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第7診:Nightmare

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放課後、が保健室の掃除を終え、道具を片付けるとハデスにソファーに座るように促された。


「どうしたんですか?」

「いや…ちょっとさんに聞きたい事があってね……」

「私もハデス先生にお話したいことがあるんです」

「えっ!? それって…」


はソファーに座るとハデスに先に話すように伝えた。


さん実は…この間の禁欲ストイックの時に何人かの生徒が、赤い目の女の子があのブロックを外してくれたって噂があってね……
それに僕……ブロックを飛ばされた時に起こった砂煙の中で、その……さんの目が赤くなっていたように見えたんだ…」


は黙ったままハデスを見つめている。


「まだこのことは三途川先生には話していないけれど。それにさっき、"話したい事がある"って言っていた事と関係があるのかと思ってね。
僕はもしさんが何かしらの病魔に罹っているのなら助けたいんだ」

「…それは違います」


静かに答えるをハデスはじっと見つめている。


「今日話したいのは別のことです」

「別の…こと?」

「はい…ハデス先生の疑問はもっともだと思います…」


何かを思案するように少し黙った後、がゆっくりと口を開いた。


「実は、シンヤちゃんの「ハデス先生、いらっしゃいますか?」


の言葉はある人物によって遮られてしまった。それは……


「才崎」「みのり」「「先生!!」」

「あら、牙狼さんもいたのね。ちょうどいいわ、2人とも校長先生が呼んでますよ」

「えっ!?」

「なんで私まで!?」


理由を考えてみるがまったくわからない。さらにの頭に浮かぶのは、始業式の時などにブランデーを片手に話す小太りの男性の映像。


「特に名指しじゃなくって、ハデス先生と"保健室にいる保健委員"を呼んでくるようにっと言っていたわよ」


それは名指しと言っても間違いでは無いだろう、とは思った。
なぜなら、ハデスが来てから保健室にいる保健委員は自分しかいないからだ。

理由はわからないが才崎に礼を言い、ハデスとは校長室へと向かった。



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