第3話『ま、迷子…?』
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スタジオについて車から降りると、私達の車の後ろにキタコレの車が止まり、2人が降りてきた
『…』
私がその様子をぼーっと見ていると、遙日くんが声をかけてきた
「みのり?行くよー?」
『あ、はい!』
私は慌てて4人に着いていった
「おはようございます!」
「おはようございます」
「おはよーございまっす!」
「おはようございます」
『お、おはようございます…!』
「お、来たね」
私はスタッフの方に自己紹介をして名刺を渡した
「江藤みのりちゃんね、よろしく」
『はい!よろしくお願いします!』
「初仕事がKiLLER KiNGかぁ、いいね!頑張ってよ!」
『は、はい!ありがとうございます!』
スタッフさんの暖かい言葉に、私は笑顔で頷いた
「それじゃあさっそく録っていこうか!」
「お願いします!」
まず明謙くんがブースに入った
「ねぇねぇ、みのり?」
『え?』
振り向くと、遙日くんが私を不思議そうに見ていた
「…座ろう?」
『あ、はい』
私と遙日くんは、既に座っている、殿さんと唯月くんの横に座った
…私が、唯月くんと遙日くんに挟まれる形で…
私は、ドキドキと脈を打つ鼓動を抑え、ブースの明謙くんに視線を向ける
明謙くんは、凄く楽しそうに歌っていて…
見ている私まで、笑顔になった
明謙くんが録り終わると、次は遙日くんなのか、遙日くんが立ち上がる
「…よっし!行ってくる!」
そう笑った遙日くんに、私は笑顔で頷いた
「お願いします!」
私をちらりと見てから歌い始めた遙日くんは、なんだかいつもと違って真剣で、いつの間にか目が離せなくなっていた
「…みのり、はるに夢中になってる…」
「まぁ、今日のはるぴょんいつもと全然違うし…もしかして、みのりちゃんがいるからかな?」
「うん…だと思う…」
そんな唯月くんと明謙くんの会話は、私の耳には入ってこなかった
「OK、お疲れ!」
終わった遙日くんが出てくると、唯月くんが交代で入る
『…お疲れ様です』
「うん、ありがと!」
戻ってきた遙日くんに、私は微笑みかけると、遙日くんも笑いかけてくれた
「ねぇねぇ、俺どうだった?」
ずいっと顔を近づけてそう言われ、私は笑顔で返す
『はい、凄く素敵でした…!』
すると、遙日くんは嬉しそうに笑った
「へへ…ありがとう」
私の頭をぽんぽんと撫でて、そう言う遙日くん
そして、殿さんの収録も無事終わり、ハモりも録り終わったところで、今日のレコーディングは終わった
「んー!終わったぁ!」
遙日くんが伸びをしながら言う
『お疲れ様です。みなさんとても素敵でした!』
そんな遙日くんに、私がそう言うと、四人はキョトンとした顔をして私を見ていた
『…?どうかしましたか?』
私が首をかしげると、遙日くんが慌てて言う
「…あ、何でもない、なんでもないから!」
『そうですか?』
まだ少し様子がおかしかったけど、私は気にしないことにした
3-3.普段とのギャップ
(遙日くんのあんな表情、初めて見た…)
『…』
私がその様子をぼーっと見ていると、遙日くんが声をかけてきた
「みのり?行くよー?」
『あ、はい!』
私は慌てて4人に着いていった
「おはようございます!」
「おはようございます」
「おはよーございまっす!」
「おはようございます」
『お、おはようございます…!』
「お、来たね」
私はスタッフの方に自己紹介をして名刺を渡した
「江藤みのりちゃんね、よろしく」
『はい!よろしくお願いします!』
「初仕事がKiLLER KiNGかぁ、いいね!頑張ってよ!」
『は、はい!ありがとうございます!』
スタッフさんの暖かい言葉に、私は笑顔で頷いた
「それじゃあさっそく録っていこうか!」
「お願いします!」
まず明謙くんがブースに入った
「ねぇねぇ、みのり?」
『え?』
振り向くと、遙日くんが私を不思議そうに見ていた
「…座ろう?」
『あ、はい』
私と遙日くんは、既に座っている、殿さんと唯月くんの横に座った
…私が、唯月くんと遙日くんに挟まれる形で…
私は、ドキドキと脈を打つ鼓動を抑え、ブースの明謙くんに視線を向ける
明謙くんは、凄く楽しそうに歌っていて…
見ている私まで、笑顔になった
明謙くんが録り終わると、次は遙日くんなのか、遙日くんが立ち上がる
「…よっし!行ってくる!」
そう笑った遙日くんに、私は笑顔で頷いた
「お願いします!」
私をちらりと見てから歌い始めた遙日くんは、なんだかいつもと違って真剣で、いつの間にか目が離せなくなっていた
「…みのり、はるに夢中になってる…」
「まぁ、今日のはるぴょんいつもと全然違うし…もしかして、みのりちゃんがいるからかな?」
「うん…だと思う…」
そんな唯月くんと明謙くんの会話は、私の耳には入ってこなかった
「OK、お疲れ!」
終わった遙日くんが出てくると、唯月くんが交代で入る
『…お疲れ様です』
「うん、ありがと!」
戻ってきた遙日くんに、私は微笑みかけると、遙日くんも笑いかけてくれた
「ねぇねぇ、俺どうだった?」
ずいっと顔を近づけてそう言われ、私は笑顔で返す
『はい、凄く素敵でした…!』
すると、遙日くんは嬉しそうに笑った
「へへ…ありがとう」
私の頭をぽんぽんと撫でて、そう言う遙日くん
そして、殿さんの収録も無事終わり、ハモりも録り終わったところで、今日のレコーディングは終わった
「んー!終わったぁ!」
遙日くんが伸びをしながら言う
『お疲れ様です。みなさんとても素敵でした!』
そんな遙日くんに、私がそう言うと、四人はキョトンとした顔をして私を見ていた
『…?どうかしましたか?』
私が首をかしげると、遙日くんが慌てて言う
「…あ、何でもない、なんでもないから!」
『そうですか?』
まだ少し様子がおかしかったけど、私は気にしないことにした
3-3.普段とのギャップ
(遙日くんのあんな表情、初めて見た…)
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