第34診:目指せ男前!?
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そうこうしている内に刀哉の身体はどんどん下がっていき、ついには梓の足が浮き上がり、片手だけで全てを支えた状態となった。
「梓さん! 刀哉くん!!」
梓達の真下でハデスが両手を広げている。
「ハ…デス、先…生…」
「うわっ!!?」
ハデスが来たことで安堵し力が抜けたのか梓の手が窓から離れた。
ハデスは落ちてくる男気 を咀嚼する。
「…せっ…先生~~~~っ!!!」
「まったく…むぎゅっ」
刀哉を受け止めきれず押し潰されたハデスは次に落ちてくる梓の為、すぐさま半身を起こした。
その時ハデスが見たのは獄狼 の背に乗せられゆっくり降りてくる梓。
獄狼 は梓を地面に降ろすとすぐに姿を消した。
その姿が完全に消える直前、梓の頭を撫でる2本の人間の手が見えた気がした。
「…今のは…?」
ハデスは自分の上にいる刀哉を降ろし梓に駆け寄る。
「大丈夫!? 梓さん…」
「な…なんとか…」
フラつきながら立ち上がる梓に手を貸し、右肩に触れる。
「いっ……!?」
「ごめんね、これは…痛い?」
「はい…少し」
そのまま何かを確かめるようにハデスは梓の腕を上下左右に動かしたり、回したりしてホッとした顔で手を放した。
「骨は大丈夫だね。でも筋肉は痛めてると思うから後で湿布を貼るね」
「はい」
頷きながら梓はクスリと笑う。
「どうしたの?」
「いえ…保健の先生っぽいなと思って…」
「養護教諭ですよね。元から…」
ツッコミを入れたのは千鳥足で歩み寄ってくる刀哉だった。
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「梓さん! 刀哉くん!!」
梓達の真下でハデスが両手を広げている。
「ハ…デス、先…生…」
「うわっ!!?」
ハデスが来たことで安堵し力が抜けたのか梓の手が窓から離れた。
ハデスは落ちてくる
「…せっ…先生~~~~っ!!!」
「まったく…むぎゅっ」
刀哉を受け止めきれず押し潰されたハデスは次に落ちてくる梓の為、すぐさま半身を起こした。
その時ハデスが見たのは
その姿が完全に消える直前、梓の頭を撫でる2本の人間の手が見えた気がした。
「…今のは…?」
ハデスは自分の上にいる刀哉を降ろし梓に駆け寄る。
「大丈夫!? 梓さん…」
「な…なんとか…」
フラつきながら立ち上がる梓に手を貸し、右肩に触れる。
「いっ……!?」
「ごめんね、これは…痛い?」
「はい…少し」
そのまま何かを確かめるようにハデスは梓の腕を上下左右に動かしたり、回したりしてホッとした顔で手を放した。
「骨は大丈夫だね。でも筋肉は痛めてると思うから後で湿布を貼るね」
「はい」
頷きながら梓はクスリと笑う。
「どうしたの?」
「いえ…保健の先生っぽいなと思って…」
「養護教諭ですよね。元から…」
ツッコミを入れたのは千鳥足で歩み寄ってくる刀哉だった。
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