第35診:波乱の林間学校
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ハデスと梓達5人は陽が暮れるまで正座で叱られた。
「話は以上です。皆さん部屋に戻りなさい。
あっ、牙狼さんあなたはちょっと待って」
「? はい」
才崎に呼び止められ何事かと梓は首を傾げる。
「なんですか?」
「実は校長先生から連絡があってね……」
才崎の話では、三途川から梓を今晩別の部屋に泊めて欲しいと言われたそうだ。
もちろん集団行動が乱れる。と言ったのだが、どうしてもと頼まれ断りきれなかったらしい。
梓は首を傾げながらも、才崎に教えられた部屋の扉をノックするが返事はない。
もう一度、と手を伸ばすと後ろから肩を叩かれ振り向くとそこには……
「どうしたの~梓ちゃん?」
「え…鈍さん! 操ちゃん!?
実は三途川先生が今日はこの部屋に泊まるようにって…」
「ほんとうですかっ!?」
興奮気味に言う操に頷き、梓は三途川が何を考えたのかを理解した。
「操ちゃんと話す時間をくれたんですね」
「そうみたいね~、私も嬉しいわ。こんなに可愛い子達と一緒にいれて…
梓ちゃん、お風呂は入ったの?」
「いえ、まだ……」
「私達もよ。一緒に行きましょ~」
鈍と操に手を引かれ梓は風呂場へと向かった。
ーーーーー
「あのう…」
風呂から戻り梓に髪を整えられながら操が振り向く。
「なあに?」
「よろしいのですか?」
「なにが?」
鈍は操の質問に梓の髪を整えている手を止めて首を傾げた。
「キャラメルおじさんをおい出してしまって……」
「あら~~? 何かおかしい?
だってお布団は2組しかないのよ。あなた達は1組で寝れるけど…どうやったって数が足りないと思わない?」
淡々と話す鈍の言葉に操は暫し考えた後納得したように頷いた。
それに満足したのか鈍は ぐっ と身体を伸ばす。
「さ…て、色々あって疲れちゃったし今日は早めに寝ようかしら…」
「! もうおやすみになられるのですか?」
「あら…まだ眠くならない? ダメよ~~~子供が夜更かししちゃ…」
「なんだか寝ちゃうのがもったいない気がしますね」
少し寂しそうに顔を見合わせる梓と操にキュンときたのか、鈍は1組の布団に枕を3つ並べる。
「だったら3人で寝ましょ……」
.
「話は以上です。皆さん部屋に戻りなさい。
あっ、牙狼さんあなたはちょっと待って」
「? はい」
才崎に呼び止められ何事かと梓は首を傾げる。
「なんですか?」
「実は校長先生から連絡があってね……」
才崎の話では、三途川から梓を今晩別の部屋に泊めて欲しいと言われたそうだ。
もちろん集団行動が乱れる。と言ったのだが、どうしてもと頼まれ断りきれなかったらしい。
梓は首を傾げながらも、才崎に教えられた部屋の扉をノックするが返事はない。
もう一度、と手を伸ばすと後ろから肩を叩かれ振り向くとそこには……
「どうしたの~梓ちゃん?」
「え…鈍さん! 操ちゃん!?
実は三途川先生が今日はこの部屋に泊まるようにって…」
「ほんとうですかっ!?」
興奮気味に言う操に頷き、梓は三途川が何を考えたのかを理解した。
「操ちゃんと話す時間をくれたんですね」
「そうみたいね~、私も嬉しいわ。こんなに可愛い子達と一緒にいれて…
梓ちゃん、お風呂は入ったの?」
「いえ、まだ……」
「私達もよ。一緒に行きましょ~」
鈍と操に手を引かれ梓は風呂場へと向かった。
ーーーーー
「あのう…」
風呂から戻り梓に髪を整えられながら操が振り向く。
「なあに?」
「よろしいのですか?」
「なにが?」
鈍は操の質問に梓の髪を整えている手を止めて首を傾げた。
「キャラメルおじさんをおい出してしまって……」
「あら~~? 何かおかしい?
だってお布団は2組しかないのよ。あなた達は1組で寝れるけど…どうやったって数が足りないと思わない?」
淡々と話す鈍の言葉に操は暫し考えた後納得したように頷いた。
それに満足したのか鈍は ぐっ と身体を伸ばす。
「さ…て、色々あって疲れちゃったし今日は早めに寝ようかしら…」
「! もうおやすみになられるのですか?」
「あら…まだ眠くならない? ダメよ~~~子供が夜更かししちゃ…」
「なんだか寝ちゃうのがもったいない気がしますね」
少し寂しそうに顔を見合わせる梓と操にキュンときたのか、鈍は1組の布団に枕を3つ並べる。
「だったら3人で寝ましょ……」
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