第4診:親友=ヒーロー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
放課後、掃除のために保健室へとやってきた梓にハデスは疑問をぶつけた。
「梓さん…ちょっと聞きたいことがあるんだけど…いいかな?」
「どうしたんですか? 改まって…」
「今回君は鬼女 について事前に知っていたような感じだったから……」
「ああ…そのことですか。私、鬼女 には何度か襲われたことがあるんで…」
「ああ、それで……って、ええっ!? な…何でっ!?」
平然と病魔に襲われた過去を話す梓にハデスはあたふたとし始める。
「麓介の幼なじみってだけで嫉妬の対象になるには十分ですよ…まぁ全部、やっつけましたけど…」
「やっつけるって…どうやって!?」
梓はチリトリに入れたゴミを捨てると、道具を片付けカバンを手に取り扉へと向かって行った。
「それは企業秘密です。今日はアシタバくん達と帰る約束してるんで…これで失礼しますね。また明日」
頭に疑問符を浮かべたままのハデスを残し、ニッコリと手を振ると梓はアシタバの待つグラウンドへと急いだ。
すでに到着しているアシタバに声をかけて近付く。
「お~い、アシタバく~ん」
「牙狼さん」
「不安そうな顔してるね…」
「う…うん…あれが病魔のせいだったとはいえ…」
「そんなすぐには…ねぇ…」
「おーいアシタバー、梓ちゃーん!!」
アシタバが暗い顔で肩を落としていると、美作と本好が現れた。
「あ! 美作くん……と…も…本好くん……」
「大丈夫だって! オレもいるし」
「私もいるから。ねっ」
「ほ、本当~~!?」
明らかに動揺しているアシタバを元気づけ4人は歩き出した。
そして帰り道…
「…でね、その時の美っちゃんてば本当におかしくてさー
それからしばらく美っちゃんの顔見るだけで笑えて大変だったんだよ。
あのアレをあんな風に使おうなんて思うの美っちゃんくらいだよね。
本当美っちゃんて頭いいんだか悪いんだかわかんないよねー、まあそこが美っちゃんの美っちゃんらしいとこでもあるんだけど。それに……」
ペラペラと話し続ける本好にアシタバだけでなく美作も顔を青くしている。
「ウソだろ、こいつ…マジでずっとこんな…!?」
「本好くん…ココは素だったのか…」
「だからプレッシャーはあったけど病魔の気配があんまりしなかったんだ…」
すると本好はくるりと振り向いた。
「…よく考えたら俺美っちゃんくらいしかまともに友達いないから、美っちゃんの話以外することないんだよね。
アシタバくん、牙狼さん…よかったら…俺と友達になってくれる?」
「い…いいよ…」
「うん…よ…よかったら…ね…」
アシタバと梓の苦労はまだまだ続きそうです。
.
「梓さん…ちょっと聞きたいことがあるんだけど…いいかな?」
「どうしたんですか? 改まって…」
「今回君は
「ああ…そのことですか。私、
「ああ、それで……って、ええっ!? な…何でっ!?」
平然と病魔に襲われた過去を話す梓にハデスはあたふたとし始める。
「麓介の幼なじみってだけで嫉妬の対象になるには十分ですよ…まぁ全部、やっつけましたけど…」
「やっつけるって…どうやって!?」
梓はチリトリに入れたゴミを捨てると、道具を片付けカバンを手に取り扉へと向かって行った。
「それは企業秘密です。今日はアシタバくん達と帰る約束してるんで…これで失礼しますね。また明日」
頭に疑問符を浮かべたままのハデスを残し、ニッコリと手を振ると梓はアシタバの待つグラウンドへと急いだ。
すでに到着しているアシタバに声をかけて近付く。
「お~い、アシタバく~ん」
「牙狼さん」
「不安そうな顔してるね…」
「う…うん…あれが病魔のせいだったとはいえ…」
「そんなすぐには…ねぇ…」
「おーいアシタバー、梓ちゃーん!!」
アシタバが暗い顔で肩を落としていると、美作と本好が現れた。
「あ! 美作くん……と…も…本好くん……」
「大丈夫だって! オレもいるし」
「私もいるから。ねっ」
「ほ、本当~~!?」
明らかに動揺しているアシタバを元気づけ4人は歩き出した。
そして帰り道…
「…でね、その時の美っちゃんてば本当におかしくてさー
それからしばらく美っちゃんの顔見るだけで笑えて大変だったんだよ。
あのアレをあんな風に使おうなんて思うの美っちゃんくらいだよね。
本当美っちゃんて頭いいんだか悪いんだかわかんないよねー、まあそこが美っちゃんの美っちゃんらしいとこでもあるんだけど。それに……」
ペラペラと話し続ける本好にアシタバだけでなく美作も顔を青くしている。
「ウソだろ、こいつ…マジでずっとこんな…!?」
「本好くん…ココは素だったのか…」
「だからプレッシャーはあったけど病魔の気配があんまりしなかったんだ…」
すると本好はくるりと振り向いた。
「…よく考えたら俺美っちゃんくらいしかまともに友達いないから、美っちゃんの話以外することないんだよね。
アシタバくん、牙狼さん…よかったら…俺と友達になってくれる?」
「い…いいよ…」
「うん…よ…よかったら…ね…」
アシタバと梓の苦労はまだまだ続きそうです。
.