第一章『私立ガンダーラ学園』
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『お待たせしました!』
「あ、お帰り、江藤さん」
荷物を部屋へおいて、増長先輩の元へ戻ると、増長先輩は笑顔で出迎えてくれた
「どうだった?」
『凄く広かったです!…でも、あんなに広いのに、私と管理人さんだけなんて…』
…ちょっぴり、さみしい
そんなことを思ってうつむくと、頭に手が置かれた
『…?』
不思議に思って顔をあげると、増長先輩が優しい笑顔で私の頭をぽんぽんと撫でてくれた
「…さ、行こうか?」
『あ、はい!』
私たちは、そのまま学校探索へと向かった
「ここが高等部だよ」
『ほぇぇ…』
そこには、大きな建物が立っていて、校庭からも時間がわかるようにか、時計がついていた
「…さ、中に入ろう」
『あ、はい!』
靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、校内を歩く
「…俺も少し前までここに通ってたんだよ」
『そうなんですね…』
増長先輩は慣れた様子で校内を歩き、案内してくれる
そして、最後に来たのは音楽室
「ーそして、ここが…」
ガラッと扉を開けると、数人の男子が中にいた
私は思わず緊張から硬直する
「…あ、カズ!」
「倫毘沙…いたんだ」
「うん、まぁね」
どうやら、増長先輩と知り合いらしい男の子が、嬉しそうに声をあげる
「カズが高等部に来るなんて珍しいね。…もしかして、その子が関係してるのかな」
その白髪の男の子が、私に視線をうつす
「…あ、もしかして、明日から来るって言う編入生?」
黒髪に赤いメッシュの男の子が言うと、増長先輩はうなずく
「うん、そうみたいだよ」
「へぇ…」
品定めをするようにじっと見つめられ、思わずうつむく
「…こら、竜持。あんまりいじめないであげて?」
「えー?僕、いじめてるつもりはないんだけどなー」
「でも、彼女固まっちゃってるから…」
二人の視線が私に向き、私はびくりと肩が跳ねる
「そ、そんなに驚かないで…」
増長先輩は苦笑して背中を撫でてくれたのだったー…
新しい出会い
(白髪の男の子と、黒髪メッシュの男の子)
「あ、お帰り、江藤さん」
荷物を部屋へおいて、増長先輩の元へ戻ると、増長先輩は笑顔で出迎えてくれた
「どうだった?」
『凄く広かったです!…でも、あんなに広いのに、私と管理人さんだけなんて…』
…ちょっぴり、さみしい
そんなことを思ってうつむくと、頭に手が置かれた
『…?』
不思議に思って顔をあげると、増長先輩が優しい笑顔で私の頭をぽんぽんと撫でてくれた
「…さ、行こうか?」
『あ、はい!』
私たちは、そのまま学校探索へと向かった
「ここが高等部だよ」
『ほぇぇ…』
そこには、大きな建物が立っていて、校庭からも時間がわかるようにか、時計がついていた
「…さ、中に入ろう」
『あ、はい!』
靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、校内を歩く
「…俺も少し前までここに通ってたんだよ」
『そうなんですね…』
増長先輩は慣れた様子で校内を歩き、案内してくれる
そして、最後に来たのは音楽室
「ーそして、ここが…」
ガラッと扉を開けると、数人の男子が中にいた
私は思わず緊張から硬直する
「…あ、カズ!」
「倫毘沙…いたんだ」
「うん、まぁね」
どうやら、増長先輩と知り合いらしい男の子が、嬉しそうに声をあげる
「カズが高等部に来るなんて珍しいね。…もしかして、その子が関係してるのかな」
その白髪の男の子が、私に視線をうつす
「…あ、もしかして、明日から来るって言う編入生?」
黒髪に赤いメッシュの男の子が言うと、増長先輩はうなずく
「うん、そうみたいだよ」
「へぇ…」
品定めをするようにじっと見つめられ、思わずうつむく
「…こら、竜持。あんまりいじめないであげて?」
「えー?僕、いじめてるつもりはないんだけどなー」
「でも、彼女固まっちゃってるから…」
二人の視線が私に向き、私はびくりと肩が跳ねる
「そ、そんなに驚かないで…」
増長先輩は苦笑して背中を撫でてくれたのだったー…
新しい出会い
(白髪の男の子と、黒髪メッシュの男の子)
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