第7診:Nightmare
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「どうか…したの?」
「なんだったら担任の先生に伺ってみるけど………」
「えっ? いや…まあ…」
ただのおせっかいなんすけど…と龍黄は照れたように顔をそらす。
「刀哉が今日来てないんすよ!! 昨日アイツちょっと気になる事言ってたんで……その…なんかあったんじゃねーかと思って…一応…確認というか…」
その言葉を聞いてハデスと梓は顔を見合わせ、龍黄を教室に帰すと校長室へ向かった。
「ハデス先生…刀哉くんやっぱり…」
「うん。あの映画館に行っている可能性が高いね…」
とにかく確認の為、ハデスは校長室から真哉の家に電話をかけることやになった。
ールルルルー
《刀哉!!?》
「…! 鏑木さん?」
電話に出たのはかなり慌てた様子の真哉だった。
「…そうか。じゃあ刀哉くんはやっぱり帰っていないんだね」
《やっぱり…!? やっぱりって何ですか!? 先生!! 刀哉のこと何か知ってるんですか!?》
ハデスが落ち着くよう促しているが、真哉の声が大きくなっているのに受話器から離れている梓と三途川の耳にも入ってきた。
「今から僕と三途川先生、梓さんで迎えに行って来るから…心配しないで待っ…」
《私も行く!!!行きます!! 絶対行きますから!!!》
「え、いや…でも…」
《今、学校に行きます!!》
受話器を降ろしたハデスに三途川は呆れ顔だ。
「おいおい、いいのか? 危険があるかもしれないぞ」
「うーん…その説得は彼女には逆効果でしょうね…もしもの時は僕が対処します」
「当然だ、ばか者!」
「押し負けといて何言ってるんですか…」
梓の言葉に黙り込むハデスだった。
程なくしてやってきた真哉と共にハデス達は昨日の映画館へと向かった。
「こんなところに刀哉が……!?」
寂れた映画館にア然とする真哉だったが、映画館は昨日とはまた違った不気味さを放っている。
「こんな陰気臭い場所…これきりにしたいものだな」
「!!!」
「こ…これは…」
中に入った4人の目に飛び込んで来たのは、何人もの人が床に倒れてウワゴトを呟いている光景だった。
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「なんだったら担任の先生に伺ってみるけど………」
「えっ? いや…まあ…」
ただのおせっかいなんすけど…と龍黄は照れたように顔をそらす。
「刀哉が今日来てないんすよ!! 昨日アイツちょっと気になる事言ってたんで……その…なんかあったんじゃねーかと思って…一応…確認というか…」
その言葉を聞いてハデスと梓は顔を見合わせ、龍黄を教室に帰すと校長室へ向かった。
「ハデス先生…刀哉くんやっぱり…」
「うん。あの映画館に行っている可能性が高いね…」
とにかく確認の為、ハデスは校長室から真哉の家に電話をかけることやになった。
ールルルルー
《刀哉!!?》
「…! 鏑木さん?」
電話に出たのはかなり慌てた様子の真哉だった。
「…そうか。じゃあ刀哉くんはやっぱり帰っていないんだね」
《やっぱり…!? やっぱりって何ですか!? 先生!! 刀哉のこと何か知ってるんですか!?》
ハデスが落ち着くよう促しているが、真哉の声が大きくなっているのに受話器から離れている梓と三途川の耳にも入ってきた。
「今から僕と三途川先生、梓さんで迎えに行って来るから…心配しないで待っ…」
《私も行く!!!行きます!! 絶対行きますから!!!》
「え、いや…でも…」
《今、学校に行きます!!》
受話器を降ろしたハデスに三途川は呆れ顔だ。
「おいおい、いいのか? 危険があるかもしれないぞ」
「うーん…その説得は彼女には逆効果でしょうね…もしもの時は僕が対処します」
「当然だ、ばか者!」
「押し負けといて何言ってるんですか…」
梓の言葉に黙り込むハデスだった。
程なくしてやってきた真哉と共にハデス達は昨日の映画館へと向かった。
「こんなところに刀哉が……!?」
寂れた映画館にア然とする真哉だったが、映画館は昨日とはまた違った不気味さを放っている。
「こんな陰気臭い場所…これきりにしたいものだな」
「!!!」
「こ…これは…」
中に入った4人の目に飛び込んで来たのは、何人もの人が床に倒れてウワゴトを呟いている光景だった。
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