第35診:波乱の林間学校
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アシタバの元へ行こうとするも、呼び止められて振り返る。
「何?」
「なあ、5番誰か知らねぇ?」
「5番……?」
藤の言葉を聞いて梓の顔は自然とほころぶ。
「な、何ニヤニヤしてんだよ。キモチワリーな」
「別にー。5番の人なら向こうにいたよ」
「マジ? サンキュー」
ヒラヒラと手を振って立ち去る藤の背中に「ミクちゃん、頑張れ」と呟いた。
しばらくすると花巻のいた方から藤の焦った声が聞こえてくる。
「麓介がテンパってる……あ、なんだ…アシタバくんあっちにいたんだ」
梓は藤と花巻の様子を見ているアシタバを見つけ駆け寄った。
「アシタバくん!」
「わっ!? 牙狼さん…な、何?」
「私12番なんだ。アシタバくんとペアみたい」
「そ…そうなんだ…」
「?」
アシタバの歯切れの悪い返事に疑問を抱いていると……
「私も12番なんだ。よろしくね」
「!? ……み、三途川せ……さん…」
アシタバの後ろには12番のクジを見せる三途川の姿があった。
どうやら生徒が1人増えたことで1組だけ3人チームになったようだ。
若干の不安を感じながらもオリエンテーリングはスタートした。
ちなみにクラス委員の御手本と組むことになった美作は「男と2人とかやってられっか!!」と言いながら梓達のペア について来ることとなった。
ーーーーー
山道を歩きたどり着いたポイントでは海賊のような格好をした社会担当教師である大海原 航 が待ち受けていた。
「えー、それでは…まんが雑誌『週刊少年ジャンプ』からの出題です」
「社会科関係ねぇ!!」
「そんなことない! ギリギリ日本史だ!」
「ふっ…小賢しい」
「なにっ!?」
胸を張る大海原に呆れていると、三途川が不敵な笑みを漏らす。
「"週刊少年ジャンプ"を創刊号から毎週欠かさず読んでいるこの私に挑もうとは…
片腹痛いぞ、大海原先生!!」
「き…貴様、何奴!?」
こうして生徒達は数多の試練をくぐり抜け、次々とカレーの食材を獲得していった。
「福神漬けとらっきょうGET!!」
「あれは強奪したと言うんじゃ…」
「いいんじゃねーの。海賊ということで」
「三途川先生って…」
「本当にいくつなのかな…」
美作の後ろで梓とアシタバはこっそり顔を見合わせた。
.
「何?」
「なあ、5番誰か知らねぇ?」
「5番……?」
藤の言葉を聞いて梓の顔は自然とほころぶ。
「な、何ニヤニヤしてんだよ。キモチワリーな」
「別にー。5番の人なら向こうにいたよ」
「マジ? サンキュー」
ヒラヒラと手を振って立ち去る藤の背中に「ミクちゃん、頑張れ」と呟いた。
しばらくすると花巻のいた方から藤の焦った声が聞こえてくる。
「麓介がテンパってる……あ、なんだ…アシタバくんあっちにいたんだ」
梓は藤と花巻の様子を見ているアシタバを見つけ駆け寄った。
「アシタバくん!」
「わっ!? 牙狼さん…な、何?」
「私12番なんだ。アシタバくんとペアみたい」
「そ…そうなんだ…」
「?」
アシタバの歯切れの悪い返事に疑問を抱いていると……
「私も12番なんだ。よろしくね」
「!? ……み、三途川せ……さん…」
アシタバの後ろには12番のクジを見せる三途川の姿があった。
どうやら生徒が1人増えたことで1組だけ3人チームになったようだ。
若干の不安を感じながらもオリエンテーリングはスタートした。
ちなみにクラス委員の御手本と組むことになった美作は「男と2人とかやってられっか!!」と言いながら梓達の
ーーーーー
山道を歩きたどり着いたポイントでは海賊のような格好をした社会担当教師である
「えー、それでは…まんが雑誌『週刊少年ジャンプ』からの出題です」
「社会科関係ねぇ!!」
「そんなことない! ギリギリ日本史だ!」
「ふっ…小賢しい」
「なにっ!?」
胸を張る大海原に呆れていると、三途川が不敵な笑みを漏らす。
「"週刊少年ジャンプ"を創刊号から毎週欠かさず読んでいるこの私に挑もうとは…
片腹痛いぞ、大海原先生!!」
「き…貴様、何奴!?」
こうして生徒達は数多の試練をくぐり抜け、次々とカレーの食材を獲得していった。
「福神漬けとらっきょうGET!!」
「あれは強奪したと言うんじゃ…」
「いいんじゃねーの。海賊ということで」
「三途川先生って…」
「本当にいくつなのかな…」
美作の後ろで梓とアシタバはこっそり顔を見合わせた。
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