第13診:雪山と熱血教師とトラブルメーカー
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気を取り直して身体を洗っている間にも、浴場には驚きの悲鳴があがっている。
身体についた泡を流した時、梓は勢いよく入口を振り向いた。
「どうしたの?梓ちゃん…」
「うん…なんか病魔の気配がした気がして………」
梓の視線の先には蜂谷と新聞部の山田が話しているのが見える。
「気のせい……かな?」
梓は前に向き直り頭を洗いはじめた。
「わあああっ!!!」
今度は真哉の叫び声が聞こえてきた。
「シンヤちゃん、大丈夫!?」
「へっへ~コンプリート!!」
「こら! いいかげんにしなさい!」
両手でピースを作る蜂谷を叱り付けたのは、才崎だった。
「みのりちゃん」
「あなたたち、浴場であまりはしゃぐんじゃありません。滑って転んだら大変でしょう」
「ねー先生、ここの床がヘンなんだよ。やわらかくて」
蜂谷と真哉の周りに集まっていた女子の言葉に梓はある種の不安を感じた。
「やわらかい…?」
「たっ多分お水が中に入っちゃってプヨプヨに…」
「そうかなあ、石のタイルだよー?」
慌てて弁解する山田に梓は疑惑の目を向ける。
才崎は責任者に報告すると言い、生徒たちをその場から離した。
梓を除いて。
梓はタオルを身体にキッチリ巻き付けるとやわらかくなったタイルの前に才崎と共にしゃがみ込む。
「に、しても…本当にやわらかいわね。どうなってるのかしら…」
ブバッ!!?
覗き込んだ梓と才崎は血まみれになり、それは過保護 で身体を隠した安田の鼻血だった。
「ぎゃああああああああああ―――っ!!!」
その後才崎の悲鳴を聞き付けて女湯にやってきた美作が梓に投げ飛ばされたのは言うまでもない。
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身体についた泡を流した時、梓は勢いよく入口を振り向いた。
「どうしたの?梓ちゃん…」
「うん…なんか病魔の気配がした気がして………」
梓の視線の先には蜂谷と新聞部の山田が話しているのが見える。
「気のせい……かな?」
梓は前に向き直り頭を洗いはじめた。
「わあああっ!!!」
今度は真哉の叫び声が聞こえてきた。
「シンヤちゃん、大丈夫!?」
「へっへ~コンプリート!!」
「こら! いいかげんにしなさい!」
両手でピースを作る蜂谷を叱り付けたのは、才崎だった。
「みのりちゃん」
「あなたたち、浴場であまりはしゃぐんじゃありません。滑って転んだら大変でしょう」
「ねー先生、ここの床がヘンなんだよ。やわらかくて」
蜂谷と真哉の周りに集まっていた女子の言葉に梓はある種の不安を感じた。
「やわらかい…?」
「たっ多分お水が中に入っちゃってプヨプヨに…」
「そうかなあ、石のタイルだよー?」
慌てて弁解する山田に梓は疑惑の目を向ける。
才崎は責任者に報告すると言い、生徒たちをその場から離した。
梓を除いて。
梓はタオルを身体にキッチリ巻き付けるとやわらかくなったタイルの前に才崎と共にしゃがみ込む。
「に、しても…本当にやわらかいわね。どうなってるのかしら…」
ブバッ!!?
覗き込んだ梓と才崎は血まみれになり、それは
「ぎゃああああああああああ―――っ!!!」
その後才崎の悲鳴を聞き付けて女湯にやってきた美作が梓に投げ飛ばされたのは言うまでもない。
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