第1診:ウワサのハデス先生
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
少年と幼い少女が微笑み合っている。
少年の顔には白いモヤが少女が発する少年の名前にはノイズがかかっている。
「やくそくよ、◆◆お兄ちゃん。だーいすきっ」
ーーーーー
ガバッ
「またあの夢……顔も名前も分からない…一体あのお兄ちゃんは誰?」
ふと左手を見るとキレイに包帯が巻かれている。
ゆっくりとベッドから降りカーテンを開けるとテーブルに1枚のメモが置かれている。
"急用ができたので少し出てきます。
すぐに戻ってくるからゆっくり休んでいて下さい。
本当にすぐに戻ります。
養護教諭 派出須 逸人"
帰ってほしくないという気持ちを全面に押し出している文章に思わず笑みがこぼれる。
「誰も保健室に来ないから必死だなぁ」
梓は机にあったペンとメモに手を伸ばした。
“頭痛治まったので教室に戻ります。
傷の手当てありがとうございます。
今度は遊びに来ますね^-^
2年A組 牙狼 梓”
ハデスのメモをポケットにしまい梓は保健室を後にした。
ーーーーー
「あぁ…いなくなってる……」
病魔を片付け急いで戻ってきたハデスは無人となった保健室に肩を落とした。
ふと机を見ると自分が残したものではないメモが置かれている。
「これ…さっきの子の? 牙狼…梓さん。
フフフフ……初日から幸先良いなぁ。4人も来てくれた」
ハデスの嬉しそう(ブキミ)な笑い声は放課後まで聞こえていたとかいないとか。
教室に戻った梓にはあっという間に人だかりができた。
「牙狼さん、どうだった? 保健室」
「何もされなかった?」
「藤くんでさえすぐ戻ってきたのにね」
「大丈夫だったよ~、ただ…私、先生の顔見てないんだよね」
苦笑いで質問に答えながらもその日は幕を閉じた。
.
少年の顔には白いモヤが少女が発する少年の名前にはノイズがかかっている。
「やくそくよ、◆◆お兄ちゃん。だーいすきっ」
ーーーーー
ガバッ
「またあの夢……顔も名前も分からない…一体あのお兄ちゃんは誰?」
ふと左手を見るとキレイに包帯が巻かれている。
ゆっくりとベッドから降りカーテンを開けるとテーブルに1枚のメモが置かれている。
"急用ができたので少し出てきます。
すぐに戻ってくるからゆっくり休んでいて下さい。
本当にすぐに戻ります。
養護教諭 派出須 逸人"
帰ってほしくないという気持ちを全面に押し出している文章に思わず笑みがこぼれる。
「誰も保健室に来ないから必死だなぁ」
梓は机にあったペンとメモに手を伸ばした。
“頭痛治まったので教室に戻ります。
傷の手当てありがとうございます。
今度は遊びに来ますね^-^
2年A組 牙狼 梓”
ハデスのメモをポケットにしまい梓は保健室を後にした。
ーーーーー
「あぁ…いなくなってる……」
病魔を片付け急いで戻ってきたハデスは無人となった保健室に肩を落とした。
ふと机を見ると自分が残したものではないメモが置かれている。
「これ…さっきの子の? 牙狼…梓さん。
フフフフ……初日から幸先良いなぁ。4人も来てくれた」
ハデスの嬉しそう(ブキミ)な笑い声は放課後まで聞こえていたとかいないとか。
教室に戻った梓にはあっという間に人だかりができた。
「牙狼さん、どうだった? 保健室」
「何もされなかった?」
「藤くんでさえすぐ戻ってきたのにね」
「大丈夫だったよ~、ただ…私、先生の顔見てないんだよね」
苦笑いで質問に答えながらもその日は幕を閉じた。
.