」
『うん…』
「…それで、みのりちゃんはどうしたいの?」
『…断りたいんだけど…』
「みのりちゃんじゃ無理だよね、気が弱いし。」
『…おっしゃる通りです…』
私は机に伏せた。
「んー…じゃあこういうのはどう?僕がみのりちゃんの彼氏のふりして断る」
『え!?いいの!!?』
「勿論、後で報酬は貰うけどね」
『…安いのにしてください…』
こうして、沖田くんが私の彼氏役をしてくれることになりました。
帰り、相良くんのクラスに行って、"今週末友達も一緒で遊びませんか?"と誘う。
返事は即okだった。
そして今週末。
約束の時間に間に合わせるために家を出ると、…何故か家の前に沖田くんがいた。
「遅いよ。」
『え!!?ご、ごめんなさい…』
眉を下げて謝ると、沖田くんはプッと笑い、嘘だよと言う。
『な、なんだ、嘘か…てっきり怒らせちゃって彼氏役してくれないのかと…』
「大丈夫だよ、そんなことしないから。…たぶん」
『え!?』
「ぷっ…嘘だよ」
『なっ!!もう…』
「ほら、行くよ」
沖田くんはそう言うと私の手に自分の手を絡める。
『え?』
「何惚けた顔してるの?今日1日彼氏役なんだよ?手を繋ぐくらい当たり前でしょ」
『あ、そ、そっか…』
一瞬期待しちゃった自分を怨みたい…
「何?期待しちゃった?」
『なっ!!してません!!』
そう沖田くんにからかわれながら目的地へ向かった。
「…あ!!江藤さん!」
『相良くん!!』
私と沖田くんを見付けると、笑顔をひきつらせて固まった。
『…相良くん?』
「…江藤さん、な、なんで沖田と…」
私が答えようとして詰まると、沖田くんが私を抱き寄せて言った。
「僕達、付き合ってるんだよね。ね?みのりちゃん」
『!!…う、うん』
「え?江藤さん付き合ってる人いないって…」
「みのりちゃん恥ずかしがり屋さんだから、僕と付き合ってるのを言うのが恥ずかしかったんだよ。ね?」
『う、うん…』
沖田くんは相良くんの質問に動じることなく答えていく。
「じゃあ、行こうか」
繋いだ手を見せつけながら言った。
―――
続きます。