第35診:波乱の林間学校
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「「あっ」」
「こ、こら。待って三途川さん!」
「ダメだってば! 三途川さん!!」
「なぁ、アシタバと梓のあのサルは一体どうしたんだ」
「オレにもよくわからん」
追いかけたサルは物置小屋に入ってしまった。
アシタバが辺りを見回しなから小声で呼ぶが、戻ってくる気配は一向にない。
そんな姿を気にも止めず、美作達はズカズカと中へ入っていく。
「もしもの時はあの猿捜してたってことにすればいいんじゃない」
「偉い。本好その通り」
さらにはサルを忘れて小屋の中を物色する3人を止めようと、アシタバと梓も小屋の中に足を踏み入れた。
ところが……
「!!?」
梓は思わず後ろへ飛び退いた。
「? どうしたの、牙狼さん」
「う、ううん。今向こうで物音がしたからちょっと見てくるね」
梓は咄嗟に嘘をついた。
まさか入った瞬間、無数の病魔に囲まれている感覚がした。などと言える訳がなかったからだ。
「うぅ…まだ気持ち悪い………あれ、この感じ……病魔?」
小屋から離れて初めて本物の病魔の気配があることに気付いた。
意識を集中して気配のする方へと向かうと…
「え…ハデス先生……?」
「あれ!? 梓さ…「梓おねえさん!!」
ハデスの言葉を遮り抱き付いてきた少女を見て梓は目を見開いた。
「え!? まさか…操ちゃん!!?」
「おねえさん! 梓おねえさん!!」
「どうして梓さんがここに…?」
「ハデス先生こそ! しかも操ちゃんまで…」
「うわあああああああ!!!」
突然叫び声が響き渡る。
「な…なんだ!? 今の声は…子供の声のような……」
「アシタバくん……?」
「えっ…?」
「むこう側の納屋からだとおもいます。行ってみましょう」
操に導かれるままに辿り着いた先はやはり先程の物置小屋。
中から慌てた様子の美作、藤、本好が飛び出してきた。
「!! な…皆まで!!? 何してるの、こんな所で」
「えっ、先生!!?」
「うわ~良かった良かった良くねーけど。なんだよ、これも病魔なのか!? ヤベーよ先生、アシタバが~~~」
「アシタバくんが…!?」
「おい、通せガキ共!!」
狼狽える藤や美作を見て異変を感じ取ったハデスは納屋に足を踏み入れ目を見開いた。
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「こ、こら。待って三途川さん!」
「ダメだってば! 三途川さん!!」
「なぁ、アシタバと梓のあのサルは一体どうしたんだ」
「オレにもよくわからん」
追いかけたサルは物置小屋に入ってしまった。
アシタバが辺りを見回しなから小声で呼ぶが、戻ってくる気配は一向にない。
そんな姿を気にも止めず、美作達はズカズカと中へ入っていく。
「もしもの時はあの猿捜してたってことにすればいいんじゃない」
「偉い。本好その通り」
さらにはサルを忘れて小屋の中を物色する3人を止めようと、アシタバと梓も小屋の中に足を踏み入れた。
ところが……
「!!?」
梓は思わず後ろへ飛び退いた。
「? どうしたの、牙狼さん」
「う、ううん。今向こうで物音がしたからちょっと見てくるね」
梓は咄嗟に嘘をついた。
まさか入った瞬間、無数の病魔に囲まれている感覚がした。などと言える訳がなかったからだ。
「うぅ…まだ気持ち悪い………あれ、この感じ……病魔?」
小屋から離れて初めて本物の病魔の気配があることに気付いた。
意識を集中して気配のする方へと向かうと…
「え…ハデス先生……?」
「あれ!? 梓さ…「梓おねえさん!!」
ハデスの言葉を遮り抱き付いてきた少女を見て梓は目を見開いた。
「え!? まさか…操ちゃん!!?」
「おねえさん! 梓おねえさん!!」
「どうして梓さんがここに…?」
「ハデス先生こそ! しかも操ちゃんまで…」
「うわあああああああ!!!」
突然叫び声が響き渡る。
「な…なんだ!? 今の声は…子供の声のような……」
「アシタバくん……?」
「えっ…?」
「むこう側の納屋からだとおもいます。行ってみましょう」
操に導かれるままに辿り着いた先はやはり先程の物置小屋。
中から慌てた様子の美作、藤、本好が飛び出してきた。
「!! な…皆まで!!? 何してるの、こんな所で」
「えっ、先生!!?」
「うわ~良かった良かった良くねーけど。なんだよ、これも病魔なのか!? ヤベーよ先生、アシタバが~~~」
「アシタバくんが…!?」
「おい、通せガキ共!!」
狼狽える藤や美作を見て異変を感じ取ったハデスは納屋に足を踏み入れ目を見開いた。
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