第3診:アシタバくんの長い一日
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そもそもなぜこんなことになっているのだろう…と考えるアシタバと梓に三途川は顔を近づけた。
「君達」
「わっ!?」
「悪いが先生を少しの間借りても構わないだろうか?」
「え…えっと…」
「よければ君達も一緒に来てくれると嬉しいが…」
一緒に行って大丈夫なのかと2人は目を合わせ、三途川を見ると優しく頷いている。
しばらく歩いたところで三途川が口を開いた。
「そうか、君達があの梓くんとアシタバくんか」
「私たちのこと知ってるんですか?」
梓の疑問にハデスが答えた。
「ああ…ごめんね、僕が話したんだよ」
「病魔の気配がわかる不思議な少女と、勇気ある保健室の利用者だそうだね」
少し歩いたコンビニの前で三途川は足を止めた。
「そうだな…このあたりなら見つけ易いか。
以前ここを通ったとき気になるものを見てね…それを逸人くんにぜひ確認してもらいたいんだよ」
「気になるもの…?」
「私が君に頼ることといったらひとつしかないよ」
「…?」
三途川の言葉を聞き終わる前に梓はコンビニを凝視していると、慌てているような、困惑しているような表情の男子生徒が出てきた。
「なるほど……こういうことですか」
「なんだ? もう見つけたのか。
しかし彼女が病魔の気配がわかるというのは本当だったんだな。しかも逸人くん、君よりも反応が早い」
感心している三途川の横で梓は内心、やっぱり…と思いながらも先程の男子生徒に近づいた。
「君…ちょっといいかな」
「…!!? あ…う…うそだろ、あんた保健室の…なんで…!?」
「有名人だねぇ」
「カバンを…隠したね。何か見られると困るものでも入っているのかな…?」
観念したようにカバンを開けると、そこには大量のお菓子やジュース等が入っている。
「じ…自分でもわかんないだ………なんかやっちゃうんだよ! 何度も…
お…俺だってこんなこと…したくてやってる訳じゃないのに、止まらなくて…!!」
自分止められないので誰かに止めてもらおうと思ったが、どんなに大胆に万引きしてもバレず、自首してもヘンな奴扱いされるだけだという。
.
「君達」
「わっ!?」
「悪いが先生を少しの間借りても構わないだろうか?」
「え…えっと…」
「よければ君達も一緒に来てくれると嬉しいが…」
一緒に行って大丈夫なのかと2人は目を合わせ、三途川を見ると優しく頷いている。
しばらく歩いたところで三途川が口を開いた。
「そうか、君達があの梓くんとアシタバくんか」
「私たちのこと知ってるんですか?」
梓の疑問にハデスが答えた。
「ああ…ごめんね、僕が話したんだよ」
「病魔の気配がわかる不思議な少女と、勇気ある保健室の利用者だそうだね」
少し歩いたコンビニの前で三途川は足を止めた。
「そうだな…このあたりなら見つけ易いか。
以前ここを通ったとき気になるものを見てね…それを逸人くんにぜひ確認してもらいたいんだよ」
「気になるもの…?」
「私が君に頼ることといったらひとつしかないよ」
「…?」
三途川の言葉を聞き終わる前に梓はコンビニを凝視していると、慌てているような、困惑しているような表情の男子生徒が出てきた。
「なるほど……こういうことですか」
「なんだ? もう見つけたのか。
しかし彼女が病魔の気配がわかるというのは本当だったんだな。しかも逸人くん、君よりも反応が早い」
感心している三途川の横で梓は内心、やっぱり…と思いながらも先程の男子生徒に近づいた。
「君…ちょっといいかな」
「…!!? あ…う…うそだろ、あんた保健室の…なんで…!?」
「有名人だねぇ」
「カバンを…隠したね。何か見られると困るものでも入っているのかな…?」
観念したようにカバンを開けると、そこには大量のお菓子やジュース等が入っている。
「じ…自分でもわかんないだ………なんかやっちゃうんだよ! 何度も…
お…俺だってこんなこと…したくてやってる訳じゃないのに、止まらなくて…!!」
自分止められないので誰かに止めてもらおうと思ったが、どんなに大胆に万引きしてもバレず、自首してもヘンな奴扱いされるだけだという。
.