第12診:DOLL HOUSE PANIC
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梓たちの申し出にしおりの顔が明るくなる。
「ほんとっ!?」
「うん。約束」
梓はそう言うとしおりと小指を絡めてゆびきりをする。
「しおりちゃんいくつ?」
「8さい…」
しおりと話していると、店の方が騒がしくなる。
「ほ…本当にこんなところにハデス先生と…その、花巻さんて子が……!?」
「間違いねぇって! この目でハッキリ見たからな」
「…おい…まさかそんなくだらねーことの確認に俺、付き合わされてんの…!?」
声の主は真哉、美作、藤。どうやらハデスと花巻が2人でいたと勘違いし、確認に来たようだ。
「あっ…は…ハデス先生」
「ほら! いたろ、花巻!!」
「アシタバに梓じゃん。何やってんの?」
梓はハデスに頼まれお茶うけを買いに来ていたこと、アシタバは課題図書を探しに来たことを説明した。
「そうかそうか…学校の仕事でなぁ…いいよ。何でも好きな本、一冊持って行きなさい」
「えっ、いいんですか!?」
「しおりに友達ができたお祝いじゃ」
話を遮らないように梓がハデスに近付く。
「ハデス先生、いつまでそうやってるんですか?」
「いいんだ…僕は楽しそうなみんなを見てるのが楽しいから。あ…これよかったらみんなで分けて…」
「へぇ、気が利いてんじゃん」
梓の肩越しに藤が先程買った大福に手を伸ばす。
「おわっ!? 何だコレ」
「えっ?何って……"マヨ大福"だよ…」
中から出てきたマヨネーズに驚いた藤はハデスから大福の箱を奪い取り、頭に叩きつけた。
その光景を見ていたしおりはその日一番眩しい笑顔を見せたのだった。
To be continued...
「ほんとっ!?」
「うん。約束」
梓はそう言うとしおりと小指を絡めてゆびきりをする。
「しおりちゃんいくつ?」
「8さい…」
しおりと話していると、店の方が騒がしくなる。
「ほ…本当にこんなところにハデス先生と…その、花巻さんて子が……!?」
「間違いねぇって! この目でハッキリ見たからな」
「…おい…まさかそんなくだらねーことの確認に俺、付き合わされてんの…!?」
声の主は真哉、美作、藤。どうやらハデスと花巻が2人でいたと勘違いし、確認に来たようだ。
「あっ…は…ハデス先生」
「ほら! いたろ、花巻!!」
「アシタバに梓じゃん。何やってんの?」
梓はハデスに頼まれお茶うけを買いに来ていたこと、アシタバは課題図書を探しに来たことを説明した。
「そうかそうか…学校の仕事でなぁ…いいよ。何でも好きな本、一冊持って行きなさい」
「えっ、いいんですか!?」
「しおりに友達ができたお祝いじゃ」
話を遮らないように梓がハデスに近付く。
「ハデス先生、いつまでそうやってるんですか?」
「いいんだ…僕は楽しそうなみんなを見てるのが楽しいから。あ…これよかったらみんなで分けて…」
「へぇ、気が利いてんじゃん」
梓の肩越しに藤が先程買った大福に手を伸ばす。
「おわっ!? 何だコレ」
「えっ?何って……"マヨ大福"だよ…」
中から出てきたマヨネーズに驚いた藤はハデスから大福の箱を奪い取り、頭に叩きつけた。
その光景を見ていたしおりはその日一番眩しい笑顔を見せたのだった。
To be continued...