第37診:白熱!町内運動会
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結局みどり町からは美作、あかね町からは刀哉、すみれ町からは本好が参加することになった。
≪淀橋さん、注目の選手はいらっしゃいますか?≫
≪やはりここは百貫デブの美作くんでしょう。自らすすんでカロリーを摂取しに行く、正にデブの鏡です≫
「淀橋ィィてめー覚えてろ!!!」
≪おや…? えーちょっとすみません。ここで当校の養護教諭よりストップがかかりました≫
観客がザワつく中、ハデスがマイクを受け取った。
≪甘いジュースを一気に沢山飲むと血糖値が急上昇して危険だということで…一気飲みはダメなんです。本当!
健康を考慮して青汁2ℓに変更させていただきます≫
「先に言えーっ!!!」
突然の青汁に皆が手を出せないでいる中、本好だけが水を飲むかのように青汁を飲みほしすみれ町に50ポイント加算された。
梓はというと美作に頼まれ藤を探している。
「あ、いた! 麓介!」
「んぁ?」
「やっと見つけた! 探しちゃったじゃない。いつの間に起きたのよ」
「ワリーな、腹減ってさ。なんの用?」
「それが…よくわかんないけど美作くんが呼んでて…」
アシタバの説明に藤は中華まんを頬張りながら首を傾げた。
「美作? なんで?」
≪常伏みどり町の藤麓介くん。
第2種目走者の藤麓介くん。すみやかにグラウンド中央まで来てください。
繰り返します。常伏みどり町の藤麓介くん…≫
突然アナウンスで名前を呼ばれた藤は驚き中華まんを吹き出した。
駆け寄ってきた美作の話では藤が種目に参加すると言って女子を集めたとの事だった。
「冗談じゃねえ、誰が出るかよ。棄権だこんなもん」
≪美術と音楽の成績が万年"2"の藤麓介くん、早くしないと貴様の芸術作品をスライドショーで次々公開するぞ≫
淀橋の合図で校舎に設置されていた巨大モニターにまるで幼い子供の落書きの様な絵が映し出される。
「あ…あれ去年麓介が描いたやつじゃない?」
「淀橋てめェ待ってろ今すぐ殺してやる!!!」」
ブツブツと文句を言いながらも、これ以上恥をさらすのが嫌なのか藤はスタートラインに着いた。
「次の競技って何?」
「えっとね…ま、○○食い競争…って書いてあるんだけど」
「パンじゃねーのかよ」
「ね、今吊るしてある袋動いてたんたけど……」
梓達の不安をよそに競技がスタートすると藤はトップに躍り出た。
「やっぱはえーな」
「まあ普段から鍛えてるようなものだからね…って、え?」
梓は目を見開いた。
何故なら、藤が食らいついた袋からは生きたタコが飛び出したからだ。
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≪淀橋さん、注目の選手はいらっしゃいますか?≫
≪やはりここは百貫デブの美作くんでしょう。自らすすんでカロリーを摂取しに行く、正にデブの鏡です≫
「淀橋ィィてめー覚えてろ!!!」
≪おや…? えーちょっとすみません。ここで当校の養護教諭よりストップがかかりました≫
観客がザワつく中、ハデスがマイクを受け取った。
≪甘いジュースを一気に沢山飲むと血糖値が急上昇して危険だということで…一気飲みはダメなんです。本当!
健康を考慮して青汁2ℓに変更させていただきます≫
「先に言えーっ!!!」
突然の青汁に皆が手を出せないでいる中、本好だけが水を飲むかのように青汁を飲みほしすみれ町に50ポイント加算された。
梓はというと美作に頼まれ藤を探している。
「あ、いた! 麓介!」
「んぁ?」
「やっと見つけた! 探しちゃったじゃない。いつの間に起きたのよ」
「ワリーな、腹減ってさ。なんの用?」
「それが…よくわかんないけど美作くんが呼んでて…」
アシタバの説明に藤は中華まんを頬張りながら首を傾げた。
「美作? なんで?」
≪常伏みどり町の藤麓介くん。
第2種目走者の藤麓介くん。すみやかにグラウンド中央まで来てください。
繰り返します。常伏みどり町の藤麓介くん…≫
突然アナウンスで名前を呼ばれた藤は驚き中華まんを吹き出した。
駆け寄ってきた美作の話では藤が種目に参加すると言って女子を集めたとの事だった。
「冗談じゃねえ、誰が出るかよ。棄権だこんなもん」
≪美術と音楽の成績が万年"2"の藤麓介くん、早くしないと貴様の芸術作品をスライドショーで次々公開するぞ≫
淀橋の合図で校舎に設置されていた巨大モニターにまるで幼い子供の落書きの様な絵が映し出される。
「あ…あれ去年麓介が描いたやつじゃない?」
「淀橋てめェ待ってろ今すぐ殺してやる!!!」」
ブツブツと文句を言いながらも、これ以上恥をさらすのが嫌なのか藤はスタートラインに着いた。
「次の競技って何?」
「えっとね…ま、○○食い競争…って書いてあるんだけど」
「パンじゃねーのかよ」
「ね、今吊るしてある袋動いてたんたけど……」
梓達の不安をよそに競技がスタートすると藤はトップに躍り出た。
「やっぱはえーな」
「まあ普段から鍛えてるようなものだからね…って、え?」
梓は目を見開いた。
何故なら、藤が食らいついた袋からは生きたタコが飛び出したからだ。
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