南雲薫
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『―ん…』
目が覚めると、知らない場所にいた。
『ここは…?…あれ、私はあの人に刺されて死んだはず…』
「死んでなんかないよ」
鼓膜を揺する大好きな声。
『―薫…?』
「あぁ。」
襖を開けて入ってきたのは、紛れもない薫自身で。
「あの後意識を失ったお前をここまで運んで来たんだ。…あれから三日目を覚まさなかった」
薫が視線を下げる。
「…正直、死んだかと思った。でも俺はお前を死なせたくなかった。…だから、俺の血を飲んで貰ったよ」
薫はニヤリと笑う。
「…口移しでね」
『!!』
私はボンッと赤くなる。
「でも大丈夫、血に狂うことはないよ。ここは俺の故郷、ここの清水がお前の体を清めて、傷が治ったら、吸血衝動もなくなる。…まぁ、それまでは俺の血を飲ませてやるさ」
薫は幾分と優しい表情で言う。
「…俺は、お前まで失いたくないんだ…大事な…大切なお前まで…」
薫は体を起こした私を抱き締める。
ここで疑問に思っていたことを聞いてみる。
『―薫はなんで私を知ってるの…?』
薫は目を見開いた。
―――――
次ラストです
目が覚めると、知らない場所にいた。
『ここは…?…あれ、私はあの人に刺されて死んだはず…』
「死んでなんかないよ」
鼓膜を揺する大好きな声。
『―薫…?』
「あぁ。」
襖を開けて入ってきたのは、紛れもない薫自身で。
「あの後意識を失ったお前をここまで運んで来たんだ。…あれから三日目を覚まさなかった」
薫が視線を下げる。
「…正直、死んだかと思った。でも俺はお前を死なせたくなかった。…だから、俺の血を飲んで貰ったよ」
薫はニヤリと笑う。
「…口移しでね」
『!!』
私はボンッと赤くなる。
「でも大丈夫、血に狂うことはないよ。ここは俺の故郷、ここの清水がお前の体を清めて、傷が治ったら、吸血衝動もなくなる。…まぁ、それまでは俺の血を飲ませてやるさ」
薫は幾分と優しい表情で言う。
「…俺は、お前まで失いたくないんだ…大事な…大切なお前まで…」
薫は体を起こした私を抱き締める。
ここで疑問に思っていたことを聞いてみる。
『―薫はなんで私を知ってるの…?』
薫は目を見開いた。
―――――
次ラストです