一十木音也
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
※仲直りからの番組見学の続き
それから、七海さん達と合流して、私は番組見学をする事になった。
七海さんと一緒に、私は舞台袖で一十木くん達を応援した後、客席へ移動する。
「…江藤さん、一十木くんのこと、しっかり見ててあげてくださいね」
『…!はい』
そして、番組が始まった。
それからしばらくして、一十木くん達ST☆RISHの出番。
一十木くん達が踊り出す。
一十木くんが何かを探すように辺りを見回し、こっちをみると嬉しそうに笑った。
それから、一十木くんのシングル曲のメドレーが始まった。
一生懸命に歌う一十木くんの姿はカッコ良くて、やっぱり世界が違うんだなと痛感した。
私はあんな風にはなれないから。
一十木くんが、こちらをみる。
七海さんが私を見て微笑む。
…私を見ているの…?
「君に惹かれる…♪」
目があって、ほほえまれた気がした。
最後のフレーズが終わり、一十木くんは大きな声でありがとー!と言ってから舞台袖にはけた。
その後番組が終わり、私と七海さんは楽屋へ。
「みなさん!お疲れさまです!」
と言って七海さんが入っていく。
私は入るか入らないか悩んでいた。
すると、中から
「あれ?七海、江藤さんは?」
という一十木くんの声が聞こえる。
「え、江藤さんならここに」
江藤さん、入ってきてください、と七海さんに言われる。
「江藤さん!?」
一十木くんが中から飛び出てくる。
『あ…』
「よかったいた!ねぇ、俺のステージ見ててくれた!?」
興奮気味に言う。
『あ、はい…』
「どうだった!?」
『…あの、凄く格好良かったです…』
なんてありきたりな返事しか出来ないのは、緊張しているから。
「よかったーっ!」
「よかったねイッキ」
「うん!」
神宮寺さんと会話する一十木くんは、テレビで見ているより身近に見えた。
「…音也、コイツ気づいてねーんじゃねーの?」
と来栖くんが困ったように言う。
『え?』
何が…?
「え!?江藤さん、今日の俺の歌聴いて何か思わなかった!?」
『…えっと…』
思ったことと言えば…
『…あの曲、七海さんに向けて歌ってたんですね、』
今日聞いててわかった。
一十木くんが誰かに向かって歌っていたと思っていたのは、七海さんだったんだ。
「…あちゃー…こいつ完璧勘違いしてやがる…」
「…まぁ、前までは強ち間違いでは無かったんだけどね…」
「今では違いますからね…」
なんかコソコソと来栖くんと神宮寺さんと一ノ瀬さんがしゃべっている。
一十木くんはガーンと落ち込んでいる。
『…私、なにかしちゃいました…?』
七海さんは苦笑している。
「…イッキ、これは覚悟決めないとダメそうだね」
「そうだね…しょうがない!江藤さん!来て!」
と言って一十木くんが走り出す。
向かったのは屋上だった。
伝えたいのに伝わらない
(覚悟決めた…!)
それから、七海さん達と合流して、私は番組見学をする事になった。
七海さんと一緒に、私は舞台袖で一十木くん達を応援した後、客席へ移動する。
「…江藤さん、一十木くんのこと、しっかり見ててあげてくださいね」
『…!はい』
そして、番組が始まった。
それからしばらくして、一十木くん達ST☆RISHの出番。
一十木くん達が踊り出す。
一十木くんが何かを探すように辺りを見回し、こっちをみると嬉しそうに笑った。
それから、一十木くんのシングル曲のメドレーが始まった。
一生懸命に歌う一十木くんの姿はカッコ良くて、やっぱり世界が違うんだなと痛感した。
私はあんな風にはなれないから。
一十木くんが、こちらをみる。
七海さんが私を見て微笑む。
…私を見ているの…?
「君に惹かれる…♪」
目があって、ほほえまれた気がした。
最後のフレーズが終わり、一十木くんは大きな声でありがとー!と言ってから舞台袖にはけた。
その後番組が終わり、私と七海さんは楽屋へ。
「みなさん!お疲れさまです!」
と言って七海さんが入っていく。
私は入るか入らないか悩んでいた。
すると、中から
「あれ?七海、江藤さんは?」
という一十木くんの声が聞こえる。
「え、江藤さんならここに」
江藤さん、入ってきてください、と七海さんに言われる。
「江藤さん!?」
一十木くんが中から飛び出てくる。
『あ…』
「よかったいた!ねぇ、俺のステージ見ててくれた!?」
興奮気味に言う。
『あ、はい…』
「どうだった!?」
『…あの、凄く格好良かったです…』
なんてありきたりな返事しか出来ないのは、緊張しているから。
「よかったーっ!」
「よかったねイッキ」
「うん!」
神宮寺さんと会話する一十木くんは、テレビで見ているより身近に見えた。
「…音也、コイツ気づいてねーんじゃねーの?」
と来栖くんが困ったように言う。
『え?』
何が…?
「え!?江藤さん、今日の俺の歌聴いて何か思わなかった!?」
『…えっと…』
思ったことと言えば…
『…あの曲、七海さんに向けて歌ってたんですね、』
今日聞いててわかった。
一十木くんが誰かに向かって歌っていたと思っていたのは、七海さんだったんだ。
「…あちゃー…こいつ完璧勘違いしてやがる…」
「…まぁ、前までは強ち間違いでは無かったんだけどね…」
「今では違いますからね…」
なんかコソコソと来栖くんと神宮寺さんと一ノ瀬さんがしゃべっている。
一十木くんはガーンと落ち込んでいる。
『…私、なにかしちゃいました…?』
七海さんは苦笑している。
「…イッキ、これは覚悟決めないとダメそうだね」
「そうだね…しょうがない!江藤さん!来て!」
と言って一十木くんが走り出す。
向かったのは屋上だった。
伝えたいのに伝わらない
(覚悟決めた…!)