第6診:現れた不良は女が嫌い!?
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「行っちゃった……」
取り残された梓は空を見上げる。
「病魔の気配が近い…」
梓はゆっくり目の前の女子生徒に近付くと、ブロックに手をかけた。
「ちょっとじっとしててね………切離 」
「な…何を……」
次の瞬間、生徒の腰に付いていたブロックは跡形もなく消え去り梓の瞳は深紅に染まっている。
梓は次々とブロックを消していったが…
【女 よ……】
「やっぱりあんただったのね。妹尾…だっけ? あーあ…バッチリ禁欲 に付けこまれちゃって…」
現れた妹尾は8本の腕を生やし、顔には仏像の様な仮面が張り付いている。
【その短いスカート…禁制…】
「うっわ……!?」
ガンッ!!
飛んできたブロックを蹴り返すとそれは妹尾の顔面に直撃した。
「後で相手してあげるわよ!」
妹尾が怯んだスキに梓はハデスの元へと走り出した。
「あっ! いたいた…ハデス先生~」
ハデスの元に梓も合流した。
「先生…この騒ぎってやっぱり…!?」
「病魔…ですね? さっき襲われましたよ」
「えぇっ! だ…大丈夫?」
梓の無事を確認するとハデスは顔を引き締めた。
「とにかく…やけに派手好きなのが暴れ回ってるようだね…何人か外したけどキリがない。
原因をばらまいてる"本体"を捜さないと…」
「例の変質者ですね!! なんなのよ女の子ばっかり狙って……」
「これだけの騒動が学校の外で起こっていないということは…何かここに目的があるんだと思うけど…
梓さん、アシタバくんどうかした…?」
そう聞かれた梓は険しい顔で、アシタバは不思議そうに屋上を見上げている。
「え? あ…いえ、その…ウチの学校に仏像のオブジェなんて…あったかなあ~…と…思って………」
「向こうから来てくれたみたいですよ…」
【見つけたぞ…………鏑木!!!】
屋上から飛び降りてきた龍黄から庇うように真哉はアシタバを突き飛ばす。放たれたブロックに辺りは砂煙に覆われている。
.
取り残された梓は空を見上げる。
「病魔の気配が近い…」
梓はゆっくり目の前の女子生徒に近付くと、ブロックに手をかけた。
「ちょっとじっとしててね………
「な…何を……」
次の瞬間、生徒の腰に付いていたブロックは跡形もなく消え去り梓の瞳は深紅に染まっている。
梓は次々とブロックを消していったが…
【
「やっぱりあんただったのね。妹尾…だっけ? あーあ…バッチリ
現れた妹尾は8本の腕を生やし、顔には仏像の様な仮面が張り付いている。
【その短いスカート…禁制…】
「うっわ……!?」
ガンッ!!
飛んできたブロックを蹴り返すとそれは妹尾の顔面に直撃した。
「後で相手してあげるわよ!」
妹尾が怯んだスキに梓はハデスの元へと走り出した。
「あっ! いたいた…ハデス先生~」
ハデスの元に梓も合流した。
「先生…この騒ぎってやっぱり…!?」
「病魔…ですね? さっき襲われましたよ」
「えぇっ! だ…大丈夫?」
梓の無事を確認するとハデスは顔を引き締めた。
「とにかく…やけに派手好きなのが暴れ回ってるようだね…何人か外したけどキリがない。
原因をばらまいてる"本体"を捜さないと…」
「例の変質者ですね!! なんなのよ女の子ばっかり狙って……」
「これだけの騒動が学校の外で起こっていないということは…何かここに目的があるんだと思うけど…
梓さん、アシタバくんどうかした…?」
そう聞かれた梓は険しい顔で、アシタバは不思議そうに屋上を見上げている。
「え? あ…いえ、その…ウチの学校に仏像のオブジェなんて…あったかなあ~…と…思って………」
「向こうから来てくれたみたいですよ…」
【見つけたぞ…………鏑木!!!】
屋上から飛び降りてきた龍黄から庇うように真哉はアシタバを突き飛ばす。放たれたブロックに辺りは砂煙に覆われている。
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