第6診:現れた不良は女が嫌い!?
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次の日、梓はアシタバ、藤、美作、本好等と共に学校へと向かっていた。
まず異変に気付いたのはアシタバ。
「ん? なんか…学校の方からすごい音…声? 聞こえない?」
「うん…なんか悲鳴みたいな……」
「超でけーゴキブリでも出たんだろ。朝っぱらからうるせーな」
さして気にする様子のない藤に変わって美作が目を凝らすと、体にブロックを付けた女子生徒が悲鳴をあげている。
「オレ活躍の予感!! ちょっと行ってくる!!」
「あ」
「やめときゃいいのに…こりないよねーーー美っちゃんも」
「? それって…」
女子生徒に駆け寄る美作に本好が投げかけた言葉の意味を梓はすぐに知る事となる。
「おーい、大丈夫か!? 何があったんだよ!!」
「あっ……あ~~~ん。藤くん助けて~~~~!!!」
「!!?」
声をかけた美作を突き飛ばし女子生徒達は藤に向かって走って来る。
「ほらね」
「か…かわいそうな美作くん……」
「……麓介、こんな時だけ足早いなぁ…」
突き飛ばされた美作や走り去る藤を見ながらも、本好は冷静だった。
「アシタバくん、牙狼さん校舎の方見てきてよ。
俺、2人助けに行ってくるからさ」
「えっ!? う…ん」
「ぶっちゃけ藤の方は自信ないけど」
「そう言わず頑張ってみてね…」
梓とアシタバが学校内に入ると同じようなブロックを付けられた女子生徒であふれかえっている。
「これ…は…!!?」
「梓ちゃん! アシタバくん!!」
現れたのは真哉にはブロックは付いていない。
「鏑木さんは無事なの!?」
「腹立つくらい無事よ! ねえ! こっちにはこなかった!?」
「な…なにが?」
「変質者!! 見たでしょ!? あのよくわかんないブロックみたいなやつ!! みんなそいつにやられちゃったみたいなの!
ガッチリハマっちゃってて、押しても引いても取れないのよ!! それも女の子ばっかり…」
「見つけたらタダじゃおかない!」と意気込む真哉にアシタバがポツリと呟いた。
「…先生」
「え?」
「ハデス先生なら何かわかるかもしれぐえっ」
「それだわ! ナイス、アシタバくん。待ってなさいよ変態!!」
真哉はアシタバを引きずりながら走り去っていった。
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まず異変に気付いたのはアシタバ。
「ん? なんか…学校の方からすごい音…声? 聞こえない?」
「うん…なんか悲鳴みたいな……」
「超でけーゴキブリでも出たんだろ。朝っぱらからうるせーな」
さして気にする様子のない藤に変わって美作が目を凝らすと、体にブロックを付けた女子生徒が悲鳴をあげている。
「オレ活躍の予感!! ちょっと行ってくる!!」
「あ」
「やめときゃいいのに…こりないよねーーー美っちゃんも」
「? それって…」
女子生徒に駆け寄る美作に本好が投げかけた言葉の意味を梓はすぐに知る事となる。
「おーい、大丈夫か!? 何があったんだよ!!」
「あっ……あ~~~ん。藤くん助けて~~~~!!!」
「!!?」
声をかけた美作を突き飛ばし女子生徒達は藤に向かって走って来る。
「ほらね」
「か…かわいそうな美作くん……」
「……麓介、こんな時だけ足早いなぁ…」
突き飛ばされた美作や走り去る藤を見ながらも、本好は冷静だった。
「アシタバくん、牙狼さん校舎の方見てきてよ。
俺、2人助けに行ってくるからさ」
「えっ!? う…ん」
「ぶっちゃけ藤の方は自信ないけど」
「そう言わず頑張ってみてね…」
梓とアシタバが学校内に入ると同じようなブロックを付けられた女子生徒であふれかえっている。
「これ…は…!!?」
「梓ちゃん! アシタバくん!!」
現れたのは真哉にはブロックは付いていない。
「鏑木さんは無事なの!?」
「腹立つくらい無事よ! ねえ! こっちにはこなかった!?」
「な…なにが?」
「変質者!! 見たでしょ!? あのよくわかんないブロックみたいなやつ!! みんなそいつにやられちゃったみたいなの!
ガッチリハマっちゃってて、押しても引いても取れないのよ!! それも女の子ばっかり…」
「見つけたらタダじゃおかない!」と意気込む真哉にアシタバがポツリと呟いた。
「…先生」
「え?」
「ハデス先生なら何かわかるかもしれぐえっ」
「それだわ! ナイス、アシタバくん。待ってなさいよ変態!!」
真哉はアシタバを引きずりながら走り去っていった。
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