第6診:現れた不良は女が嫌い!?
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保健室の扉を開けると普段なら教室で弁当を食べているハズの真哉がソファーに座っている。
「よーシンヤ!! めずらしーな、昼休みに。今日はこっちで食うのか?」
「あっ、う…うん…。ま…まあそんなとこ…?」
歯切れの悪い返事の理由は真哉の斜め向かいにあった。
「てめーデブ!!!
姐さんに向かって馴れ馴れしいんだよコラァ!!!」
怒号を飛ばしたのは昨日の騒ぎの根源、龍黄だった。
「見てのとーりここぁ満席だ!! ヨソあたるか床に座って食うんだな!!!」
「………はっ…!?」
「きっ…きみ昨日の…!?」
「龍黄…くん」
梓とアシタバの声に気付いた龍黄は手の平を返したように話しかけてくる。
「あっ梓の姐さん! それに兄さんも! いやーアン時はお恥ずかしいトコお見せしました。
席あいてますよ!!」
どーぞ!!と促されている横ではハデスがデジカメを持って身震いしている。
「す…すごい、保健室にこんなにたくさん生徒が…写真におさめなくては…」
「さすがアニキ! 考えることが違いますね!! マジパネーッス!!」
ようやく藤がもっともな疑問を口にした。
「お前ヒラ学生だろ。何やってんだよ」
「ああ!? んだ、テメーらこの校章が目に入んねェってか!!?
常伏中学校一年、妹尾 龍黄!!
まーマジに転校するにはもちっとかかっけど…面倒かけたケジメだ!! おめーらの傘下に降ってやるよ。ありがたく思いな!!」
ビシッと決めた龍黄の襟元には確かに常伏中の校章が輝いている。
「意外と義理がたいんだね……ん? でも校章ってドコから……」
「あっ…僕知ってる。これ購買で売ってるやつだ……」
「バカの考えることはわからんなーーー」
「もいっぺん言ってみろデブ、コラァ!!」
「「ケンカしないでね」」
梓と真哉の言葉に龍黄はハッとする。
「あ! す…すんません…でもそこのデブとモヤシとハゲが…」
「誰がハゲだって?」
隣でデジカメをいじっていたハデスが撮ったのは、ハゲと言われた藤が龍黄を蹴り倒す写真だった。
To be continued...
「よーシンヤ!! めずらしーな、昼休みに。今日はこっちで食うのか?」
「あっ、う…うん…。ま…まあそんなとこ…?」
歯切れの悪い返事の理由は真哉の斜め向かいにあった。
「てめーデブ!!!
姐さんに向かって馴れ馴れしいんだよコラァ!!!」
怒号を飛ばしたのは昨日の騒ぎの根源、龍黄だった。
「見てのとーりここぁ満席だ!! ヨソあたるか床に座って食うんだな!!!」
「………はっ…!?」
「きっ…きみ昨日の…!?」
「龍黄…くん」
梓とアシタバの声に気付いた龍黄は手の平を返したように話しかけてくる。
「あっ梓の姐さん! それに兄さんも! いやーアン時はお恥ずかしいトコお見せしました。
席あいてますよ!!」
どーぞ!!と促されている横ではハデスがデジカメを持って身震いしている。
「す…すごい、保健室にこんなにたくさん生徒が…写真におさめなくては…」
「さすがアニキ! 考えることが違いますね!! マジパネーッス!!」
ようやく藤がもっともな疑問を口にした。
「お前ヒラ学生だろ。何やってんだよ」
「ああ!? んだ、テメーらこの校章が目に入んねェってか!!?
常伏中学校一年、妹尾 龍黄!!
まーマジに転校するにはもちっとかかっけど…面倒かけたケジメだ!! おめーらの傘下に降ってやるよ。ありがたく思いな!!」
ビシッと決めた龍黄の襟元には確かに常伏中の校章が輝いている。
「意外と義理がたいんだね……ん? でも校章ってドコから……」
「あっ…僕知ってる。これ購買で売ってるやつだ……」
「バカの考えることはわからんなーーー」
「もいっぺん言ってみろデブ、コラァ!!」
「「ケンカしないでね」」
梓と真哉の言葉に龍黄はハッとする。
「あ! す…すんません…でもそこのデブとモヤシとハゲが…」
「誰がハゲだって?」
隣でデジカメをいじっていたハデスが撮ったのは、ハゲと言われた藤が龍黄を蹴り倒す写真だった。
To be continued...