第7診:Nightmare
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移動教室の帰り梓が1年B組の前を通りかかると……
「刀哉!!! あ…あんたどーして学校にいるの!?」
聞き覚えのある声が耳に入ってきた。
「あれ…? この声…シンヤちゃん?」
教室を覗いてみると真哉がメガネをかけた男子生徒に詰め寄っている。
どうやら真哉の家族らしきメガネの少年が昨晩家に帰らなかったらしい。
よく見ると真哉の隣には龍黄が立っている。
「妹尾くん」「リュウキ」
「「うるさい!! ちょっと黙ってて!!!」」
横から口を挟んでいた龍黄は2人に突き飛ばされ尻餅をついた。
「いっ……てぇ…」
「大丈夫? 龍黄くん」
梓は思わず教室に入ると龍黄に駆け寄った。
「おわっ!! 梓の姐さんっ」
「シンヤちゃんどうしたの?」
まだ言い合いを続ける2人に梓は視線を向けた。
「あのメガネかけたのが刀哉っつって姐さんの弟なんすけど…なんか今日朝帰りしたらしくって…」
「それぐらいフツーっすよね!!」と続ける龍黄に苦笑いすると、微かだが病魔の気配を感じとった。
梓は刀哉に近付いてみる。
「な…誰ですか?」
「梓ちゃん…」
「あっ! 私シンヤちゃんの友達で梓って言うんだけど…刀哉くん、もう関わらない方がいいよ。抜け出せなくなる…」
真哉には聞こえないように耳打ちすると刀哉の顔色が変わる。
「な…なんで知って……そっ…そんなことより! ちゃんと家帰ったら話そうと思ってたよ!
何なんだよ、わざわざ1年の教室まで来て…!! もういいだろ!! 恥ずかしいから出てってよ!」
「と…刀哉…!!」
「………ハデス先生に話した方がいいね…」
梓は小さく呟いた。
.
「刀哉!!! あ…あんたどーして学校にいるの!?」
聞き覚えのある声が耳に入ってきた。
「あれ…? この声…シンヤちゃん?」
教室を覗いてみると真哉がメガネをかけた男子生徒に詰め寄っている。
どうやら真哉の家族らしきメガネの少年が昨晩家に帰らなかったらしい。
よく見ると真哉の隣には龍黄が立っている。
「妹尾くん」「リュウキ」
「「うるさい!! ちょっと黙ってて!!!」」
横から口を挟んでいた龍黄は2人に突き飛ばされ尻餅をついた。
「いっ……てぇ…」
「大丈夫? 龍黄くん」
梓は思わず教室に入ると龍黄に駆け寄った。
「おわっ!! 梓の姐さんっ」
「シンヤちゃんどうしたの?」
まだ言い合いを続ける2人に梓は視線を向けた。
「あのメガネかけたのが刀哉っつって姐さんの弟なんすけど…なんか今日朝帰りしたらしくって…」
「それぐらいフツーっすよね!!」と続ける龍黄に苦笑いすると、微かだが病魔の気配を感じとった。
梓は刀哉に近付いてみる。
「な…誰ですか?」
「梓ちゃん…」
「あっ! 私シンヤちゃんの友達で梓って言うんだけど…刀哉くん、もう関わらない方がいいよ。抜け出せなくなる…」
真哉には聞こえないように耳打ちすると刀哉の顔色が変わる。
「な…なんで知って……そっ…そんなことより! ちゃんと家帰ったら話そうと思ってたよ!
何なんだよ、わざわざ1年の教室まで来て…!! もういいだろ!! 恥ずかしいから出てってよ!」
「と…刀哉…!!」
「………ハデス先生に話した方がいいね…」
梓は小さく呟いた。
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