第4診:親友=ヒーロー
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梓の舌打ちに驚きながらもベッドへ近付くとハデスの胸にアシタバがぶつかった。
「ぎゃーーーーっ!!!」
慌てて逃げようとするアシタバの襟首をハデスが掴む。
「アシタバくん、ハデス先生だから。落ち着いて」
すると般若顔の本好は恨めしそうに声をもらす。
【おのれ…邪魔をしおって…!!】
本好はハデスに包丁を振り下ろすが、あっさりとその腕を掴まれてしまう。
【!! くっ…!?】
「美作くんの話なら僕が聞いてあげるよ…いくらでもね」
「ひいいいっ」
恐怖に負けたアシタバは保健室から飛び出した。
【おまえでは…!! 意味がない…!! あの糞餓鬼に…思い知らせてやらねばならぬ!!
この男と…小僧の絆の深さを!!】
「…!?」
「先生っ私アシタバくんを…」
そう言い残して梓は保健室を飛び出したが、それに気を取られたハデスは本好の手を離してしまった。
渡り廊下まで来るとアシタバが美作と話している。
「なんだオメー、ピンピンしてんじゃねーか。藤のヤツ、デタラメ言いやがって」
「たったったっ…助けて!! 本好くんに殺される!!!」
涙目で叫ぶアシタバに美作は意味がわからず目を丸くしている。
「はぁ!?」
「アシタバくんっ早く逃げて!!!」
追いついた梓が叫ぶが時すでに遅し、本好はすぐ後ろまで迫っていた。
「うおおおおおおお!!?」
「だから言ったのに~」
そのまま思いっきり廊下を走る3人の後ろに本好、ハデスと続いている。
しばらくすると突き当たりに出てしまった。
「分岐してんぞ!! どっちだ!?」
「右!! 右だよ!」
「左は屋上だから逃げられないわよ」
「右だな!! よし右………」
右に体を向けるが本好が目の前に現れアシタバと美作は腰を抜かししゃがみ込み、梓は庇うように2人の前に立ちかまえた。
「ごめんなさい。ごめんなさい、本好くん。お願いだから殺さないでぇええええ」
「やるしか…ない、か?」
「な…なっ…な…つーか何ださっきから本好、本好って!!
いいかパチモンヤロー!! 本好はなあ体育の成績はいっつも"2"!! 50M走るのに12秒かかるモヤシの中のモヤシ王なんだ!!
誰だか知らねーがフザけたマネしてっとブッ飛ばすぞコラァ!!!」
美作の声に反応するかのように本好の動きは止まり苦しみ始めた。
.
「ぎゃーーーーっ!!!」
慌てて逃げようとするアシタバの襟首をハデスが掴む。
「アシタバくん、ハデス先生だから。落ち着いて」
すると般若顔の本好は恨めしそうに声をもらす。
【おのれ…邪魔をしおって…!!】
本好はハデスに包丁を振り下ろすが、あっさりとその腕を掴まれてしまう。
【!! くっ…!?】
「美作くんの話なら僕が聞いてあげるよ…いくらでもね」
「ひいいいっ」
恐怖に負けたアシタバは保健室から飛び出した。
【おまえでは…!! 意味がない…!! あの糞餓鬼に…思い知らせてやらねばならぬ!!
この男と…小僧の絆の深さを!!】
「…!?」
「先生っ私アシタバくんを…」
そう言い残して梓は保健室を飛び出したが、それに気を取られたハデスは本好の手を離してしまった。
渡り廊下まで来るとアシタバが美作と話している。
「なんだオメー、ピンピンしてんじゃねーか。藤のヤツ、デタラメ言いやがって」
「たったったっ…助けて!! 本好くんに殺される!!!」
涙目で叫ぶアシタバに美作は意味がわからず目を丸くしている。
「はぁ!?」
「アシタバくんっ早く逃げて!!!」
追いついた梓が叫ぶが時すでに遅し、本好はすぐ後ろまで迫っていた。
「うおおおおおおお!!?」
「だから言ったのに~」
そのまま思いっきり廊下を走る3人の後ろに本好、ハデスと続いている。
しばらくすると突き当たりに出てしまった。
「分岐してんぞ!! どっちだ!?」
「右!! 右だよ!」
「左は屋上だから逃げられないわよ」
「右だな!! よし右………」
右に体を向けるが本好が目の前に現れアシタバと美作は腰を抜かししゃがみ込み、梓は庇うように2人の前に立ちかまえた。
「ごめんなさい。ごめんなさい、本好くん。お願いだから殺さないでぇええええ」
「やるしか…ない、か?」
「な…なっ…な…つーか何ださっきから本好、本好って!!
いいかパチモンヤロー!! 本好はなあ体育の成績はいっつも"2"!! 50M走るのに12秒かかるモヤシの中のモヤシ王なんだ!!
誰だか知らねーがフザけたマネしてっとブッ飛ばすぞコラァ!!!」
美作の声に反応するかのように本好の動きは止まり苦しみ始めた。
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