第12診:DOLL HOUSE PANIC
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「ず…ずいぶん暗いね…」
「寒っ…暖房効いてないのか…」
「やってないんじゃないですか?」
「おかしいね…そうなのかなぁ……僕はもう少し奥まで行ってみるよ。店主さんがいるならごあいさつしたいし…」
「あっ、じゃあ私も行きま……す…?」
梓はハデスに付いて行こうとするが、花巻が掴んだままの腕がそれを阻止する。
見れば、アシタバと花巻が顔を横に振っている。
「手伝…おうか?」
梓の言葉に2人は安堵の表情を浮かべた。
「じゃあ僕ら仕事のほうやっときますね………」
「な、なら私はこっちの棚を………」
ハデスが奥へ進むのを見送り、梓も本を手にとる。
「きゃああっ!!!」
声に驚き振り向けば大量の本をばらまいた中に花巻が座り込んでいた。
「大丈夫!!? ミクちゃん!!」
「あ…あ、あう…あ、う…うん……!!」
どうやら本を抜いた時に一緒に出てきてしまったようだ。アタフタと本を拾う花巻を手伝う梓。
「ど…どうしよう。売り物なのに、こんな…」
「こんなにパンパンに詰まってたかなぁ……?」
「あ、僕店員さん呼んでくるよ! わあっ!!!」
首を傾げる梓の後ろでビタンとアシタバが顔面から盛大に転んだ。
アシタバは顔を押さえながら座り込む。
「い…いたたたた……」
「だ、大丈夫!? アシタバくん…思いっきり顔からいったけど……」
「ゔ…うん…な゙んとか…おかしいなぁ…なんでこんな何もないとこでコケたんだろ。何かにつまずいた気がしたのに…
と、とにかく店員さん呼んでくるね…」
「あ、うん。お願い…」
ザパン
3人に突然水が降ってきた。
「「何これ~~~!!?」」
「室内なのに水っ!!?」
梓が意識を集中させると、わずかに病魔の気配を感じる。
「私ハデス先生呼んでくる!!」
梓は奥にいる店主らしき老人をすり抜けハデスの背を追う。ハデスの向こうには小さな女の子が電子レンジの前に立っている。
「ハデス先生! ちょっと待っ………」
.
「寒っ…暖房効いてないのか…」
「やってないんじゃないですか?」
「おかしいね…そうなのかなぁ……僕はもう少し奥まで行ってみるよ。店主さんがいるならごあいさつしたいし…」
「あっ、じゃあ私も行きま……す…?」
梓はハデスに付いて行こうとするが、花巻が掴んだままの腕がそれを阻止する。
見れば、アシタバと花巻が顔を横に振っている。
「手伝…おうか?」
梓の言葉に2人は安堵の表情を浮かべた。
「じゃあ僕ら仕事のほうやっときますね………」
「な、なら私はこっちの棚を………」
ハデスが奥へ進むのを見送り、梓も本を手にとる。
「きゃああっ!!!」
声に驚き振り向けば大量の本をばらまいた中に花巻が座り込んでいた。
「大丈夫!!? ミクちゃん!!」
「あ…あ、あう…あ、う…うん……!!」
どうやら本を抜いた時に一緒に出てきてしまったようだ。アタフタと本を拾う花巻を手伝う梓。
「ど…どうしよう。売り物なのに、こんな…」
「こんなにパンパンに詰まってたかなぁ……?」
「あ、僕店員さん呼んでくるよ! わあっ!!!」
首を傾げる梓の後ろでビタンとアシタバが顔面から盛大に転んだ。
アシタバは顔を押さえながら座り込む。
「い…いたたたた……」
「だ、大丈夫!? アシタバくん…思いっきり顔からいったけど……」
「ゔ…うん…な゙んとか…おかしいなぁ…なんでこんな何もないとこでコケたんだろ。何かにつまずいた気がしたのに…
と、とにかく店員さん呼んでくるね…」
「あ、うん。お願い…」
ザパン
3人に突然水が降ってきた。
「「何これ~~~!!?」」
「室内なのに水っ!!?」
梓が意識を集中させると、わずかに病魔の気配を感じる。
「私ハデス先生呼んでくる!!」
梓は奥にいる店主らしき老人をすり抜けハデスの背を追う。ハデスの向こうには小さな女の子が電子レンジの前に立っている。
「ハデス先生! ちょっと待っ………」
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