第7診:Nightmare
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ハデスが箱を受け取ると中身は着ぐるみのようだ。
「私と君達が並んで歩くのは非常~~~に目立つからな」
「? そうですか?」
「自覚ないんですか?」
呆れながら言う梓にも三途川は制服だと目立つから、と着替えを差し出した。
「なんですか…これ……」
そう言ったハデスの顔は不気味なお面で隠されている。
「パチンコ・ヨモツのマスコットキャラクター、イザナミちゃんだ。君、その歳でパチンコもやらんのか? これなら目立っても問題ないだろう」
「うぅ……恥ずかしい…」
声の方に目を向けると、三途川とは少し違う、フリルの多いゴスロリ服に髪をゆるく巻いた姿の梓がいた。
「何を恥ずかしがっている。よく似合っているのに…」
「そ…そうだよ、梓さん。お人形さんみたいだよ!」
2人に褒められた恥ずかしさを隠すように梓は前を歩いている鏑木刀哉に視線を向けた。
「刀哉くん…家とは別の方向に向かってますね…」
「果たして単なる寄り道に過ぎないのか………」
「この調子で尾けよう。さりげなくティッシュを配るのを忘れるなよ」
静かに後を尾けると刀哉がクルッと振り向いた。
「パチンコ・ヨモツでーす…」
「新オープンです。よろしくお願いしまーす」
「公務員と常伏中学校の生徒はアルバイトは禁止されていたと思うんですけど…」
「かたいこと言うな。それより見たまえ」
そう言う三途川の目線の先には映画館へ入る刀哉の姿があった。
「とっくに廃館になった小さな映画館ですね……」
「凡 そ中学生がこぞって向かうような場所ではないな……よし! 私たちも行くぞ…」
梓は制服の上に着ていたワンピースを脱ぎ、髪を手で整えた。
「なんだ、もう脱いでしまうのか?」
「動きにくいですから!」
それに恥ずかしい。と言う言葉を飲み込み、服をハデスのお面と一緒に建物の隙間に隠し、梓たちは映画館へと足を踏み入れた。
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「私と君達が並んで歩くのは非常~~~に目立つからな」
「? そうですか?」
「自覚ないんですか?」
呆れながら言う梓にも三途川は制服だと目立つから、と着替えを差し出した。
「なんですか…これ……」
そう言ったハデスの顔は不気味なお面で隠されている。
「パチンコ・ヨモツのマスコットキャラクター、イザナミちゃんだ。君、その歳でパチンコもやらんのか? これなら目立っても問題ないだろう」
「うぅ……恥ずかしい…」
声の方に目を向けると、三途川とは少し違う、フリルの多いゴスロリ服に髪をゆるく巻いた姿の梓がいた。
「何を恥ずかしがっている。よく似合っているのに…」
「そ…そうだよ、梓さん。お人形さんみたいだよ!」
2人に褒められた恥ずかしさを隠すように梓は前を歩いている鏑木刀哉に視線を向けた。
「刀哉くん…家とは別の方向に向かってますね…」
「果たして単なる寄り道に過ぎないのか………」
「この調子で尾けよう。さりげなくティッシュを配るのを忘れるなよ」
静かに後を尾けると刀哉がクルッと振り向いた。
「パチンコ・ヨモツでーす…」
「新オープンです。よろしくお願いしまーす」
「公務員と常伏中学校の生徒はアルバイトは禁止されていたと思うんですけど…」
「かたいこと言うな。それより見たまえ」
そう言う三途川の目線の先には映画館へ入る刀哉の姿があった。
「とっくに廃館になった小さな映画館ですね……」
「
梓は制服の上に着ていたワンピースを脱ぎ、髪を手で整えた。
「なんだ、もう脱いでしまうのか?」
「動きにくいですから!」
それに恥ずかしい。と言う言葉を飲み込み、服をハデスのお面と一緒に建物の隙間に隠し、梓たちは映画館へと足を踏み入れた。
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