ジュダル
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『ジュダル…』
私がシンドリアへ盗賊の人質として渡ってから1週間、私は最愛の人、ジュダルを思い出していた。
きっと私は、ここで身ぐるみを剥がされ競売にかけられ売られるんだ。
―…奴隷として。
最愛の人って言っても、それは私の片想いだし、誰かが助けに来てくれるなんてそんなお伽噺みたいなことは考えていなかった。
―…わたしには、絶望しかなかった。
そんなとき。
ガシャンッ
ガシャンッ
何かがぶつかる音がする。
すると、
「みのりっ!!」
私の牢獄の前に、最愛の人、ジュダルが立っていた。
『…ジュ…ダル…』
ジュダルは檻を蹴破り、私の手足を縛る鎖を切ると、私をギュッと抱き締めた。
「みのりっ…!!…よかった、みのりが無事で…」
『ジュダル…』
「1週間前、お前が盗賊に襲われたって聞いて、鳥肌が立った…何かされてるんじゃねえかってずっと気が気じゃなかった…。この1週間、ずっとお前を探してた…。ようやく見つけた、よかった、無事で…!!」
ジュダルはすがるように私を抱き締めた。
『ジュダル…』
ジュダルの気持ちは嬉しかったけど、1つ不思議な事があった。
『…ねぇ、ジュダル』
「なんだ!?どっか痛いのか!?」
ううん、と私は首を振る。
『…なんで私なんかのこと助けにきてくれたの…?』
そう問うと、ジュダルは目を丸くしてから笑った。
「当たり前だろ?お前は俺の好きな奴なんだから。」
『!!ジュダル…それホント…?』
「あぁ。好きな奴も守れねぇ奴に、好きだなんて言う資格ねぇからな。…1週間前は守れなかったけど、今度は絶対に守るから。…俺に守らせてくれるか?」
『~っ!!うんっ!』
私はジュダルに抱き着いた。
守ってみせる!
(今度は絶対指一本触れさせねぇから。)
私がシンドリアへ盗賊の人質として渡ってから1週間、私は最愛の人、ジュダルを思い出していた。
きっと私は、ここで身ぐるみを剥がされ競売にかけられ売られるんだ。
―…奴隷として。
最愛の人って言っても、それは私の片想いだし、誰かが助けに来てくれるなんてそんなお伽噺みたいなことは考えていなかった。
―…わたしには、絶望しかなかった。
そんなとき。
ガシャンッ
ガシャンッ
何かがぶつかる音がする。
すると、
「みのりっ!!」
私の牢獄の前に、最愛の人、ジュダルが立っていた。
『…ジュ…ダル…』
ジュダルは檻を蹴破り、私の手足を縛る鎖を切ると、私をギュッと抱き締めた。
「みのりっ…!!…よかった、みのりが無事で…」
『ジュダル…』
「1週間前、お前が盗賊に襲われたって聞いて、鳥肌が立った…何かされてるんじゃねえかってずっと気が気じゃなかった…。この1週間、ずっとお前を探してた…。ようやく見つけた、よかった、無事で…!!」
ジュダルはすがるように私を抱き締めた。
『ジュダル…』
ジュダルの気持ちは嬉しかったけど、1つ不思議な事があった。
『…ねぇ、ジュダル』
「なんだ!?どっか痛いのか!?」
ううん、と私は首を振る。
『…なんで私なんかのこと助けにきてくれたの…?』
そう問うと、ジュダルは目を丸くしてから笑った。
「当たり前だろ?お前は俺の好きな奴なんだから。」
『!!ジュダル…それホント…?』
「あぁ。好きな奴も守れねぇ奴に、好きだなんて言う資格ねぇからな。…1週間前は守れなかったけど、今度は絶対に守るから。…俺に守らせてくれるか?」
『~っ!!うんっ!』
私はジュダルに抱き着いた。
守ってみせる!
(今度は絶対指一本触れさせねぇから。)